雲巌寺 を歩く

 

雲巌寺周辺を辿る

☆20232218:県北には紅葉の美しい場所がたくさんあります。その一つが、雲巌寺です。 場所としては叶い遅い紅葉が見られます。 今日は、雲巌寺の紅葉を紹介してみましょう・・・八溝山地のふところ深く、清らかな渓流に沿う境地に佇む臨済宗妙心寺派の古刹(こさつ)、雲厳寺。ここは出家した僧が集う禅宗の修行道場と紹介されています。 「雲巌寺の紅葉-1」「雲巌寺の紅葉-2」「雲巌寺の紅葉-3」「雲巌寺の紅葉-4

雲厳寺の秋

 

雲厳寺手前の風景と民家

★20200709: 雲巌寺の西側にある名刹、千丈の滝が、復活して水が流れ出したという情報です。 雲巌寺の住職は、「そこにある景観を活用して、楽しむことは、心の余裕の部分として大切なこと。 この滝を一服のせいりょうざいとして活用したい」と述べているそうです。」7年くらい前から水量が減りだして、しばらく落水が止まっていたという・・・この雲巌寺は約700年前に建立され、その時からこの滝が用意してあったというから驚かさrてます・・・・今年の艦娘樹では、ますます、この滝も有名となり、秋には素晴らしい景観を見せてくれることでしょう。

雲厳寺入り口の赤い橋

20191118: 雲巌寺の紅葉の見頃が近づき、現在大田原市内は、紅葉の真っ盛り。 雲巌寺の効用というとそれから一週間後の今週の松が最高の見頃となります。 とにかく雲巌寺の見頃は、予定するのが難しく困惑するのが常ですが、今年2019年は、間違いなく今週の松が最も見頃となります。 吉永小百合の宣伝で有名となった雲巌寺の紅葉をぜひ皆様に見ていただきたいものです。

ここで少し雲巌寺の素晴らしい紅葉の様子を紹介してみましょう・・・・

雲岩寺周辺を辿るためのページです。 雲岩寺まで行くと、その豪華な寺を見て変える人も多いのですが、紅葉の時期には、もっと奥の方まで観光に行くことも良いでしょう・・・いわゆる観光としての探索です。 紅葉は、素晴らしく輝き最後には、ここで紹介している場所にたどり着きます。ぜひ探索してみてください・・・

★20190427:

【大田原】雲巌寺のそばに、築loo年以上の古民 家を活用した縁側カフが28日から3日間、オープンする。訪れる人にくつろぎの場を提供し、緑豊かな地域の
良さを感じてもらおろと、住民有志の「やみぞあづまつぺ協議 会」が企画した。 地元•須賀川地区産の茶葉を使って会員たち が作る和紅茶「雲巌の静謐」で来訪者をもてなす。
地元産紅茶など提供
古民家は雲巌寺が管理する勺「中庵」。荒廃した茶畑 を再生し、地域を活性化し ようと紅茶作りを行う同協 議会の作業所となってい る。夏木立は、「雲巌の静謐」を味合う場所として実現・・・

雲巌寺所有の古民家「中庵」をお借りして、大型連休に縁側カフェを開きます!

期間限定縁側カフェ「夏木立」

実施日 4月28日(日)29日(月)30日(火)

時間  午前10時~午後3時

場所  中庵(雲巌寺から徒歩3分)

お休み料  500円 (紅茶とお茶うけ)

リノベーションした広い古民家でのんびりとお過ごしください(^^♪ お待ちしています(^^)/

※松尾芭蕉の俳句から縁側カフェの名前を「夏木立」としました。

松尾芭蕉が禅の教えを受け、師であり尊敬する友人として慕っていた仏頂国師が、かつて『雲巌寺』で修行をしたことから、芭蕉自身も元禄2年(1689年)4月に『雲巌寺』を訪れ、仏頂国師を偲び『句』を残しています。

『啄木(きつつき)も庵(いお)は破らず夏木立』

1)紅葉の時期について

2)雲巌寺の階段なしの登り方

3)雲巌寺から上の方(北の方)は、紅葉は、どうなっているのか

4)帝国林業の素晴らしい紅葉

5)帰りがけのコースで紅葉の民家を見る

6)旅の概要と地図の説明


 

1)紅葉の時期について

★20171121: 雲巌寺が、紅葉の見頃を迎えています・・・

 黒羽の雲巌寺は、春秋と素晴らしい景観を漂わせます。 この周辺は、もみじ類が、道沿いに沢山あって、これが紅葉して美しい紅葉のトンネルを作ってくれるのです。★ 「大田原関連情報一覧

