都賀 天然記念物 しだれ桜

都賀 龍興寺 しだれ桜

 都賀町を春訪れると、必ず大きな道案内があり、この龍興寺の大きな’しだれ桜の開花’を知らせてくれる道標、案内板と遭遇するのである。 何度かこの桜を見に、行ったことも、あったが、遠くから見ている場合が多く、直ぐ近くまで、行って鑑賞したのは今回が、初めてであった。 この周辺の春は、結構遅く、栃木の花の里の開花が始まった後に、やっと山を越えてやってくるのだ・・・・ それにしても、この近辺には見るべきところが多いのも特徴なのだ・・・・ かなりの個人営業による花の里が2つも有って、その他、小さな山肌には、皆の好きなカタクリの花が満開になる場所も整ってるのである。 また、一方の都賀の里では、人工的とはいえ、桜の花が結構素晴らしく、特にしだれの小さい木から、大きな大木まで、沢山植えられており、見る場所が多いのが特徴である   ★ 「さくら紹介カテゴリー集

ここ龍興寺は、数年前まで、バイパスがないときには、丁字路交差点であったが、その曲がる交差点の傍であった故、場所がとても、分かり易く、誰もが気づいたあるが、最近は、先ほど述べた、バイパスが出来てしまったので、ちょっと見逃す事が多くなってしまったのである

 ここの寺のしだれ桜は、都賀町の天然記念物として、紹介されているだけ有って古い桜とはいえ、往年の貫禄を十分に見せてくれるのである。 かなりのカメラマンが、ここにいて、良い写真を撮ろうと、がんばっているのを認めたのである・・・・ ここは、駐車場も完備しており、その他の美しい草花も植えられており、至れり尽くせりであり、周辺も、綺麗で、小さな旅としては、十分周辺と会わせせて、旅の一日が過ごせる所なのである。

 この寺の境内から、南を方向を望むと、この桜が、やや山中にあることから、下方を望む空気も美しく、また、静寂にも感じられるのである。 この頃の里は、梅の花も、最盛期を過ぎているのだが、寒い関東地方では、まだ遅咲きの梅の花びらが、付いていており、まだまだ、鑑賞に耐えられる時期でもあるのだ!・・・・・誠に持ってありがたい季節である。

 少し足下を、向いてみよう・・・・・やはり春は間近で、土の温度が上がったためか、草の緑もいっそう濃くなり、日に日にその生育が活発になっているのが手にとって分かるようである。 何か本によるとこの子於呂の草花の根の発育は一日で数十センチ行くと書かれており、驚いた・・・・

 周辺は、梅の木々が、美しく、花を咲かせており、春の菜の花も咲き出し黄、緑、グレイと、本当に季節の春色が、いよいよ現れてくる時期なのである。 遠く霞のかかった山々は、栃木方面の山々遠望であり、そちらにも、あの星野の里が、数キロの所で待っているのである!

 この桜は老木故に、木で支えが採ってある・・・・・最も、これは、何処の桜の銘木で有ろうとも、日本国内では、このように支えは、採ってあるが、本当に、毎年咲き乱れてくれて、ご苦労さんと頭をさげざるをえない!

 このように、春霞に煙る美しい一日を、静かに桜などを見ながら、楽しむには、最高の時かもしれない・・・・というのは、この時期に合わせたかのように、この周辺では、カタクリの花がほぼ満開近くになり、周辺の農産物販売店なども春の生産物を掘り起こして販売し初めているので、結構、見応えが有るからである。 しおらしげに、境内に咲き乱れる水仙の花の数々、本当に春は、皆の心を和ましたくれるのである。

この地域の周辺:星野の里、星野遺跡、都賀の里大柿花の里龍興寺の桜長福寺の桜、中荒井家の桜、等々

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