桜 長福寺
栃木県内には、美しい花の寺が沢山あるが、それを知っている人は、比較的少ないと思っているのだ。 ★ 「さくら紹介カテゴリー集」
★20190329:長福寺の桜は見頃を迎えています。
★20180325:有名な桜は、やっと開花が始まっている状態。 今年も例年並みのようです。 今週から、来週にかけてが、満開のようです!
実は、これから紹介する、都賀町の長福寺というお寺が、私は、訪れたことがなかったのである。 そして、都賀周辺を探索する時、そこのしだれ桜は、とにかく素晴らしいという説明が、良く見つかるのである。 しかし、私の個人的見解であるが、この紹介(説明)は、寸足らずの紹介としか言いようがない・・・・と言うのも、今回私が訪れて驚いたことには、この’しだれ桜’どころではなく、ここは’花の寺’であると言うことなのだ! 私も、しだれ桜だけならば決して珍しくなく良くお寺では、そのような桜が咲いて美しいと言うことは、見て知っているのだが、この長福寺、実はなかなか奥が、深いのである。 「桜花見一覧」 「都賀の里と桜」「都賀の桜2」「西方の桜」
ご承知のように花寺と言われる粟野の常楽寺が、相当有名であろうが、決してそれに負けず劣らずの寺、それがこの長福寺なのである。 今回、都賀の里の桜の下見に行った帰り道に、しだれ桜は、普通の桜に比して、やや早く咲くと言うことであったので、この聞き及んでいた、寺’長福寺’を初めて訪れたのである。 ここは、地図でも示しておいたが、高速道路の脇道に入り暫く道路沿いを行くと、寺が見えてくるのだ・・・・しかし、それは後ろから見る、寺の姿であり、確かに何の変哲もない様な桜が咲いていると言った感じなのである・・・・そう、一般的なお寺の風景なのである・・・「この近くの桜竜興寺を見る」
その程度ならば、私も他で見たことがある様な・・・・等と思いながら、道ばたに駐車してから、周辺を散歩しながら、近づいて驚いたのである。 というのは、しだれ桜が後ろからでは、見えなかったのである。 正門から入って、初めてそのすごさ、美しさに、気付き、感動するのである。・・・・そして、沢山の水仙が、多分何千本も植えられており、これがほぼ満開であったのだ・・・・そして、その周囲からは、多分、シャクヤクであろう・・・・それはそれは、数えることが出来ないくらい、沢山植えられており、芽を出していたのである。 私は、これを見たときに、この寺は’花寺’と言って良い・・・という感じに浸ったのである。 とにかく周辺を見て見ようではないか・・・・この美しい寺の!
ご覧いただいている写真が、長福寺の様子であるが、中央に大きな桜があって、手前にも沢山の花がしだれて、咲いており、周辺は、ピンク色に輝いていたのである。 そして、目を奥の方に転じていただければ分かるが、やや黄色いところは総て水仙で埋め尽くされているのである。
花と桜が潤す一時、人は次々と訪れ、そして、ここでは、音楽が奏でられているのである・・・・風流な、お寺と言わざるを得ないのだ! また、本堂前には、甘茶が用意されており、拝みながら、甘茶をかけるように成っていたのである。
子どの等も、この桜を見に、訪れて綺麗だなーと歓声を上げて、その一時を過ごしていたのは印象的であった! こういう雰囲気が、この寺、長福寺の美しさをものがたっているのであろう・・・・
入り口方向を、逆に見ている写真であるが、やや傾いた、陽光を受けて美しく輝く、しだれ桜・・・・・ここから参拝の人達が、行き来している正門方面なのである。
これが、境内を別の角度から見た写真である・・・・・如何に水仙が、沢山植えられて、細かく手入れが行き届いているかが、お分かりいただけるだろう! 全く素晴らしい寺であるのだ! そして、周辺には、まだ小さいが、沢山の木々が植えられており、これらが芽を吹き、咲き出す初夏の頃には、再び見応えが有る若葉と花の競演が楽しめること受け合いであるのだ!
御本堂前の地蔵尊群である。 一列に並び本堂へと誘い、花祭りの旗がひらめき、音楽が奏でられる・・・という余韻に浸りながらの花見は、ここだけにある、心を魅了する、素晴らしい雰囲気があったのである。 ひたすら、合掌・・・・
私が見るに、この周辺は、沢山の鑑賞地点があるように思う・・・・是非ともこれ等を参考にして、今後の旅路の一つにこの美しい寺、長福寺を加えられたら、いかがと思うのである。 本当に素晴らしい寺であった。