 そういう意味では、塩原温泉の紅葉とはまた異なった感じの紅葉なのです。 黒羽地域から雲厳寺に向かうに従って、周辺の木々が、接近してきます。

 そして何よりも手前の木と対岸の木には川があるために、秋は、寒気が流が流れているのです。 対岸、そして、こちら側の林立する木の紅葉は、二重になってこれでもか、これでもかと自分の方に攻めてくるのです。 本当にきれいな、紅葉なのです。 どちらかというと、ここの紅葉は、べったとした紅葉ではなくあっさりとした感じの紅葉です。 紅葉の時期は、あまり早くありませんが、「塩原温泉が、見ごたえが出てきた頃には、この周辺も紅葉しているのが常です。」ということは、塩原温泉の紅葉とこの場所の紅葉を見ることをおすすめします。

 しかしある年には、急激な寒気によって紅葉が、たちまち終わってしまっていることもあるので、地元の観光協会などで情報を得てから、訪ねて行くことを、お勧めいたします。 参考:雲厳寺は、次のページから細かく見ることが出来ます。 「雲厳寺-1」 「雲厳寺-2」 「雲厳寺-3」 「雲厳寺-4」 「雲厳寺-5

雲厳寺入り口の赤い橋

2)雲巌寺の階段なしの登り方

雲厳寺の入り口である。 ここから階段を上る方法とこの右側の方から階段なしに登るというルートもある・・・・そこから登ると鐘楼の傍にでることとなるが、この古刹の美しさを堪能するためには、いろいろな角度から見ることが必要であろう・・・・。真っ赤な橋の下には、渓流が流れており心地よい音が聞こえてくる。 また、驚かされることはこの寺の木々の手入れが素晴らしく、驚かされるばかりである。 

3)雲巌寺から上の方(北の方)は、紅葉は、どうなっているのか

雲厳寺の紅葉を楽しむには、確かにこの周辺だけを見ればよいことにはなるが、農村の美しい紅葉を見るには、この周辺ばかりでなく、この道の雲厳寺手前ともっと奥(北の方へ)に行く方法がある。

雲厳寺手前の紅葉風景

 さて、この地域は、車でならば、近隣に沢山見る場があるのです。 参考地図では載せてありますが、この地域の新緑と紅葉は黒羽地域とほぼ同じなので、大雄寺は、必見です。 また、湯殿大橋が左下にありますが、ここには、冬季沢山の白鳥が飛来します。 また、那須地域に行けば、やはり白鳥のメッカ、羽田沼が待っています。 ここは白鳥ばかりでなく、沢山の水鳥が繁殖していて、お子様には素晴らしい場所なのです。 最近はあまりの繁殖に、懲りてか、町でえさの貸与を禁止しているくらいです。 足元に来るかもなどに、幼稚園児は大喜びなのです。 また、ここからならば新しくできた、那須アウトレットもすぐです。 当然、この場から温泉地那須、塩原は、すぐそばなのです。 立地条件はそろっているのです

 4)帝国林業の素晴らしい紅葉

この地域は、歩くといっても、この周辺の紅葉を見てから、次のポイントに行くのに、結構距離があるので、おのずと車かバスの利用をお勧めします。 最もハイクが好きな方ならば周辺を見ながらの旅と言うこともあると思うが・・・・たとえば、私のこれから紹介する、この雲厳寺の数キロ奥まった場所にある「帝国林業の素晴らしい紅葉」などは、この寺の先、数キロの道であり、茨城県と栃木県の山の県境の分かれ道まで行かないと、見ることができないのです。 清流あり、古木あり、広場あり、そして、清水ありの素晴らしい場所なのです。 私が嘗て、訪れたときには、この清水は、それほど有名ではなかったはずですが、今は、驚くことに、この水を汲みにきて、米を炊いたり、、コーヒーそして紅茶を飲む・・・等かなり有名な清水となっていたのには驚きでした。 時代とともに、これらの自然も変わることを物語っているのでした。

雲厳寺の奥の道を行く

ここまでくると写真のように八溝地域に抜ける地域となる。 一度も八溝地域に抜けたことはないが、ここの林業の広場で紅葉を満喫することが多い!

 帝国林業にて

ココは、まるで箱庭のような景観を有しており静かで、一本の大銀杏の木だけが入り口で目立っているが、その他は紅葉などが茂っており不思議な光景を表現してくれている。 静かな木々のオゾンを吸うにはもってこいなのかもしれない! この奥に、清水が流れておりそれをくみ取って行く人たちが多いのである!

