四季の花々

四月 の花

      もう四月の花の紹介時期です・・・実はこのページで紹介している四季の花々は、今年2009年からスタートしたのです。 四季の花々というと全て花を紹介するページと誤解されそうですが、私のホームページ内で紹介しきれない内容をここで紹介しているつもりなのです。 では、四月ですね! 最初新年には、花札でその季節を見ていますので、今月はどのようになっているのでしょうか? 実は、「藤に時鳥」 ということです。 あるいは、鳥と黒豆と言うことです。 いろいろと定説がありますが、「時鳥」とは何か読めますか! 全く日本語は、知っている人しか読めないという言語なのですね! この時とり・ホトトギスと黒豆、または藤と言うことですね! しかし、これでは、花の紹介とはならないようです・・・残念! 所で、紹介するのに困ったことがあるのです・・・・毎年4月の初めに満開を迎える桜がこのごろ3月の終わり頃に満開を迎えてしまう傾向があることです・・・・そこで、ここでは今までの歴史を重んじて桜を紹介して行くことに致しましょう・・・・!

 

      八重桜は、2番目に咲く桜なので、どうしても、最初に咲く桜と比べると、人気が少し少ないようです。 しかしこの八重桜を見てみると、決して遜色なく、素晴らしい桜なのです。 これが咲き出す頃は、天候も安定して、暖かくなり、春は、すっかり定着するのですが、その他の花々が沢山咲き乱れるので、いろいろ見てしまうので、忘れられてしまうのでしょう・・・・ここ、天平の丘にある素晴らしい八重桜の群落は、地元の人はもちろん、他県からもこの桜を眺めに来る人が多く、この八重桜の花の美しさと周辺界隈の歴史に浸って、その一時を過ごすのです。 全く圧巻な有名桜群なのです!

思川桜

     ちょっとここで桜に戻りましょう・・・・県内では、桃の花に続いて桜が咲き出すのですが首都圏内の桜から約1週間程度おくれます。 そして、栃木の大平山の桜が満開を過ぎてほぼ1週間のうちに、こちらの花も咲いて満開が始まるのです・・・・ここで、例年のパターンを見てみましょう。 先ず彼岸前後に薄墨桜が、咲き始めます! なんと言ってもこの桜が一番早いのです・・・そして一般の桜が咲くまでちょっと時間がありますが、上野やえさ蔵が咲き出すまでに咲くさくらが有るのです。 それが小山市の名花、思川桜です! この桜は思わぬ時期に咲くので、連続して楽しむことが出来るわけです・・・・そして、この桜はまだ少ないのですが色がとても美しく青空に対してみたときその透明感とピンク色の美しさは抜群なのです! 上の桜の写真がそれですが如何ですか? これは、琵琶塚古墳の側で咲くさくら群です。 丁度、天平の丘の南側に位置しています・・・・そして如何に続く八重桜と繋がって行くのです・・・・そして、この地域では、県内でも珍しく食用の桃の栽培も行われているので、桃の花も見ることが出来るのです・・・・

 

都賀の桜

      さて、桜は、この時期でも場所によっては咲いています。 都内などは4月の初日頃が満開の時期ですが、北関東では、これから満開がすぐくるのです。 いつだったか、福島県の花見山を訪れたときに、一生懸命写真を撮っている人に出会いました・・・あれほどまじめに写真をねらっている人も珍しいので、「どちらからきたのですか?」と聞いてみたら、驚いたことに九州から来た戸答えが返ってきたのです・・・・「花を追って数百」といったところでしょうか・・・これは、都賀の花寺 「長福寺」 の写真です。しだれ桜で有名な都賀の地に昔から根ずく名花です。 本当に美しい色で咲くのです。 尚、都賀の桜については、桜一覧で紹介しているので是非見て検討してみてください!

