小名浜

小名浜を辿る

     私の小名浜港の写真紹介は、多いが、今回は小名浜のやや奥に位置した、美しい造船所で見つけた素晴らしい風景を見てみたいのである。 ここは、一時、停泊する船の数も少なかったが、最近はまた復活したようで、素晴らしい沢山の船が停泊していて本当に見ているだけで、目と心を楽しませてくれる場所なのである。  一般の方々には、多分この周辺は、あまり知られていないのかも知れないが、どうして、こうした場所にこそ本当に美しいの「小名浜風景」があると言うことを知っていただきたいのである。 例えば、温泉とかハワイアンセンターとかを組みあわせた旅であっても、この様な静かな場所も是非とも組み入れて、海の色と船の色が組み合わされる錦絵を是非とも鑑賞して行って欲しいのである。

小名浜港

 

    ここには、小さな造船所と海洋学校があるようで、近くの高校生が、航海などを実習するために、沢山集まって勉強している場所でもある・・・本当に海のない県から訪れると、なるほどと感じられる事ばかりの素晴らしい場所が点在しているのである。 ここは、何度訪れても新しい発見のある美しい場所なのである。 何時であったか、子供ずれ出来ていた夫婦が、夫は、釣りに、母親は、子供とバースの上で海と船を見ている姿を見かけたが、こうした日常的な風景がここでハイたるところで見ることが出来るのである・・・・と言うことは、ここは大きな港であってもあまり規制がかかって折らず、自分の好きなことが出来て、ゆったりとした日を過ごせるからなのである。 港立ち入りの制限の多い場所! 駐車場のない場所等々、ひしめいている首都圏に近い港風景と決別して自然を堪能できる素晴らしい場所なのである・・・・

    それにしても、ここには修理で入る船の整備もやっているのであろうか・・・・通常では見ることの出来ないような、古い、錆た船が周辺に、点在しているが、これらの色が海の面に反射して織りなす風景の美しさは、格別なのである。 多分、天候の良い日にここを訪れることが出来るならば、青空からのセルリアンブルーに反射した海面に、船の色が複雑に混じり合い、素晴らしい光景を見せてくれているのである。 そして一度は、船の修理も少なかったせいか、大分差浴びれていたときもあったが、再び活気を帯びてきているようでもあったのだ!

小名浜と造船所

   ここは、小名浜港を右に見て、出来るだけ海辺を辿って行けば、間違いなく着ける場所である。 このトンネルの奥は、マリーンタワーの見える観光施設のある遊園地と続いている場所であり、決して奥まった場所ではないのだ。 今でも、ここは、何処にでも美しい景観は残っているのである。

 

    最近は、小名浜漁港でもボートの他に、ヨットも見ることが出来る様になってきた・・・・マリーナとまでは、まだまだ言えないまでも漁船に囲まれながらヨットが、並んでいる風景は、ちょっと珍しい風景であり、そういった気配の感じられる場所なのである。 遠く小名浜の市場が見えるが、また明日の早朝から活動を開始するのであろう!・・・・今は、この夕日の美しい所で、ただ海面と船を無心に見つめているのである・・・・右の写真では、トンネルが見えるが、ここを入ればあの有名な三崎公園が目と鼻の先なのである。 このトンネルのこっち側とあちら側では、全く生活感が異なって見えるから不思議なのである!

 

小名浜夕景

    この小名浜港は、すぐ後側に山というか丘があって、そこに沢山の民家が乱立している。 ちょっとした高台から、この小名浜風景を見てみると当然変化があって美しいのであるが、その上から実を言うと、その風景を良く見たことは無いのである・・・理由は簡単で、意外とこの海の水面が見える場所は民家が乱立しており、入ることが出来ず、本当に展望のよい場所は、旅館などの庭になっており、入り込めないのである!・・・・多分、それらの宿に泊まって鑑賞するのかも知れないが・・・・ 夕日を浴びて暮れゆく日々・・・そして毎日繰り返されるこうした美しい夕暮れ! どれを取っても山国に住む我々には、珍しく珍重されるべき風景なのかも知れ得ないのである!

小名浜夕景

    小名浜の春は、沢山の桜の木が三崎公園に咲いており素晴らしいが、この漁港に限って見れば、何時訪れても昔から同じ様な、風情をのこして皆を迎え入れてくれるのである。 初めてこの地を訪れる方々には、多分国道側から入ると思うが、片側4車線もあるような道路を通過するので一時、その広さと広大さに圧倒され驚いてしまうが、その広いエリアに現存するコンビナートの集団は、今では公害の片鱗すらなく、下に見える海の水面も透き通っており、素晴らしい海のある町に変貌しているのである!・・・・それが今の「小名浜港港」なのである。

 

夕日に煙る小名浜港

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