奥塩原温泉 元湯 

奥塩原温泉 行き方

ここでは、塩原温泉の一番奥にある最近人気の元湯温泉の紹介をしています。  「塩原探索

 

先ず、奥塩原温泉について紹介しておきましょう・・・奥塩原温泉は、一般的に新湯温泉と元湯温泉に別れます。 栃木県北部の那須塩原市の標高1000mの山あいに ある温泉宿場なのですが、湯治場が主体としていた温泉街です。 現在も数件湯治場的な温泉が残っていますが、かなり近代的に建て替えており、湯治場自体は少なくなってしまいました。 この温泉は、質こそ違いますが、硫黄泉が主体です。 また、隠喩もできる温泉が多く胃にとても聞くという温泉が多く飲んでみると、荷が辛い湯が豊富です。 日光国立公園塩原温泉郷の豊かな自然の中にあって、本当に湯治場を思わせる湯の豊富な温泉場です。 場所の概要図を示しておきましょう・・・

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奥塩原の場所

上の地図からもおわかりのように、那須塩原ICから福渡温泉、古町温泉の中心を越して、上塩原温泉を目指し、そこから左折して元湯に至るコース(1)と、最初から新湯方面を目指して右折してこの元湯温泉に至るコース(2)が、あります。  とても景観の良い道ですが、 どちらも冬は、一箇所の坂があるのです。 どちらかと言うと、コース(1)のほうが、坂の厳しさはないようですが、(2)の方は、下りの坂があって、そこを帰るときに登るのが雪があると大変でしょう・・・ここは、冬のときは、チェーンが必需品と言えます。 積雪は、会津地方と同じで、雪の量は少ないですが、塩原としては、一番積雪が多いところです。 除雪が良いので、雪に慣れている方は、驚くことはないと思いますが、こうした場所の温泉故に、秘湯といった温泉に浸ることができるわけです。

塩原温泉は、那須塩原温泉のICから降りて、まっしぐらに西に向かえば行けますが、この温泉は、もっと奥で、日塩もみじラインに入る手前まで行くことになります。 現在は、ハンターマウンテンスキー場の入口に向かう道のりとなります。 


 元湯温泉は、奥塩原温泉にあり2月ころになると雪が多くなり訪れるのに交通上の心配になりますが、ここでその例年の雪の程度を見ていただきましょう・・・・  元湯温泉は、県内の人は、熟知していますが、奥塩原温泉というカテゴリーに入ります。 下の写真でその奥塩原温泉の概要を紹介して見ましょう。

★関連情報:「関東湯治場一覧集

 

奥塩原温泉への冬の旅となると、雪と氷結でやや後込みする方がいますが、実際はタイヤがノーマルでなくスノータイヤをはいていれば、十分安全に行けるところです。 その場合でもタイヤチェーンは、一応持っていた方が良いでしょう。 しかし、奥塩原温泉迄行く途中は、チェーンを利用することは、ほとんどないでしょう!(これは、奥塩原温泉近くだけのエリアで必要になるのですからです)・・・降雪後の直ぐでない限り、除雪はよいので通常と同じ感覚でよいでしょう。)


     これから皆様を、塩原温泉で最も、濁り湯で有名な、奥塩原温泉「元湯温泉」にご案内いたしましょう・・・・「新湯温泉」 「新湯温泉 2」 は、こちらから

 ここの奥塩原温泉のお湯は、塩原温泉のお祭りに捧げるお湯なのです。 この元湯温泉より下の方にある一般的な温泉街は、どちらかというと、塩原と言うようにやや塩分を含む温泉郡なのですが、それに対してここ奥塩原温泉の元湯温泉と、新湯温泉は、一番硫黄分の多い知らぜらる温泉地なのです。 また最近ではよくTVで取り上げられるようになった、ぼく汁のような色の風呂もここ奥塩原温泉の元湯にあります!

     東北自動車道で、那須塩原インターを下りて、温泉渓谷(バレーライン)を登るあたりからの情報を写真で見てみましょう。

    実際行ってみると塩原温泉周辺は、豪雪地帯ではないのですが、さすがこれからお奨めする奥塩原温泉の元湯温泉は、元湯といわれる場所であり地形的に会津地域に酷似しているところから、春雪が多いところなのです。 しかし、この雪を見ながら元湯温泉に浸ると言うことは、とても素晴らしいことです。 

   福島あたりから来た人に言わせると、この辺(奥塩原温泉)の雪は、雪ではないとのことでした・・・・確かにそうかもしれませんね! 会津地域の雪は、何メートルにもなるのですからです・・・・。 ここの雪は、せいぜい多くとも30センチ程度だからです・・・しかも殆ど昼間は溶解して緩い状態だからです。(これは、この奥塩原温泉地域が盆地であり山の中程に囲われているので、太陽の陽光が差し込むと直ぐに溶け始めるからなのです・・・会津地方のようにかちかちの結氷は、ほとんどないといえるでしょう・・・

