只見川 紅葉 旅

只見川 田子倉ダム周辺

    今年2019年も秋の紅葉到来! けさのNHKで、只見湖周辺の紅葉が放映されました。 紅葉は丁度よいようです。 今年は思ったよりも遅い紅葉となりました・・・ここでは、只見湖を福島県から新潟県に抜けるコースを紹介しています。 奥只見の紅葉情報は、こちらから

福島県では、「福満虚空蔵尊圓蔵寺」をお参りしてから、只見川沿いを登ります。 紅葉は最高です。 色が高い山の葉の色をしています。 真っ赤です・・・そして田子倉湖に至りました。・・・・ここでは、そこまでのコースを詳細に紹介しています。

福島県の紅葉も素晴らしいが、只見から田子倉ダムに向けて行くコースの紅葉の美しさは、とても素晴らしい! 真っ赤な山の中の紅葉の美しさが再現されるからだ! 決して平地ではないにしても、道すがら自動車の通行可能な道でこれほど美しい紅葉に出会えるのは、一寸考えられないからである。 とにかくこの只見川の流域から田子倉湖そして田子倉湖畔の美しさと、街道筋の紅葉の美しさは、これでもか、これでもかと紅葉が迫ってくるのである。 何も湖畔に船でゆかなくとも上から見ているだけで十分であれう・・・ある面、よく考えると鉄道でゆったりと外を見ながらの紅葉狩りも決して悪くはない! でも、途中で止まりたい時に止まれないといった不自由がある。 そして、奥只見の二つのコースを比較してもこのコースのほうが断然良いということを証明したいのである! 参考:「田子倉ダムと周辺

 

  参考:この只見地域に首都圏から行くのには、意外と距離があり、お勧めしたいのが、福島の紅葉を一日見て泊まってから、出かけると良い! そうすると只見地域の紅葉を思い存分堪能することが出来るからです。 福島猪苗代周辺の温泉に泊まると、次の日は、只見に向かいます。 高速を会津坂下ICから下りて、柳津町に向かいます。 歴史に名高い「福満虚空蔵尊圓蔵寺」をお参りして、いよいよ只見地域の紅葉探索です。 只見川が、脇を流れており、沼沢湖、そして小さな温泉が点々とあります。 湯につかるのも由、道を急ぐのも由でしょう・・・そして目指すのが、田子倉湖ということです。 この間の紅葉は、燃え上がるような色で人の心に迫ってきます・・・252号線は、ダム工事の道だけあって走行は素晴らしく、周辺の紅葉には、圧倒されるでしょう・・・そして、関越道の小出町を目指します。 六日町には、八海山がきれいに展望できます。 好きな人は、そちらを登ってから、帰途につくのも良いでしょう・・・この只見の道筋は、意外と道路事情がよく、誰でもスムーズに走ることが出来るコースです。 運転技術はそれほど高くなくても大丈夫です・・・但し、奥只見湖のほうは、条件は、異なり、道も険しく、大変なドライブコースです・・・そちらのほうは、後から紹介してみましょう・。・・

 



裏磐梯の紅葉を見てから福島の温泉地に宿泊して奥只見を目指す・・・そうしたコースが定番となるでしょう。 トピうのも直接奥只見に新潟からゆくのは楽なことですが、福島と新潟の県境を見て歩かなければ只見を見たということにはならないからです!★★★ 裏磐梯紅葉特集・・「裏磐梯紅葉1」「裏磐梯紅葉2」「裏磐梯から紅葉3」「裏磐梯から紅葉4」「裏磐梯紅葉5」「裏磐梯紅葉6」「裏磐梯紅葉7」等など 「いいたび日本・・日光紅葉

只見川は、広く知られた素晴らしい紅葉の地だ! きっと関東付近の人はバスなどで奥只見の旅に出るが、それは発電所との組み合わせで見てくる機会が多いのかもしれない。 地図でよく見ていただけばわかるのであるが、この奥只見周辺は、なかなか広大な地域であり旅の情報も少ないのが常である。 最初は知らなかったが、只見地域は、田子倉湖と奥只見湖に分かれている。 この両方の湖を一度に見るのは、距離的にも時間的にもその広大さからも無理であろう! 私は最初はまず田子倉湖から見に行ったのである。 どのようなコースかは、これから述べるが、秋の磐梯山の紅葉がすでに始まっているときであった。 ちょっと関東からこの田子倉湖周辺に行くのも時間的に一日では無理があったので、猪苗代湖の周辺に宿をとったのである。 そうすれば無駄のない楽しい旅ができるからなのである。 まず磐梯山付近の有料道路で紅葉を堪能して、猪苗代近辺に泊まり、そこからがいよいよ田子倉湖への旅ということになるのである・・・・ここは、比較的この方面へ行くのには道が良く出来ており、ここから高速で会津坂下まで行き、そこから温泉で有名な柳津、そして只見川をのぼり田子倉湖へとコースを取ったのである。  お薦め: 最新の田子倉湖紹介写真  ☆ 参考事項: 只見川周辺の温泉町はここで紹介!

