草津温泉 秋 紅葉

草津温泉 

     草津温泉は、日本でも指折りの温泉地です。 この草津温泉が群馬にあることは分かっている人は多いのですが、この温泉の位置関係が分からない方も多いのではないでしょうか! 「長野県の紅葉情報」・・・・ここはとてもよく紅葉情報が載っています。 [草津高原ルートの紅葉情報]

     というのは、この周辺は温泉も豊富であり山岳道路も多種あって、これらが長野県側と群馬県側に複雑に入り組んでいるからなのです。 今日は、特にこうした草津温泉から山岳道路に入った場所の美しい風景を紹介しながらたびをすすめていきたいのです。 一般的に草津温泉に入る前にバスなどは草津白根と呼ばれる山頂のお釜のある場所に案内されて「おはち巡り」などと呼ばれる火山帯の探索を行いますが、この場所と、その先に特に見逃してはならない場所が沢山あるのです。 そこで今回は、草津温泉から少し登った場所までの風景の美しさを堪能してみようとおもうのです。

      この草津温泉の街中からほんの20分程度で実はあのお釜まで行けるルートがあります・・・・それは、空中ケーブルを利用する方法です。 以前このコースを車で走っていると何か鉱山のいいしでも運んでいるような小さなケーブルが走っていたのです・・・あんな小さいものがと思っていたのですが、傍に行き見ると周辺があまりにも広大なのでケーブルが小さく見えていたのです・・・特にここの秋の美しさは素晴らしく多分ヘリコプターにでも乗って下界の、草津温泉の町を一望しているかのような展望遊覧は、これは絶対見逃せないパノラマ風景でしょう・・・・誰にとっても夢のような点描風景であることには違いないのでしょう・・・・ では、今日はその周辺の風景を写真と文でつづって紹介してみましょう・・・・

草津温泉にて

 

     草津温泉といえばなんといってもこの風景でしょう・・・・この硫黄の臭いを嗅いで足湯に入りそして余裕があれば露天に入りそして山に向かうといったコースが一般的な一日のコースなのでしょう・・・・

 

草津温泉秋

 

ケーブルから見るケーブル小屋

草津ガイド

        草津で楽しんだ後、早速山の方へ登ります・・・・ケーブルの発信地では、昔の鉱山跡が生々しく残っておりその歴史が伺われます・・・それでもこのケーブルは歴史のあるもので本当に古いのです・・・・古の歴史を刻んでいる有名なケーブルなのでしょう・・・遠く下界の風景がかすみます!  草津の旅で、もちろん出湯の旅も素晴らしいのですが、この地域から少し山側を覗いてみるとこのように美しい草原が広がります・・・・いや草原というより高原と秋ならばその広大な紅葉風景です・・・

 


そして道の蛇行に引き続き、草津白根の姿が郵送に見え隠れしてきます! この辺からの地形の複雑さが醸し出す独特の境地が始まるのです。 そして、この場所から数キロで長野県の県境へと入り、そこからはあのスキー場で名だたる猪谷千春のスキーで一躍有名になった志賀高原へと誘われて行くのです。 上の写真は秋の草津から少し登った場所からの山を見渡す風景の一部です・・・・この時は、とても暖かい日和でゆったりと高原の紅葉を見て楽しめたのでした・・・・抜けるような青い空、そして手前の草津の温泉の臭いも立ち込めていました・・・・

 

草津秋  高原ルートをはしる

 

 先に紹介した草津温泉から山岳道路に至る道は、嘗ては有料道路で構成されていましたが、今では作ってから時代も過ぎて無料で通行できるようになりました。 実際の名称は、「草津滋賀高原ルート」ですから、如何に高い場所を通過しているかがその名称からもお分かり頂けるでしょう。 ところで、ここの道両脇、特に左側には、春に咲く石楠花群が咲きそろうのです。 実に圧巻であり沢山の山岳愛好者がこの地域を先ず訪れるのです。 春良い場所は秋も良し! その通りで、秋の景観は本当に素晴らしく私たちはどちらかというと秋の景観風景が大好きです・・・・と言うのも春も素晴らしいのですが、秋は空気がすっきりしていて遠方の山々がしっかりと捉えられるので好きなのかも知れません・・・ 


