那須岳

那須岳の冬

ご参考

 

★20160520:「那須八幡のつつじが、ついに見ごろを迎える!」 

那須岳は、春は花、秋は紅葉、そして冬は雪山と素晴らしい景観を見せてくれる栃木県内の名山である。 私は、那須岳の登山はあまりやらない方だが、周辺からこの山の姿を見に、冬から早春にかけて行くのである。 山には当然その時々の美しさが潜んでいるが、特に早春2月頃の山肌に雪を沢山被った美しさは、何とも例えようのない美しさなのである。  栃木県内から、この那須を見る場合に、一番困るのが、男体山などの日光連山の見えるところからは、良い形で那須を見ることが出来ないと言うことなのである。 この理由は、山好きの方々には、簡単に分かるであろうが、南月山という山が邪魔をしていて、茶臼岳の美しい容貌(山容)を、崩してしまうからなのである・・・・何か山が御釜をかぶったような格好になって見えてしまうからなのである。 (今まで、このページは、あまりご覧になる方がなくひっそりとしていたのですが、ここに来て、人気が出てきたようで楽しみにしています・・・どうぞごゆるりと見て下さい。関連情報も多いので写真愛好家の方にもきっと満足行くことでしょう)

★参考情報等:「2013那須フラワーワールド周辺の旅」 参考: 雪山一覧集
 
     では、どの辺からが良いのかというと、やはり、東北道で那須塩原インターを過ぎて福島県入りして、道で言えば、陸奥入りしてから、白河(黒磯パーキング)に近くならないと、これらの那須の(連山)山々は、良い姿を見せてくれないのである。 この山、南月山はと言うとかなり、茶臼岳に重なり、何とも異様な山形に変貌させてしまっている要因の一つなのである。 多分、風景を楽しむ方は、この那須岳を高速道路で運転中、那須パーキング近辺から素晴らしいこれらの雪山の光景を目にしていると思うのである・・・・そう、 あのような美しい姿は、残念ながら、栃木県内の中央部からでは残念ながら見ることが出来ないのである。 黒磯、そして白河と行くに従い、那須の山の容貌とその美しさが、次第に倍加して行き、その山容は次第に南北に広がりを見せてくれるのである。 では那須岳の冬の勇壮な姿を見て見ることにしましょう!

白河より見る那須連山

 如何ですか? 素晴らしい冬山の美しさを十分に満足できるポイントでは、ないでしょうか!・・・・中央が、那須岳の主峰、茶臼岳でいつも白煙を上げているのです! そして、この美しさがある故、皆がこの山に四季を通して惹かれ、那須を訪れるのである。 後ほど紹介しようとおもうのですが、この山にもっと接近して、こういう角度から見る場所も数カ所あるが、比較的よく見える場所には、残念ながら道(公道)がなく、あまり選んで歩けない所なのである。 多分それは、地形的な要因が多いのかも知れないのである。 さて、これからカメラを那須連山方面からより、西方面、会津方面に振ってみよう・・・・このように、連山に連なって、美しい山々が、連なって見えてくる。 そして、この日は、白河市には残雪が、残っていたのである(実はこの時期になると、ある年では、白河から見ても雪が無い時期があるのだ!) この風景は、空中ケーブルカーの有る茶臼岳、そして朝日岳、白森山、そして秘湯(もうそこは、会津であるが)で有名な二股山と連なっている風景を、この地域からだけ見ることが出来るのである・・・・

 

朝日岳を望む地那須連山より西方の山々

 実は、これらの写真は、白河市から見ているわけで、その他の地域からの見所が有るように思えるのであるが、例えば、白河の名城、小峰城から見ると、ここからでは、山が残念ながら遠のいてしまい、また、白河の名湖、南湖公園付近から見たとしても期待した程、山に関する限り、一般の傍観している、一般的な眺めとなってしまうのである。

 

那須岳早春

 参考に、上の写真は「那須茶臼岳」を、那須の町中より見ているものである(と言っても、那須を福島県境から見ているのである・・・・会津方面からの季節風の中で、空の雲が早く流れており、この時は、その奥に見える那須連山は薄く、霞んで見えるだけであった・・・・ 那須を訪れるときには、会津、福島、新潟が(もっと確定的に言えば、栃木県北部の天候よりも、新潟県が晴れないと、この那須連山は、天候が良くないと言えるのである! このへんは、首都圏の方々は注意された方が良いと思う・・・

 

白森山の雪白河市からの那須連山と農村風景

 この会津方面の山々の景観は、白河市から少し北に入っていて、山(那須連山)が遠くなってしまっていることに関しては、否め無いのであるが、この山々が、雪をかぶっている姿は雄壮であり、素晴らしいこと請け合いなのである。そしてこれらは、西郷地域からの展望であることを、追記しておこう・・・・従って、甲子温泉に近くなると殆ど眺望は無くなってしまうのである。 追記:最も最近では、この甲子温泉からトンネルが出来ており、会津方面に抜けることが簡単に出来るようになったのである。 これを利用して昔は大変だった観音沼などへのアクセスがめっぽう楽になったのである!)

