高原山

矢板から見る高原山

関東でよく見える山は、日光連山と決まっているのかも知れない。しかし皆様は多分そこから目を右に追って行くと何か冬ならば、雪のかぶった山が低いところにあり、その右隣にごつごつとした山を見かけるはずなのである。 これは、どの交通機関に乗ったとしても見ることが出来るが、これから紹介する高原山は、比較的何処の一からもよく見える山なのである。 例えば、宇都宮市から東南部を見てみよう・・・すると、筑波山がれっきとした姿で見えてくるし、北方向を望めばこの山、高原山が見えてくるのである。 山の形をよく見ると三尊型であり、一番安定した山形で秀麗である。 この場所を望むに適した場所は、以前私が紹介下ページでその詳細を記しているが、今日はその山にもっと地かずいて見てみようと思うのである。

 


その他の関連情報

  1.    ★参考情報:今日は、地元紙で塩谷町出身作曲家のの船村徹による、山の日の案内があった・・・稲穂が垂れ下がる秋寸前に高原さんを望む好きな光景ということで紹介があった。ちなみに山の日は8月11日・・・施行まで後一年ということである。 ここでは、 矢板市、塩谷町、那須塩原市、日光市にまたがる高原山の釈迦ヶ岳、頂山、神岳、神岳、前黒山などが、よく見える場所を紹介してみたい・・・ここで紹介している場所は、高原山を望むにには、別天地である。 川の流れに沿って目を上げるとすばらしい情景がみられる場所である。 塩谷を訪れたときには是非ここをみていただきたい場所の一つである・・・ ここ塩谷では、 「武平饅頭」「矢板のリンゴ」「船生の歌舞伎」などの名所名品がそろい鬼怒川温泉にも割と簡単に行ける場所として名高い・・・

 

 

 と言うことは、先ずこの高原山の中から、見て行こうという次第なのである。 では、この高原山の中とは何処なのであろうか? 当然疑問が湧いてくると思うが、難のことはなくあの有名な塩原温泉の箒川からそのたびは始まるのである。 ちょっと付け加えておくが、何で塩原温泉の川と関係があるかというと、この塩原温泉には、矢板方面へ行く裏道がひっそりと佇んでいて、その道を通行すれば完全にこの高原山の中を通過しながら、すっべてを見ることが出来るからに他ならないのである。 では、この高原山をちょっと遠方から望んでみよう・・・

 

これを望んでいるのは、特別よく見えるこの高原山の鑑賞地であるが、ここは殆ど矢板市に近い場所でもある。 流麗な山の稜線にそって、早春の時期にはこうした美しい姿が望めるのである。 この山のあちら側には、塩原温泉があって、ついでながら左の下がって行く稜線の下には、川治温泉、そして鬼怒川温泉が控えているのである。 この山の恵みはそういう点から見ると無限と言わざるを得ないのである。 では、早速今日は塩原温泉からこの山をよく観察してみよう・・・・

これは、塩原温泉の畑下温泉の箒川の美しい流れである。 ここは静かであり、ちょっとあまり知られていない閑静であり、素晴らしい場所なのである。 多分、太公望達が好んで過ごす場所でもあるのだ! 大きくくねって曲がる箒側の流れ、そしていで湯の煙に包まれるこの地域は、本当に素晴らしい場所なのである。 この流れの傍には、露天風呂があって、また人を誘うのである。 (以前の紹介文を、ここに追記しておきますので、参考にしてください・・・・・・いつの日か、一度塩原温泉の帰りに、裏街道を通って、高原山の周辺を、回ったことがあった。

 

 その時の記録写真が今になって、懐かしく思えるので皆様の参考に、ここに供しておきます。 ここは、塩原の小太郎ヶ淵からまっすぐ南下するコースです。 途中殆ど景色は見えないのですが、矢板近辺まで来ると視界が開けてきます。 このときは高原山を北から東回りで一周したことになります。)

では、この流れに沿って、下って行きましょう・・・・そうです。 福渡温泉が待っているのです。 所でこの地域に行くためには、福渡まで行ってしまっては、矢板市には行けないのです。 実は、バイパスを通過して、私の良き行く「小太郎ヶ淵」に出ないと、下りて行けないのです。 (この周辺に行くための地図は、上の小太郎ヶ淵のリンクから参考に見てください。) そして、この一体は、箒川の支流である、鹿股川をさかのぼった場所にあるのです。 今でも別に紹介していますが、塩の湯温泉という本当の秘湯がある方向に車を走らせるのです。 多分、この地域を訪れるとこんな山奥に温泉があるなんてと、誰でも思われることでしょう・・・・しかし厳然と今もあるのです。 そして、素晴らしい川縁の風呂が楽しめるのです。


