雲厳寺周辺の紅葉と紹介

黒羽の雲厳寺の美

☆20232218:県北には紅葉の美しい場所がたくさんあります。その一つが、雲巌寺です。 場所としては叶い遅い紅葉が見られます。 今日は、雲巌寺の紅葉を紹介してみましょう・・・八溝山地のふところ深く、清らかな渓流に沿う境地に佇む臨済宗妙心寺派の古刹(こさつ)、雲厳寺。ここは出家した僧が集う禅宗の修行道場と紹介されています。 「雲巌寺の紅葉-1」「雲巌寺の紅葉-2」「雲巌寺の紅葉-3」「雲巌寺の紅葉-4

 

雲厳寺

  雲厳寺には、黒羽を目がけていけばよいが、首都圏から来るには、結構大変な場所にあるのだ・・・・

黒羽野町自体が東北高速走路からやや離れているからである。 概括的には、西那須野塩原インターから入るのが時間的には早いのかも知れないが、ここに至るまでには、沢山の見るべき物が点在する・・・・

 従ってそれらのどれを見るかによって、コースも自ずと異なってしまうだろう。 古刹と言うことを考えると、直ぐ側には、大雄寺が、ある。 芭蕉の訪れた名寺であり、屋根が今でもわら屋根の素晴らしい四季の花寺である。 一応、ここではその地殻になった周辺の景色から紹介してみましょう・・・ご承知のように周辺は田畑が広がっています。 雲巌寺周辺の大田原地域の特産品は、唐辛子が主体となっています・・・・

 

  また、塩原ICからでなく一つ手前の、矢板インターから早めに降りて、大田原方面に進行すると、色々な田園風景などを満喫しながらゆったりとした旅が出来るのかも知れません。 これは、塩原ICから降りるのでなく、斜め方向から登ってゆくという感じで距離的にも、お得なコースとなります・・・ただし山間のコースが途中途中で見かけられます。

  周辺は静かであり、空気も清涼であり言うことは、ありません。 この雲厳寺から少し北は、もう那須の連山が見て取れる栃木県の県北になるが、東山道伊王野地域に入り、白河の関も、探索できるエリアに入るのです。 芭蕉の言う、陸奥もまじかということになります。

   ここは、このような街道筋を通過して段々と雲巌寺に至ります。 暑い夏には、黒羽ゆり園(このユリ園も人気でしたが、2019年からは、老齢化のため、開業をやめてしまいました・・・・)などもあって賑わう場所のその側にあるのです。 この街道筋には、意外と彼岸花が、田畑に多く咲いており、秋の始まり、彼岸の時期を彷彿と感じさせてくれるのです・・・ここからは、東山道方面へ行くのもそれほど苦にならない場所なのです。

 

雲厳寺境内

  雲厳寺は、良くできており、最初の階段を見て、とてもこれは上れないと思う方には少し先に行ってから坂道で上るコースがあるのです。 これを利用すると、嘘のように簡単に、雲巌寺の境内に上がれます。 まず、この鐘楼の場所に出ることが出来るのでここからほぼ平地で登れます。 

 いつ見ても素晴らしい紅葉の木々、ただこの場所の紅葉のベスト時期を見て取るのが、結構難しいのです・・というのも、遅れて紅葉が来るため、関東の下が来るからです。 前日まで最高の紅葉でも、冷気で一挙に紅葉の葉が落ちることが多いのもこの場所の特徴です・・・・・比較的紅葉は遅い場所なのです。

  雲厳寺は、ちょっと入って参拝して帰るといった寺では、ないのです・・・・この建物の構成、そして何よりも上まで上がって色々な角度から見て鑑賞してこそ、その美しさが、分かってくるのです。 非常に良く計算された配置構成になっているのです。 これだけの古刹は、多分京都当たりに行かないと、他にはないのかも知れません・・・

雲厳寺紅葉

 雲厳寺は、その寺ばかりでなくここへ来るまでのコースにも、美しい場所が多く、楽しめる場所が多いのです。 今では、通貨する道の周辺は、この寺の美しさを彩るように、下の写真の様に美しい橋が架かっているのです。 この端を見ると、いよいよ雲巌寺が近いなと感じ取ることができるでしょう・・・・

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