藤岡 有名うなぎ店

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共水うなぎのせしも

     栃木県の最南端に位置する谷中湖・・・もっと説明すると、渡瀬遊水池の近くに「有名なうなぎ店 せしも」があるという・・・いつだったかとちぎTVで、案内役としての「U字工事」が、みかも山の周辺紹介でこの店のうなぎが絶品であることを紹介していた・・・それから一年くらい経過したが、ふと思い出して資料を見てみると、この「せしも」と言う店は、フナの甘露煮などが昔から有名で、その店で比較的新しくうなぎ店を始めたらしい・・・

せしも川魚店の大きな看板・・・

田んぼの中にせしも川魚という看板が大きく掲げられている

     確か、この藤岡の遊水池の近くと言うことで調べてみると、「ホームページも出来ている名店」、これによるとかなりのTVで放映されている店であることが良く分かる! そこで、一度は、そういう名店で食事をしたいものだと言うことで早速訪ねてみた・・・

渡瀬遊水池の冬

遊水池の中は、もう冬で寒々としている(12月上旬)

     ここは、食事には、予約が必要というので、午前中に電話をしたら、とても親切な電話の応対の店! これならば、うなぎもおいしいだろうと言うことで、昼の時間を予約して4号線で小山市に向かい、そこから50号線で佐野方面に向かう。 この店は、比較的わかりにくい店なので、ナビで、電話番号を入れてコースを設定してガイドとした。

せしも駐車場で・・

せしもうなぎ店の駐車場で

そして、50号線を走ると、「道の駅思川」の前を通過した。 そして暫くすると、左折と言うことで曲がるとナビの右上に谷中湖が見えてきた。 そして曲がること数カ所・・・やっとこの店の近くに到着! ナビが終わり、この辺ですと表示される。

せしも入り口で

せしも入り口で

実際は、この近くは、この遊水池の土手が見えていて後は皆民家ばかり・・・田んぼの真ん中と言った感じの田園の風景の場所・・・これで店があるのかと思いきや・・・田んぼの真ん中におおきな「せしも」と書いた案内看板が目立つ!

さすが、せしもは、甘露煮の店・・・・

最初に振る舞われるおいしい魚の佃煮・・・右端は、珍しい牡蠣の佃煮・・・左がもろこ、中央が、フナ

お!、あれだ、あれだと言うことでそこのやや細いたんぼ道を曲がるとそこには、大きな、石碑のある店先が現れた・・・店の前まで行くとかなり大きな駐車場があって、そこでは、うなぎの店の様子がうかがわれる。

うなぎの骨・・・おいしい味がした

うなぎの骨・・・とてもかりかりしておいしい味だ!

周辺と比べると、何もないところにこの店が突如として現れるといった感じである・・・

鯉の洗いも提供された!

きれいに盛り作られた、鯉の洗い

やや、時間が早く到着したので、早速遊水池を見て回る。 ・・・・と言ってもこの遊水池は広大なのでその全部は見られないので、この店から南に下ると土手の上に遊水池を観覧する公園が出来ており、この駐車場に車をおいて皆、歩きながら散歩をしている姿が見られた・・・

おいしかった供水うなぎの鰻重

いよいよ本番の共水うなぎの鰻重・・・柔らかい鰻重の味が滲み渡っている・・・

大きな遊水池は、見渡す限りが生えており遊水池の12月のわびしい感じが周辺を埋め尽くしていた! こういう広大な自然が、県内にも残っているのだと驚かされた・・・

鰻重の後にデザートが・・・

食事後のデザート・・・

     暫くして、肝心のうなぎ屋・・・・「せしも」に向かった。 この場所からは、5分とかからない場所にあるので自然愛好家には、素晴らしい自然を味あうことが出来るのである。

せしもの歴史が紹介されている

甘露煮のせしもからうなぎ屋への返信の歴史が、書いてある・・・

     店に到着すると、店の中は、いろいろな甘露煮の販売が行われていた・・・陳列棚は、冷凍されており、いろいろの甘露煮が一月はこの状態で保つのだそうである。

供水うなぎの貴重差が説明されている

全国で30数件しか食べられないと言う、共水うなぎの紹介文がある・・・

     暫くして、隣の部屋に案内された・・・とても良く出来た部屋で、畳の部屋でありながら、やや低いいすに座るタイプのテーブル・・・これは、お年寄りにはもってこいの有り難い、いすの高さである!

コーヒーも自由に飲める取り計らい

憎い取り計らいで、コーヒーが自由に飲めるようになっている!

     茶が出されて暫くすると、細長い皿に珍しい、甘露煮が提供される・・・もろこ、フナ、そして牡蠣の甘露煮というように珍しいものが提供される。 そして、うなぎの骨・・・これがとてもおいしい。 また、鯉の洗いも花のような形で提供される・・・そして、最後にうなぎが出てくる。 ちょっと感じとしては会席料理が出されるようなコースメニューの形式でうなぎが楽しめる!

せしも店内の様子

店の中で・・・・

     基本的には3種類のコースがあるようで今回は、¥4000-を頼んだ。 さすがうなぎは、共水うなぎ(これは静岡産のブランドうなぎ)・・・・これを食べられる店は国内でも少ないという・・・

せしもうなぎ店のうなぎを焼く社長

帰りがけに、「うなぎの焼いている場所から社長」を写真撮影・・・

     今までうなぎを食べてみたが、それと良く比較すると、この共水うなぎは、肌が柔らかく骨の感じがなく、とろっとした感じのうなぎの蒲焼き! うなぎの下の米との相性も良く、別にうなぎにかける甘じょっぱい汁と山椒の粉が、提供される。 一般的には、 鰻重だけが、出されて山椒のふりかけがあるといった感じが多いが、ここではそれが全く異なる・・・よって、自分好みの味を造りながら、楽しむことが出来るわけである・・・山椒の粉のほのかな匂いも素晴らしい。

     店の中のメニューを見ると、ここには、いろいろなことが紹介されている・・・全国、30数軒の店でしか食べられない共水うなぎの紹介文もあった! また、「甘露煮やのせしも、が、なぜうなぎ屋なのか」と言った紹介もあった・・・

「元々、川魚屋でしたが、うなぎの東京の名店(現在は、ミッシュランの星のある店で修行したと言った紹介がありました・・・)」

    やはり、こうした歴史がこの店の味を作り出しているように思われるのです・・・

     以上、「せしも」の紹介をしましたが、この店のうなぎの味は、抜群においしいと言うことが分かりました!

    ★ お勧めの第一の店として、ここで紹介させていただきました!

     また、佐野近くに行ったときには、この店に立ち寄りたいと思います。

   参考情報:

  1.         「せしも」うなぎ店のホームページ
  2.         「せしも」商品購入ページ