 

那須連山と西方山々を望む

 ここには、ゴルフ場が、有って、この周辺の山々を見ながらプレーが出来ることから、少なからず、名所となっている様である。多分、首都圏の方々は、箱根とか伊豆の方に行くのだろうが、このような、場所も那須方面には、あると言うことを、ご承知下願いたいのである。

 

那須連山西側町中から見える那須岳

 田畑の美しさは勿論のこと、民家の赤い屋根の上に覆い被さって見える連山の迫力は、ここに来てみなければ、見られない風景なのである。 そして、右上に小さく見える赤い屋根が、ゴルフ場のゲストハウスなのである。 多分あそこからの見晴らしは良いのであろう・・・

 

ゴルフ場の見える那須岳と残雪風景

 町中を手前に、広大な那須の山々が広がりを見せるこの展望地が、素晴らしい生活環境を自から説明している様である。 ここは、西郷村に近く、そこから暫く山裾に登っていくと、あの有名な、温泉、甲子温泉に行くのである。 嘗て、私もその温泉の一番奥の「大黒屋の温泉」が好きで、夏は、もちろんのこと、冬もよく訪れたものだある・・・・なんと言っても、その温泉の高いところから、俯瞰して見る温泉プールのような大きな温泉は、一見の価値があると思うのである。 上から長い坂の様な、階段状の回廊を下って、下に降りてそこで、湯を楽しむこと・・・これが、一つの醍醐味だったのであった!  そして、本来、ここから会津への道が貫通(200810完成した)出来れば、もっと近くなるのであるが、その辺の話は、未だに聞こえては、来ないようである。・・予定通り、完成している。 道のり関連は、「会津の観音沼関連を見てください」

川縁の那須茶臼岳、朝日岳

  ここは、西郷村に入ってからの風景である。 ここでも、再び那須岳が悠然と前方に見て取れる・・・しかし流石に、茶臼岳は、少し遠方に遠ざかってしまうのであるが・・)。 川の流れは、厳冬なる故、水量は少なく、空の紺碧色に反映されて美しく輝いていたのである。 このような風景を見ていると、時間を忘れ、何時までもここに滞在したい、心地である・・・・冬とはいえ、風が少なく暖かい日は、結構多々あるのである。 少しスケッチなどしていると、「どちらいらっしったのですか?」’と丁寧な言葉で聞いてくる老婆が居た!・・・・ 
 
   いつもそうであるが、写真撮影をやっている限り、絶対に、このような会話は、無いのである・・・・不思議である!  本当に不思議である。 (多分これは、絵を描いている人達の特権であろうか!) しかし、これが絵画の世界となると、気を許してか、人が見に来てくれるのである。 それは、素晴らしいコミュニケーションの世界(場)だといつも、思うのである。 私の「小さな旅という」、旅の一片のテーマで扱っている紹介記事の中にも、このようなテーマが、いつも有るが、その中でも、同様にこような対話が、あった事、人とのふれあいが有ったことを、紹介して居るので、興味がある方は、是非見て頂きたいとおもう・・・・(これは、例年NHKなどの、放送内容でも、扱われており、その放送内用でも、それほど変わってはいない・・・人とのふれあいを大切にしているのである)   話が長くなってしまったので、この辺でこのテーマは、ここで終わりとしたいと思います。

那須岳が見える場所地図

 今回の旅と写真紹介では、上の赤丸表示の周辺が、この写真テーマとなった地域である。 それ程遠くないので魅力を感じた方は、東北道の白河インターでおりて、数分でここに至るので、是非とも、見に行かれたらよいと思う・・・・冬の2月までならば、このような風景が、いつでも見られるのである。 そして運がよいときには、那須岳が、夕方近くに真っ赤に染まった赤富士ならぬ「赤那須岳」が、西方向に浮かぶさまは、本当にに美しく、忘れられない風景となるのであろう。 そして、もし遠く会津迄も足を伸ばしたい方は、ここから行くと比較的楽に行けるようになっているので、是非ともいってほしいのである。

周辺案内: 早春の那須岳紹介  南湖公園白河の関小峰城址会津地方那須温泉、羽鳥湖、岩瀬湯本温泉、甲子温泉、羽鳥湖高原レジーナの森、二股温泉等 |アルプスを望む!アルプスとわさび園

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