岩舟町の静和駅周辺風景

岩舟町のしずわ駅周辺を歩く

岩舟町に広がる静かな赤色の土管を焼く風情のある町

  栃木県の栃木市に近い現在では佐野インターの近郊に、しずわ駅(静和駅)という、急行などは、停車しない東武電車の駅が有る。 ここは、今では、佐野のインターから近く、アウトレットモール、そして、みかも山など観光のメッカが、この場所の近くに纏まってしまったのだ! そして驚くなかれ、この土管工場技術が、なんと、オーディオの土管スピーカーとなって、販売されているのである。 関連情報と販売先など・・・岩舟観光協会

 私は、往時からここの場所の雰囲気が好きで、国道新50号線が出来る前から、お邪魔しているのだ・・・・。
多分ここ静和(しずわ)を知らない方が多いのではないかと思われるが、ここは静かな閑静な処で、例えば、この駅を探すのに、電車で通過すれば、それ程難しくは、感じないのだろうが、これを、国道側から見つけようとして、このしずわ駅界隈に入ろうとすると、このしずわ駅を見つけるのに大変苦労するところなのである。 その理由は、その周りに、小さな山がある為なのだ・・・
 ここの小さな町では、昔から’焼き物’が盛んであった・・・・と言うと一般には、直ぐに益子焼のような物を想像するが、ここはそのような物でなく、例の全国で使用している’素焼きの赤色の土管’制作工場が多いところなのである。

 今は、一時期に比べればれば、その使用量が減ったと聞いているが、昔の窯元が、そのまま残っていて、いつ倒れるかと思われるような赤色の煉瓦で出来ている煙突などが残っていて風情の有るところなのである。 この写真は、最もしかりしている綺麗な煙突を写真に撮ってあるが、まだまだ泥臭い古い物が、健在に仕事をしているのである。


場所によっては、私の個人的推測ではあるが、奈良飛鳥地区にも酷似している場所と思ったのだ。 これは、周辺を少し歩って見るのがよい・・・・このような美しい場所が有るのに、ここをあまり紹介していない方がおかしいと思うのである。 この辺の人たちは、静かで、私たちが、お邪魔して見て回っても、自宅の奥の方まで案内してくれて、お茶お菓子までくれて、がんばってやってくださいね!、などと励ましてくれるのである。
本当に懐かしい思い出の地なのである。 しかし、ここ5,6年で新しいモデルの家が建ち並んで来ておりおり、多分あと10年もすると、この面影も消失してしまうのではないかと危惧するのは私だけで有ろうか・・・・

これがしずわ(静和)近辺の静かで穏やかな風景です。 一見、国道際を通る限り、目に留まらないところではあるが、色々な場所にこのような風情のある、歴史遺産の生活臭の残った、煙突が残っており、往時の栄華と歴史が、忍ばれる場所なのである。

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