塩釜神社

塩竃神社

     塩釜と言えば塩釜港と塩釜神社でしょう。 関東地域から行くには、茨城は近いにしても小名浜港のまた先であり陸奥の遠い場所という感覚は否めないでしょう!

 最近ではこの塩釜の買い物ツアーなどが組まれているようですが、今回その塩竃神社について紹介してみましょう・・・この塩竃は、高速道路で仙台まで行くのですが、現在はこの高速道路が仙台をぐるっと回れるように環状の道路が出来ているのです。 そして仙台市からこの道路を伝わって行けば海岸地域に簡単に出られるようになったのです。 仙台の青葉城とあの美しいせせらぎの街から高速で一挙に塩竃に行きます! 流石に海岸線に出来ている街ですが、何か歴史的に変わった名前の街並みが点在しています・・・・案内標識も歴史的な表示と名前がずらりと並びます・・・・そして、町中には今も古風な焦点、屋根瓦、道と総てが歴史を物語っている通りをくぐり抜けて行きます。 すると大きな看板が出てきて左に曲がるように誘導されますが、道幅は決して広くなく本当にここを曲がって行けば塩竃神社に至るのかと自答するような道なのです・・・・ そしてしばし車を進めると塩竃神社の駐車場に至ります。 結構広い駐車場があってここに車を停めて少し登ると立派な神社があるのですが、驚くことは神社の建物が一つでなく沢山あることです! 流石観光客が来ていましたが、そこから眼下に塩釜港が見えるのです! 関東では神社から港が見えるのはきっと珍しいことでしょう。 やはりここは、港の近い港町と神社であることが窺い知れるのです・・・・

塩竃神社

     いかがですか、神社境内から見る海の港風景は素晴らしいでしょう・・・・こんな場所に神社は位置しているのです! ところで先ほどの駐車場から登ってくると大きな鳥居があるのですが、一寸神社の名称が異なるのです・・・・塩竃神社に来たのに異なる名称が? これはこの塩竃神社と志波彦神社の由来を見ていただければ分かります。 この時には関東では、既に躑躅の時期は終わっていたのですがここは未だ躑躅の時期を迎えていたのです。

 

     駐車場から登りはじめるとこのような大きな鳥居が現れます・・・・これは塩竃神社から見ると裏側に当たり志波彦神社に対しては正式な入り口なのです。 多分駐車場との関連でこのようになっているのでしょうが裏から登ったコースと言うことになります・・・・

 

     山の高台に作られた神社であり坂の上に重厚な姿で祀られています・・・・神社自体はそれほど古いイメージはありませんが周辺の建物には東北の色合いが色濃く現れています・・・・

     案内表示板も歴史的な絵で表現されておりその歴史が窺われました! 階段もそれほどきつくなくできているのでお年寄りにも楽に登れるような出来になっていました・・・・

     境内はかなり広く作られており驚くばかりですが、ここからの展望は全然ありません。

     朱塗りの重厚な造りの神社であり造り自体は関東のそれと余り変化はないようです・・・・

     この時には平穏を装っていましたが、大祭が行われるときにはこの場所も沢山に人で賑わっているのでしょう! ガイドの人を連れたった観光客の人も多くいたのです。

     本当にこの時の神社は、春の終わりと言った感じの最後の美しい花を満喫できる一場面でした! 

     今回の東北の旅では、塩竃の市役所に寄ってみました・・・・観光の場所の案内参考にするためです・・・・それによると、この地の海の幸である競り市では、一般の方々も入って購入できると言うことでした。 しかし時間は午後に2時までと言うことだったので間に合いませんでした・・・もしこれから行く方は、その辺の時間にタイミングを合わせて行けば新鮮な海の幸を堪能することが出来るでしょう! そこで私は、その時間の後でもやっている塩釜港の店に寄ってきました! その名は、「マリンゲート塩竃」と言う場所です・・・・それほど大きな場所ではないにしても一般的な名産品と魚類果てに入る場所であり、家でとてもおいしく頂くことが出来ました! お勧め出来る場所の一つです!

     ここは塩釜港の南側に向かって行くとある場所です・・・・駐車場もあるので安心してお買い物が出来ることでしょう・・・・

 

塩竃港にて

     最初知らなかったのですがここはマグロの水揚げが日本でも有数の場所とのこと・・・・沢山の海鮮が販売されておりました! 

 

     この街の良いところは、この港町一帯の寿司屋の地図が纏められて有ることです・・・・一寸考えられないのですが、他県から来た人には素晴らしい案内となることでしょう。 この案内パンフレットは、市役所で頂くことが出来るのです!

 

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