毎年春が来ると春のにおいが感じられる薬師寺の跡地が花の名所として思い出されます。 こんなに4号線の奥とはいえバイパスから近い場所に薬師寺跡はあるのです。 自治医大の道で少し東に行くと大きな交差点があるので、そこを左に折れると畑の中に大きな寺と薬師寺の跡が現れるのです。
道からは見えないのが難点ですが、驚くほど立派で見てくると驚くばかりです。 ちょうどこの反対側に対照的に、薄墨桜で有名な、天平の丘という場所があって、その「下野国分尼寺跡公園」という場所で咲き裏が咲くのですが、それと同じころから天平の八重桜祭りがすぐ二つずくのです。 こうしてみるとこのエリアには沢山の遺跡があることが伺えるのです。 参考「天平の丘2」、「天平の丘3」「天平の丘4」
ここでは、前者の薬師寺跡の場所と梅の花の紹介です。 先ほども紹介しましたが、広大な場所の一角に梅の花とろうばいが数本あるのです。 まだまだ寒い時期にこれらの花は咲くのです。 この周辺は、何も花がない場所なのでこの広場の花は貴重なのです。 それにしてもこんなに広い場所によくも花が咲いているという感じです・・・
薬師寺と検索にかけるとやはりならの薬師寺が有名ですが、そうしたものの歴史的な遺産なのです。
下野薬師寺歴史館 「下野薬師寺跡のガイダンス施設」というものがあります。 かなりしっかりとしたコンクリート建ての建屋で、中にはいろいろな歴史遺産が展示されており、楽しめる施設です。 ここの特徴は無料で見ることができることです。
館内では、発掘調査によって見つかった瓦をはじめとする出土遺物、下野薬師寺に関る文献史料、復元模型などの展示のほか、映像などによって下野薬師寺の歴史をわかりやすく解説しているのです。
1)下野薬師寺の全容
2)創建期の鬼瓦
3)回廊の原寸大模型
4)下野薬師寺の関連遺跡
5)映像コーナー
6)下野市の文化財
下野薬師寺跡パンフレット(表面) (.pdf:795.7KB) 、下野薬師寺跡パンフレット(裏面) (.pdf:802.7KB)
といった内容のものを随時見ることができる施設です。 毎年一月の中旬ころには紅梅が咲き出します。 かなりの数の梅ノ木があるので、満開の時には、素晴らしいでしょう・・・今年2016年は、1月20日現在・・ろうばいは見ごろですが、梅の花は少し遅れ気味とのこと・・・
そしてここで紹介しているような早春の花も見て楽しむ事ができるのです。
紅梅が、咲き出している・・・
薬師寺跡は、とてもよく整備されておりきれいです。
以上、下野市の南河内地区にある下野薬師寺跡の紹介でした。