小鹿野両神

秩父路・小鹿野両神地域

 秩父というと、山間の奥まった地域というイメージは拭えないであろう・・・・その通りであり、ここで紹介する小鹿野・両神地域となれば、それも当然、より奥まった場所にあるからなのだ! 参考:参考:「小鹿野町長若の花街道−1」「小鹿野町長若の花街道−2」「小鹿野町長若の花街道−3」「秩父関連の紹介ページ」 「秩父路 温泉 旅

 

 先ず、栃木県からこの地域に向かうためには、太田市に出て、そこから熊谷方面に行き定番の道路、秩父街道に入れば、後は直行すればよいのだ。 そして最近では、一番混雑するエリアは、有料道路ができているが、トンネルが出来ており、これにより、大きく混雑が緩和されたのである。★20150410:最新の「花桃の郷」を追加しました!「寄居花桃の郷

 いわゆる、「皆野寄居バイパス」が、これにあたる。 そしてこれを通過してより秩父の山奥に入り行くと、荒川村、大滝村が目前となるのだ。 そして、その手前のエリア一帯が、この小鹿野・両神地域となるのである。 私の感じとしては、首都圏の飯能地域の山岳エリアと酷似している様に思われる。 そして、140号線を走るのであるが、この小鹿野・両神地域は、やや北側の山道に位置していて、秩父道路から右折してから現れる地域一帯なのである。

秩父路の春

 前から私は、この両神地域は何か本当の山奥で簡単には行けないエリアと思っていたのである。 しかし実際行ってみると、それほど遠くもなく、道は整備さされており、予想されたほどの難もなく到着したのである。 ご承知のように、このエリアは、春とも成ると山草が咲き乱れて、本当の美しいエリアとなるのである。 (栃木県で言う星野遺跡周辺と酷似)片栗の花、ニリン草、そして梅の花、桃の花などが目白押しに咲き乱れて、何時訪れてもその美しい花の様相を、十二分に楽しむことが出来る場所なのである。 尚上の建物は、両神の公共施設の前にある中国系の建物で、桜が咲いておりとても綺麗であった。 当然この地域には、温泉が滾々とわき出ており、皆を待っているのである。

 

 今回の旅では両神地域でかなり予想とは異なった建築物が有ることに気が付いた・・・・多分近代建築に熱意がある方が、建てた建物なのだろうと推測した! それにしてもこの時期には花、特に「桃の花」が多いのには驚かされた! 至る所、花桃でいっぱいなのである。 桃のは中井道とでも銘々したい場所なのである。 多分ここは無名のエリアであろうが、他で言う、「コスモス街道」、等と同じく「花桃街道」とでもいえるのかも知れないのだ!

 

両神の家

 ここで、私の以前の文章を、いかに追加しておこう・・・・今回の改訂で、少し削ってしまったが、見て直ぐの感じは、いかに出ているように思われるからである。 そして、この地域は、紫原温泉へ、南から行く街道筋で見つけたのである。 ここで、注意したいのは、この花か移動までは道が広いのであるが、紫原温泉周辺は、道が急にくねくねして、山林に覆われており、暗く、注意を要するからである。

「小鹿野、両神、紫原温泉の近くで見つけた、花桃の里と言うところか! 満開であったのだ! この日は、旅行日というとこらから、両神温泉も訪れてみたが、それほど特徴はなく、ただ山の中と言う感じであった。 ★ここの花桃は、地元では、「小鹿野町長若の花街道」と呼ばれる紹介されている場所です・・・偶然通過したときにしだれ桃が多区、街道筋が美しいので脅かされました!

 

 さて、走行しているうちに、農村地帯では、珍しく、花がいっぱい植えてあるところを通過した。 これはたぶん満開だったので印象が強くなったのだろうが、それはそれは素晴らしい赤ピンク、白の花々が織りなす風景であったのだ。 これがこの地の原風景かもしれないのだが・・・・と言っても、決して自然の風景ではなく、人工的に作られた風景で有ることにはちがいないのであるが・・・・それにしても、この花々は、花桃であったのだ。 花桃の里とでも命名してよい美しい風景と出会えたのだった!」

よくも、こうした、きれいな花の色がこの農道は、つずくのかと思った。 ただやはり春霞は、とれないのでインパクトのある写真は、撮れなかったのである。

 

秩父両神地域春

 秩父は、ご承知のように、霊場廻りで有名であるが、この様に他の裏街道筋でもあまり知られていないところが沢山あることを思い知らされた格好である。知る人ぞしる、その人の「垂涎の場所」なのであろう!!

 しばらく、ここで美しさを堪能しよう・・・・とある老婆が近寄ってきて、どちらから来たのかなと聞く。 いつものように関東から来たが・・・と言うと、いつものように 「こんな片田舎のどこが良いのかな? 」といつもの会話となる。 ここから甲府迄は、まだ先なので時間と相談しながら、この地域を堪能したのである・・・・。

 ☆関連情報 「長野のあんずの里も美しい!