そして、ここから草津白根を超えて少し走って行くと誰でも見過ごすことのない、やや野性的な地形の場所に丁字路があらわれるのです。 そしてそこには、万座方面という看板があるはずです。 そうなのです、この方向へ行くと天下の名温泉「万座温泉」が静かに佇んでいるのです。 はっきり言うと草津の湯は熱くてキツイ湯です。 決して柔らかな湯ではないでしょう・・・しかし一山越えたこちら側の湯はやんわりと体に染み渡る名湯、白濁の湯なのです。 勿論色はやや黒いのから緑色とその種類は豊富ですが、一泊だけ泊まってもとてもその総ての泉質を体験するのは困難でしょう・・・それ程この周辺は、温泉が豊かな場所なのです。 この万座温泉は、真冬時期にはこの高原ルートが閉鎖されているので、浅間山の東側の地域から入り込む有料道路があるので、それを利用すれば直行で行くことが出来るのです。 未だ訪れたことのない方々は是非ともこのルートを心にとめておいて欲しい場所の一つなのです。

草津秋に見る

 

草津ロープウエイと鉱山跡を見る

上の写真のような場所は、暫く蛇行して車を走らせる必要がありますが、それと主にだんだん高度が上がってきます・・・そして何時しか鉱山跡が目の前を横切ります・・・その時点から周辺の山々が切り立って現れてきたとき、このようなロープウエイが現れるのです。 このロープウエイは、右側にある草津白根の直ぐ脇まで一気に登ることの出来るもので、終点からの眺めもいいのですが、山頂から白根の登り口までバスの移動も可能です。 ここに車を駐めて車のハンドルとお別れしてゆったりと周辺のムードを楽しむといった楽しみかたも出来る場所なのです・・・・きっとそのほうが時間的には多少かかっても素晴らしい高原風景と気分を味合うことが出来るでしょう・・・・。

 

草津のケーブルからの眺め

    白根火山帯の白根山の周辺は紅葉も素晴らしいのですが、岩のがれきが沢山際立っていてその迫力も素晴らしい場所となっています・・・・これはケーブルから望む風景であり車では見られない風景です・・・・まだまだ自然が沢山あることがわかり、車でだんだんと登ってくる一般道路との対比が楽しめるのです・・・・

いよいよ草津白根が・・・・

 そして再び、暫くこうした草原風景を走りながら自然を十分堪能しましょう・・・・ ここの地域は、最初非常に広大な場所が感じられて、そしてまたいつの間にか狭くなり、またまた山頂の峠付近でまたまた広大に展開して、最後には遠く長野県のアルプス風景まで堪能できるといった高原ルートのなにふさわしい素晴らしい高原ルートです。 それに伴い樹林帯もその高度に応じて自然に綺麗に分別されており自然観賞にはもってこいの場所なのかも知れません。

    さて、大分車も登ってきたものです・・・・しかしこの高原ルートは、まだまだ続くのです。 まだまだ紹介したいことが沢山ありますが今回はこの辺で終わりと致しましょう。 最も他のページで、動画なども紹介しているので好みの方はどうぞ立ち寄ってみていってください。 美しい高原の秋などを満喫できることでしょう。 とにかく高原のルートと言えば吾妻スカイライン、そして磐梯スカイラインなどと沢山ありますが、スケールではとにかくこの草津高原ルートにはかなわないでしょう・・・・ しっかりと自覚を持って運転してみてください。 

   このスカイラインは風景の美しい場所には、駐車のための広場が用意されているのでその点は心配ないのです。 またあわてる運転もしなくて済むでしょう・・・・というのは、それ程広大なスケールの風景なので、人が来ても余り混み合わず目立たないと言うことなのかも知れません。 そして、先ほども万座温泉があると言いましたが、そこから長野県の高山温泉方面へ抜ける林道もあるのです。 また、この高原ルートの丁度南側の山脈にも、この道に相対している万座からの高原ルートが静かに横たわっているのです。 いずれにしてもこの周辺は、旅日程がいくらあっても間に合わないほど見る場所が多いので、一度ですべて見よう楽しもうなどと言う考えを起こさずゆったりと見て回ると言うことが何より大切なのかも知れません。 冬はスキーそして夏から秋は、素晴らしい行楽のチャンスを与えてくれるこの高原ルートを、自分のペースでゆったりと楽しんでは如何でしょうか・・・・・

草津温泉より

 

 さて、皆様はこの草津温泉地域からどちらに向かってお帰りになりますか? 実は、この辺は、浅間山に非常に近く、裏側になっているのです。そして、鯉料理で有名な佐久、そして軽井沢アウトレットで有名な軽井沢が目と鼻の先なのです。 せっかく来たのですからその周辺の探索を交えて首都圏にお帰りになれば高速道路が続いていて足早にお帰りになれるという所なのです。  「草津温泉街中紹介」はこちら!

草津から軽井沢案内地図

 

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