元湯温泉を見る

    奥塩原温泉の元湯温泉の全貌です・・・・・ここへは、新湯温泉、尾頭トンネルの登り口を左折する一般コース(1)のどちら側から来たとしても接近するメインの橋の上の光景です。 ここが最も元湯温泉の全貌が見られます。 手前は、今では家族などが住む家が出来てしまいましたが、一番上から手前の3軒までが、元湯温泉の温泉群落であり、旅館街です・・・・・要は、3軒しかない温泉の寂れた街・・・いや、それが最も良い環境です。いまどききらびやかなネオンがあるような温泉街は、好まれませんから! ・・・・・それが、奥塩原温泉の秘湯群なのです! ここから見て、一番奥が「大出館」、手前の白っぽい建物が「元泉館」、そしてその手前が、「えびすや」 です。

 


ここまでくるコースを見てみましょう・・・塩原温泉の、最初の温泉地帯の福渡温泉近くからの眺めです。 例年の雪も大体この程度です。 降ったとしてもそれほどの根雪にはなりません。 全般的に2月にならなければ、乾燥した寒さが続く地帯が北関東ということなのです。 まあ言ってみれば雪が降っている時、また直後に奥塩原温泉の元湯温泉を尋ねない限り車の運転は容易でしょう・・・・

福渡をすぎて最初の丁字路

塩原温泉街中の福渡温泉の風景ですが、このようにこの辺の道に全然雪がないときでも、この元湯近辺に入ると雪が現れます。 もちろん、これは2月の時期です。 雪が多い時期にはやはり現地に聞いてから準備したほうが良いでしょう・・・・

元湯温泉街

奥塩原温泉の元湯温泉は、 先にも紹介しましたが、塩原の手前から左に入る道と新湯から入る道がありますが、これは新湯からのコースで入った時の元湯が最初に見えてくる光景です・・・・かなり高度差がありますが、一挙に下るのでそれほど高度差は車では感じられないのです。 しかしここで注意が必要なことがあります。 この奥塩原温泉の元湯まで降りて来て湯に入り、いざ同じ道で登って新湯の方に帰ろうと考えた時、この道が凍結していると、普通のタイヤでは滑ってしまい登れません・・・・それは当然でしょう・・・・これほどの高低差があるからなのです! 意外とこういう人が多く、そのときには、反対方向の道から帰ることを進めるのです。

 

福渡温泉街から少し直進すると、T 字路に出て、一般的には、左折しますが、これは直進しております。 俗に言う、天狗岩を見て走っています。 この旧道の方が温泉地らしい風景が広がるからなのです。

元湯から帰りの道・・・ひなびた温泉街だ

箒川の橋の脇から温泉街に入って行く道です・・・・除雪をされるので周辺に雪があっても車道は綺麗です。 旅館街の宿の真ん前に車を止めて奥塩原温泉の元湯温泉を楽しむことができます。 

 

天狗岩を見る場所

塩原町中の写真です。 一番大きな、福渡温泉街を過ぎて、やや左に曲がる道にさしかかると、このように、上塩原の山並みが迫ってきます。 道には、このへんも雪は見られません。

元湯から帰るときの最初の坂

 塩原温泉街から少し奥塩原温泉の方に登ってゆくと、直ぐこの程度の坂で登ることができます。 ここを登ると山田館の方へと行くことができます・・・・

有名な木の葉石近くを、走行していますが、この程度で行けます。 これは、尾頭トンネルのある山々に遮られて会津のような雪は降らないのです。

川の反対側に、今も残る、民家の姿が残っており、写真とか絵を描く人たちの垂涎の場所となるのです。 このへんから道がやや氷結しますから気を付けて運転してください。

 

福渡をすぎる頃

いよいよここまでくると直ぐに元湯温泉だ

奥塩原温泉の元湯から塩原方面へ向かう道です・・・・このように雪があっても除雪は進んでいます・・・・・雪が降っている時にはちょっと注意が必要でしょう・・・・

暫く、道なりに走ると、このような橋にさしかかります。 ここを、左折してください。 小さな看板ですが、元湯方面の看板が立っています。 そして、ここを左折してから山道にはいるのですが、一キロほど走ったところからが、急な坂道となります。スノータイヤが有れば殆ど上れますが、注意してください。そこを登り切ればあとは起伏はあまりないので、元湯まで行けます。 そこの所が、山場です!!!

塩原から元湯への道のり

 

なお、この場所は、上塩原の手前です

元湯を上から見ている光景

これも新湯から奥塩原温泉の元湯に出た場所の遠望風景です。 除雪された道の雪が道路のガードレールに溜まっており、遠方の風景を遮断しています・・・・最も冬に慣れた人ならそれほど驚くことはないのでしょうが・・・・

少し大きな写真で真冬の紹介ページは、ここから!

塩原温泉街から元湯温泉に行く途中にある民家の様子です・・・・今でもこうした家が残っています・・・・郷愁を誘うことでしょう・・・・

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