参考近隣名所など:

1)木幡神社: 矢板市木幡1194-1 0287-43-0272〈矢板市観光協会)
2)ニ本木の笠松矢板市上伊佐野 

3)ギャラリー音楽の森矢板市上伊佐野694-2 0287-43-1820  水曜定休
3)山縣有朋記念館矢板市上伊佐野1022  0287-44-2320 入館は?15:30月曜定休※祝日の場合は翌日  1?2月は土日祝のみ開館  大人700円(コーヒーサービス付)^小学生350円
4)社のギャラリー曼陀羅矢板市上伊佐野709-40  761 0287-43-9788 作品展ごとに変更あり(入口に看板があれば開館中)
4)矢板市立郷土資料館矢板市上伊佐野761-2  0287-43^0423 月曜定休 祝日の場合は翌日 

5)寺山ダム 矢板市長井石切場  0287-43-5224 (矢板土木事務所)  0287-43-5431(ダム管理所)
6)荒井家住宅‘矢板市立足192  0287-43-3247 土日曜9:00?16:00 平日見学の場合は要予約無料

7)寺山観音

8)矢板のリンゴ園とリンゴ狩り

9)矢板沢観音寺 (洞窟の中に地蔵尊がある有名な寺・・・洞窟内で参拝できる)


 

さて、約40分程度の道のりで矢板方面へ出ます。 ここは、矢板市の春の名物、つつじの咲く名所に出るのです。そして、矢板の県民の森の方向へ、ハンドルを切りましょう・・・そうすると、矢板市方面の美しい俯瞰風景が見て取れるのです。 尚、このみちは、地方道56号線(下塩原矢板線から県民の森の方向へ、来ているのです。

塩の湯温泉という本当の秘湯があると申しましたが、その周辺をその一端だけ紹介しておきましょう。 今時珍しい温泉風景ですが、嘗てはこのような雰囲気のある温泉街が、塩原温泉だったのです。 やはり都市化は何処の土地でも押し寄せてしまい、ちょっと古風な美しさを求めるのは非常に難しくなってしまったと言って良いのでしょう。 特にこの辺の紅葉は素晴らしく、特記しなければならない場所でしょう。

そうこう言いながら、この地域から、山道を辿って、矢板に向かえば、だんだんとどの周辺が開けてくるのです。 かなり高原山からははずれているのですが、やはりそれは名山の山麓と言うことでしょう・・・・まだまだ見晴らしは良く天候さえ恵まれれば意図色名場所がこうしてみることが出来るのです。 本当にこんなに山襞が多く連なっているのだなー・・・・と言うことがここへ来て初めて、うかがい知れるのです。

高原さんの見る角度が大分異なってきて、大変塩原からは離れてきたことを物語っています。 この県民の森周辺は、道は綺麗に整備されており、道標も良く整っているので迷うことは一切ないでしょう。 色々な観察地点があるので思い思いの場所から、その展望を楽しむことが出来るでしょう。

所でこの県民の森とは、どのように行くのがいいのでしょうか? 今回は、塩原温泉から裏道というか山道を経由して、この地域に来ましたが、正式には、矢板市に来てから、市内の中央部の十字路を右に曲がって、塩原方面へ向かうのです。 すると5km程度は知ると、丁字路に出ますが、ここにはリンゴ販売の大きな看板が沢山出てきます。この場所に県民の守之の表示があるので、これを行けば、この地域に出ることが出来ます。 高速道路の矢板インターにも、この地域からならば、せいぜい40分程度行けるので、決して、交通の便が悪いところではないのです。

県民の森

県民の森管理事務所周辺は美しく紅葉します。 子供達専用の散策コースも整備されており、素晴らしい山岳探査路が出来ているのです。 勿論春から秋間でのシーズンは誰が訪れてもそのすがすがしい空気で覆われていて、軽いピクニック気分が満喫できるのです。 奥に見える山が高原山の一部ですが、この地からものの20分足らずで湧水の名所を訪れることも出来ます。 尚仁沢の遊水池です。

 尚仁沢の登り方と地図  周辺観光:寺山ダム・寺山観音・寺山温泉・尚仁沢矢板りんご園高原山県民の森・東古屋ダム・東荒川ダム・等々

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