        では、ここで本場の桃の花を紹介しておきましょうか! 先ずは、山梨県一宮の桃の花です・・・・桃源郷の一覧はこちらです・・・・

甲府桃の花

     さすが山梨県の桃の花は、その量が膨大であり、何処から見ても美しいピンク色の輝きます! こんなに小高い山の起伏から見て綺麗な場所はザラにある物ではありません・・・きっと、本当の感じはこの写真でも表されていないと思いますが・・・・

新府桃の花

     時期を同じくして、甲府一宮から高速道路で北に向かいます・・・約30分程度でしょうか、すると韮崎というインターがあるのです。 ここで多分皆様は甲斐駒等という素晴らしい山に出会ってそれだけで心をとられていることでしょう・・・・しかしこの麓に桃の花咲く楽園が有るのです。 高速からは、知っている人が見れば沿いに場所が分かるのですが大方の方々には見ることは無いでしょう・・・・色が薄いからです。 そして、そこが山という依岡の上にある桃源郷、新府城址の周辺に広がる山と桃の風景なのです! こちらは山好きの人達が主に訪れますが桃の収穫量はずっと少ないのですがその風景の醍醐味は、訪れた人達にしか分からないでしょう・・・・それ程素晴らしい桃源郷なのです・・・・

 

      東北地方ならば、こぶしが咲いて周辺白く反射して花がにぎわいますが、関東地域ではそのようなことは無く、彼岸前から、だんだんと次から次へと花は咲くのです・・・こうした木蓮もそうでしょう・・・特に白色の木蓮はその色がコブシと同じに見えるので、山の斜面で咲いていると特に綺麗で春を感じるのでしょう・・・・。 桜と木蓮の組み合わせは結構多いようです。 栃木県も少し山間部に行けば、そうした同時に咲き乱れる花風景も見ることが出来るのです。

ハルジオン

       この辺で少しの足下を観察して見ましょう! 大抵の空き地、そして河原を訪れて見れば、このような花の群落を見ることが出来るでしょう・・・これは、ご承知のように雑草といわれているものです・・・そうです、多分、誰も見向きもしないでしょう!・・・しかし、それをよく見ると、これほど美しく整った花はないのです。 この小さな花の中に、他の花の形態が、そしてその植物の形、全てがこの小さな花の中にあるのです。 よく観察してみましょう。 ある画家が、これをパステルで描いていますが、とても素晴らしい絵で、それを見るとバラなどと同じ迫力でせまってくるのです! ・・・この雑草と呼ばれる、花の小さな世界を是非見ていただきたいと思います。 植物学者によると、この花は、2種類あるのが分かります。 皆、多分見過ごしているだけなのでしょう。 こちらは、ピンク色に春だけ成るのですが、ハルジオンです。  名前も綺麗ですね!

    これは、ハルジオン(春紫苑)です。そして、5月の終わり頃から咲く同じ花が、少し背が高く、スカッと咲く感じのもの、そうです、その花がヒメジオンと呼ばれており、外観はほとんど同じでも、異なる品種の花なのです。 そちらの花は、けっしてこのようにぴんくいろに輝かないのです。 葉のついている付け根部分もよく見ると異なります・・・まあ、参考程度ですが・・・いずれにしてもとても綺麗な素晴らしい花なのです。 しかし気をつけないといけないことがあります・・・それは、花を好みで部屋に入れてしばらく見ていると急に、タンポポ並みに種が付くのです。 そのとき、花の下に下に沢山汚れが落ちてきます。 そして、最後に汚れと、ともに全部種になるのですが、その変化が急激なのです。 ポイントは、少し花びらが元気がなくなり、くねくね曲がってきたら、注意信号です・・・すぐ捨てましょう! また、このハルジオンの花は、食することが出来るのです。 ただ、それ程美味しくはないのですが・・・・庭に咲いている花で、日本のベゴニアと呼ばれる、シュウカイドウは、花の部分を天ぷらにして食べるとすっぱみがあっておいしいのですが・・・・・・・。 そして、初夏から同じように見える花ではヒメジオンという花が、ハルジオンに変わり咲き乱れていくのです・・・・

ムスカリーニラ花

春の花々

     春の花をこのページで紹介するとして、四月はとても辛いのです・・・・理由は簡単で花が有りすぎる為です・・・何から紹介してよいか分からなくなるからです。 このようにムスカリーの花の裏には、桜草ケイトウの花があり、左側には、ニラ花といわれている花が、庭にすくすくと育ちます。

     このニラ花、咲き出すととてもその白さが目立ち、素晴らしいのですが、ちょっと花木が短いようです。 それでもニラのような葉の間から策す場らしい花として、庭でかわいがっています。 もう少し時期が過ぎると 「玉すだれ」 という花が咲きますが花びらの色は酷似していて、本当に美しい花なのです。

 

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