都賀町を歩く

都賀町の散策

 

 概要: 栃木県宇都宮市の西南部に 都賀町がある。 ここは、鹿沼から行っても栃木市から行っても非常に交通の便がよく、しかも北関東自動車道路のほとんどの基点として、都賀インターが出来ている。 また、ここには、うどんの販売所もあるのでここで休みながら食べるということも出来る。今年2014年は、このそばにある花之江の郷では、既に秋の花が咲きだしている。 ミソハギ、そして黄色の花、オミナエシである。 この見頃は、9月中旬ころまで続くという・・・

 

 とは、言うものの、栃木市内からここに来るには、実のところ、特に高速道路など利用することなくすんなりと周辺の探索を栃木市から続けて行えるのが、非常に魅力的なのである。 そして、忘れてはならないのが、この周辺は、非常に見る所(観光的、歴史的)が、周辺に集中しているからである。  下にガイド用の地図があるので見ていただきたい・・・ここは、みぶ、都賀、そして西方、南に栃木といろいろな町と村に囲まれている地域です。 工業地帯もあるもののやはり昔からの買った否かと見るほうが良いのでショウ・・・・故に、沢山の歴史遺産が有るのです・・・ 車の時は、都賀インターから降りれば最も近いのですが、栃木インターから降りてもそれほど時間的には違いがないでしょう・・・この地域は、丁度北関東自動車道路の分岐点がある場所でなかなか道がそれに邪魔をされている場所があるので反対側に出るのに方向感がないと迷ってしまいます。 最もここを通らなければよいのですが・・・そしてこのインターの脇に桜で有名な、「つがの里」が有るのです。 「つがの里とさくら」「つがの里花彩々」 「その他春の花々紹介」   花情報は 「花散歩」 をご利用ください!

花はみちくさ情報赤そばの花

 

  都賀町の良いところを独り占めしたければ、293号線の周辺を頼りに辿れば、殆どの「名所、旧跡」は見ることが出来るのである。 先ず、ここには、桜の花の名寺が、二つもあったり、早春に咲き出す、カタクリの花の群落が、あったりするからである。 この周辺には、JA生出宿里の駅があるが、この周辺が、色々、自然観察のメッカとなって集中しているのである。 まず、先にここで民間有料施設とその他の施設を区分しておこう。 大方の方は、多分、あまりにも見る場所が多いので、良く理解していない場合が多いからである。 

つがの里さくら祭りの頃

 先ず「栃木植物園大柿花山」と「花乃江の里」は、個人経営であり有料である。 その他は、すべて無料で楽しめるのであり、誤解のなきよう、ここで紹介しておこう。 早春になると、先ず、ロウバイが咲き出す・・・・そう、この地でも咲き出す場所は多いが、このロウバイは、一般的には、この地域から数キロ先の「星野の里」で、楽しむのが良いだろう。 そしてカタクリの花の時期ともなれば、もうシメたものである・・・・この生出宿の駅の裏山では、沢山のカタクリの花が、咲き誇るのである。 ここは,大柿と呼ばれる場所であり、結構道の直ぐ側でこれらの花を楽しむことも出来る・・・勿論、アズマイチゲ、ニリンソウなども、ふんだんに見ることができる。 車の駐車場は、この駅のすぐ裏側に広い場所があるので、そこを利用しよう。 ここは、よく観察すると、佐野のみかも山周辺とよく似ているといえよう。 しかし、やや静かな場所であり、ゆったりと探索が出来て、あまり大きな山がないのが特徴であり、見るための労力がいらないところがいいのである。 しかし私も趣味でこのように都賀の町中を、紹介してみると、あまりにも自然の贈り物が、多いのに驚かされたのである。

都賀大柿カタクリの里

 また、この近くの名寺では、春ともなるとしだれ桜が競い合って咲き乱れるのである。 先ず大きい花のほうから行けば龍興寺のしだれ桜である。 そして、決して見忘れていけないのが、長福寺のしだれ桜であろう。 ともに素晴らしい桜であるが、この長福寺は、しだれ桜とか水仙等が沢山咲いており、この地域ばかりでなく、他県からの花寺としての評価が高いのである。甘茶などあって、これを所望することの出来る風流な寺なのである・・・・行ってみればわかるが、早春のしだれ桜にあわせて、後ろで音楽が奏でられており、本当に花の美しさと、寺の美しさが融合しているといえる場所なのである。

 その他、この都賀地域では、すぐそばに「都賀の里」が控えているのである・・・・まったく沢山の見所の揃った名所旧跡のある地域なのである。 都賀の里では早春の桜、しだれ桜、そして、子供用の遊園地が整備されている他、夏ともなれば太古の大賀ハスが、沢山乱舞して、皆を楽しませてくれるのである。そのた、時期的には、多少前後するが、紫陽花、あやめ、しょうぶなど、花は沢山、豊富である。

 そして、この地からは、あの有名な星野遺跡、と星野の里が、約、車で30分程度で行ける距離にあって、素晴らしい観光コースとなっているのである。 ここは、歩きながら攻めると、多分一日では、皆、見ることは無理といえよう・・・・しかし、自分で先に、こことここというように十分計画をしておいて、それから現地散策をすれば、効率的に、全容を見ることが出来るであろう・・・・・それほど、この地は見るべきものが近くに揃っているのである。

都賀地図

ここで、大柿カタクリの里から、周辺の車での時間を、参考に見てみよう。

大柿カタクリの里-----5分---龍興寺--5分--花乃江の里---8分--栃木植物園----10分----長福寺---15分---都賀の里

以上、決して広い場所ではないが、バスの便などが、それほど良くないので、注意されたい!

その他都賀町参考事項

都賀町の花・・・・ききょう

都賀町の木・・・・つが 主な産業は、米麦を中心とした農業で、他にイチゴ・トマト・ニラ・等の栽培が盛んである・・・・と紹介されています。

さて、私も知らなかったのですが、大きな歴史的事実が、この地にあるのには驚きました!・・・・あの日光開山の勝道上人が、都賀の人であったということです。 歴史案内によれば、以下の様です。

  ◎都賀町の出身者にという有名な人がいるのです・・・・勝道上人

 勝連上人は.幼名を藤糸といい、幼児期か亡 19歳までをこの都賀町で過ごしました。父は 高藤介という下野国府の高官で、母は明寿といい、芳賀郡高岡 (現真岡市)の人であったとしい
われています。家は当初、室の八島 (現栃木市) にありましたが、いつの頃か城山 (現都賀町大字木)に移し、姓を看田と名乗りました。

 藤糸 の誕生は奇談や伝説で彩られていますが、幼少より聡明で神仏を崇めていたといわれます。
その後、上人は厳しい修行を重ね、延暦元年 (782)、48歳で男体山をきわめ日光を開山、 55歳で当時の天宴より上野講師という国々に一人しか置かない位と「上人」の称号を賜り、
 その一年後には、ふるさと城山後に華厳寺を建立します。 これは、現在都賀の里として、都賀町の観光の拠点となっているそうです。

そのた、都賀の里には、バーべキュー施設、藤糸うどん、など振舞われているので、要チェックです!
( 都賀町役場商工観光係     都賀町役場 は、今は栃木市に合併されました・・・

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