帝国林業内の紅葉

 

今回紹介する雲厳寺は、誰でも知ってる古刹ですから、紹介写真を見ていただければお分かりと思いますが、あとから紹介する、先にも述べたより奥の地帝国林業の紅葉地は、ちょっとした、ハイクをするような場所というような気持ちになります。 静寂な地、そして楓の紅葉の美しさ、小さな渓流と紅葉の古木との組みあわせ・・どれを見ても、夢のある場所なのです。 最も、こう言った場所は、写真を目的にしている方々の中でも、好みがあるので「素晴らしいという方々」と、「それほどでもない!」という方が、あると思いますが、それはそれとして、まず見てみなければ、その美しさはわからないでしょう。 よくもまあ、これほどまでの素晴らしい林業の場、というか、自然が、今まで、壊されないで残っているものだと嘆息するのです。  たいてい、私が訪れるとその静かな場所には、数人のカメラマンが来ていて、薄暗くなった紅葉の美しさを、写真の収めている風景が、見られるのです。

5)帰りがけのコースで紅葉の民家を見る

雲厳寺周辺の風景

 この地域には、かって、農家がありました・・・そして茅葺き屋根の素晴らしい家が、あったのですが、現在ではそのほとんどがなくなってしまい、紅葉と農家のわら屋根の対比といった夢のような写真は、残念ながら、もう撮れなくなってしまいました。 それでも小さな小屋などは、結構今でも残っている場所もあるので、この小川と、民家の小屋の美しさ、そして紅葉といったものを当てにしていけば、まだまだ十分写真になる場所と思うのです。 いや、見るだけでも、命のせんたくになること、間違いなしでしょう。 ここは、先ほど言ったように「八溝山系」が、せり出している場所です。 峠を越えた反対側はもう茨城県の田大子になっているのです。 黒羽から雲厳寺に向かうにつれて、木々が、生い茂って見晴らしが利かなくなります。 しかし、雲厳寺の先を急ぐと、直ぐ川があって朱色の、しゃれた橋が架かっています。 そして走行している間に、農家の部落が、点々と見え隠れしてきます。 道が、だんだん狭くなりますが、車でも容易に走れるところです。 しばし走り、そして両脇の木々が迫り来ると、そこには、再び壊れそうな苔むした小さな橋が現れ、そこまで来ると、もう目的の地は、すぐそこなのです。 

誰が行ったとしてもこの場所、即ち広場は見逃すことは無いでしょう!・・・・林業を営んでいる人たちの家が、煙にまみれて、現れます。そして、木の製材した板でしょうか、沢山見えてきます・・・・そして、大きなイチョウの木が、秋ならば、綺麗に紅葉して、見えてくるはずです。 後は、この大木の懐を真っ直ぐに進めばよいのです。 そして、そっと車を止めて周辺の静けさに浸りましょう!・・・・なんときれいな紅葉の場なの絵でしょうか・・・・雑踏を避けて(いや、避ける必要は無いのですが!) 来た故、ムードが、異なるでしょう。 小川あり、水のたまった場所あり、倒風林あり・・・・何をとっても歴史的な木々が、ここでは見られる場所なのです。 しばらく周辺をあるっても良いでしょう。

ここは、古木が多く、全体に赤茶けた色合いのする、珍しい感じの「古い林業の広場」です。 今ではあまり見られない場所で、よくもこのように保全されていたものだと思うのです。 この場所の難しいのは、「紅葉の時期」がいつが良いのか割り出すのが難しいのです。 春は若葉が遅く、紅葉は、いろいろであり、雲厳寺紅葉の終わる前後に最盛期を迎えるのですが、一度、寒気が入ると、ひとたまりもなく、散り去ってしまい、景色が大きく変動してしまうのです。

これは、私の私的観察と、感想です。 若し皆様が訪れたとき、どの様な感動を持つかは、私は分かりませんが、多分この地も、関東の杉の木が多いので、この地域だけが、広葉樹が残っているので、素晴らしいのだと思います。 この場の、壊れそうな橋とか、それらが苔むしているところを見ると、かなりこの地の歴史が感じられる所なのです。

5)旅の概要と地図の説明

雲厳寺は、黒羽から行けば標識があるので安心して行けるでしょう。 それほど混み合う道でもなくゆったりと周辺を見ながらの旅が楽しめる場所です! 地図で右側の雲厳寺を目指して行くわけでここから周辺を旅するコースです。 右上にある帝国林業の表示がココで紹介している格別な紅葉の地域です。 また、中央部に大雄寺を紹介してあるが、ココの紅葉も素晴らしいので見逃さない方がよいだろう・・・・

雲厳寺周辺地図

ご覧のように、この地は、静かな雲厳寺とはまた異なった趣のある地です。 静かに散策してみましょう! 多分皆の心に美しい思い出を与えてくれることでしょう。 こんな所に、こんな素晴らしい場所があるのだと、きっとわかるはずです。

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