長野県飯山地域は積雪が多く有名なところだ。 ここから新潟地域が比較的直ぐ行けるところから、雪が多いのであろう。 そして遅い春が一度来るとその春の進行は、早く、一気に土手などから、ふきのとうなど芽を出し始め、緑に輝き、菜の花が咲き乱れるのである。 ここは残雪と千曲川そして両岸が、小高い山々で覆われており、それがかえって、風景の美を演出してくれている物と思われる。
私がこの地を良く訪れるが、このコースには、先ず、前橋から関越道路に入り塩沢インターで降りるのが常である。 そしてそこからしなびた温泉のある上野（上野）温泉を通過して、あの有名な清津狭の脇を通過して、津南に至るコースを選ぶのである・・・・・理由は簡単でこのコースは好いていて、最近は道も完全に改良されて、風景が良くいつの間にかこの飯山野沢地区に到着できるからである。
そして、野沢温泉の標識案内が見えてくるとこの地は、もう直ぐそこに迫っているのである。 周辺の山々は急に広がり見晴らしが良くなり何か詩歌を詠いたくなるような風景が続くのである。 そしてこのような菜の花の乱舞する地域えと誘われてくるのである。 途中虫生など土井内区を通過してこれはなんと読むのか本当に考えさせられる地名などもあって、本当に興味深い土地なのである。
上の写真では、菜の花公園の近くに学校が有って、この直ぐ脇に入り望む山河は素晴らしいところなのであるが、現在はここまで車で入ることは制限されてしまった！ 駐車場に車を置いてから、この場所に行くことは可能です。 反対方向の大きな山並みに目を転ずると、もう既に、農家の人が待ちに待った、春がやってきていました。 あの独特の紫色に輝く山肌の美しさは、本当に何とも表現できません・・・
学校の有るところから南方面を望むと、志賀高原の手前の山並みが迫り、ややそこから左方向を望めば大きな山が立ちはだかってそこではもう農村の春が、そして生活が見て取れるのである。
菜の花公園が今は有名になってしまったが、この写真は、その公園から千曲川沿いでの撮影なのでいかにこの周辺の撮影被写体が多いか見て取れるであろう。 ここは南が長野方面で川の上流であり逆行になるので鉄橋を入れた北向きの千曲川風景がお奨めなのであろう！ ほとんどの方がこの順光方向での撮影をしているようである。
清津狭、上野温泉、野沢温泉、津南段丘、松之山温泉、飯山城址公園、馬曲が（まぐせ）温泉、木島平、魚沼スカイライン、等々