 

     まずこの頃の磐梯山周辺の風景と言えばこのように素晴らしい光景がくり広げられている。 空気は、乾燥しており肌にピリットとした感じが漂う! こうした日の次の日は、天候が心配である。 秋の日は、天候が変わりやすいからなのである・・・

 

     こうしてコースを進めると只見川の流れは、とうとうとして大河を思わせる流れである。 然しこの川は、流れが静かであり何か湖を思わせるように流れである。 対岸の山の反映は素晴らしく、然し釣り人は一人たりともいないのが不思議であった。 この地域を見ているだけで、昔の街の繁栄が忍ばれる地でもあるのだ。 最も下に紹介する柳津の寺からもその一端が見え隠れしているようにも思えるのだが・・・・

 

     柳津の福万虚空蔵尊である。 周辺はただ川に囲まれているとはいえ静かな佇まいの中に多くの温泉地が点在する素晴らしい場所である。行くたび過去の地域はTVで紹介されているのでご存じの方が多いだろう・・・

 

     柳津温泉からの眺める床の風景しかないので誰も知っている光景! 只見川の橋梁を渡り国道筋からこのような静かな場所に至る・・・・特に秋の静かな時には、温泉の湯けむりが風情をそそる・・・・温泉地であるがゆえのまんじゅう屋の湯気は、何か温泉と相対して感情をそそるものである・・・皆の心を土産屋に誘うのであろうか!

     街中の通りは決して活気づいてはないにしても、満腹虚空蔵尊のある村であり歴史的には名高い場所である。 この時にも多くの観光バスが来て観光を実施していたのである! 然し、ここから田子倉方面へ行くようなバスは見られなかった・・・・ということは田子倉ダム近辺は、やはり僻地と思わなければならないのである・・・・そういうところにこそ、美しい紅葉風景があるのではないか・・・・

     この街道筋は、車の交通量は殆ど無く静かな紅葉を堪能できる。 ただ只見川が道の右側を流れており対岸にも沢山の民家があるのが認められるが、あまり橋はないようなので対岸に簡単に行くには道が限られている様である。 途中感ずることは、度々現れる民家で、少し時間を戻すことが出来れば、あの赤い屋根が茅葺屋根の頃訪れたならば、もっと素晴らしかったのだろう・・・・などと思いながらの旅となったのである。 それ程この周辺は昔の雰囲気が立ち込めている静かな場所といえるのである! 

 

     田子倉湖に至る道は、だんだんと高度を得て登っているためか、ほとんど坂という坂は見られなく、ほんの最後に数回のカーブの道を登るともう田子倉湖が出てくるのであった・・・そしてなんといっても素晴らしいのは、その湖が近づくに従い急に紅葉が燃えるようになって来ることなのであった・・・・こんなに素晴らしい紅葉色は、近年見たことがないというほど真っ赤にそして真っ黄色に輝いているのであった! こうした色は高山に行かないと見られない紅葉である! 

   この街道筋を田子倉へと上りゆくと、周辺はこうした民家が続くのである・・・決して関東のそれと比較はできないにしても、やはり蔵などの作りはしっかりとしており積雪に耐える形状が見えてくるのであった。 それにしても、往時からの大工の蔵などの作りは手抜きはなく芸術的な場所が多いということが、ありありと感じられる家並みなのである! ここは、ふと止まった場所であるが、実は男滝、女滝を見るコースの入口であった・・・・とにかく今までの紅葉の光景とは異なるので目を引いたのであるが、素晴らしい観光名所であり、紅葉の始まり地点でもあったのだ・・・・時間があれば、こうした滝も見物したいのであるが、かなり先が遠いので、残念であった! 心のなかでは、この先の紅葉が楽しみ担ってきたのである・・・・・・・

   只見川対岸の家々・・・・非常に趣きのある風景でもある・・・・紅葉時期に、こんなに素晴らしい反映は、暫く他の地では、見ることができなかったからである・・・・

     この時の結局雨に降られてしまい前日の天気とは裏腹の天候になってしまった・・・・それでも道行くすがら、紅葉の色はボリュームを増して、色濃くなってゆくのである・・・こうした心境で田子倉ダムまで辿り着いたのである。

 

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