佐久秋風景

佐久から八ヶ岳への旅

  

 佐久市から八ヶ岳へ行道のりは、比較的分かりやすい。 というのも中山道伝いに行けば良いからである。 国道141号を南に向かえば、山梨県の県境で八ヶ岳に出会うこととなる。 しかしこの街道筋では、残念ながら自然は思ったほど満喫できないだろう・・・・「軽井沢アウトレット

 

そもそも山が好きな人達は、山を見ながら旅をすることに集中しているからである。 中には山を登らなければ、山でないという考え方の方々もいるが、私は山を遠くから見ながらその美しさに感動し、そしてそれを堪能する旅の仕方なのである。 これが個人の趣味の方向を定義付けているのであろう・・・ この旅の特徴は、なんといっても軽井沢から右側に美しい浅間の山裾を望みながら佐久市内を通過して、先ず白樺湖、蓼科山コースを狙うのである。 崎ほど紹介した佐久市から直接八ヶ岳を狙うのでは、ないのである。 山岳コースと言っても山道は、それほどくねくねしてはおらず完全舗装でなんといっても車が少ないのが特徴なのである。 実際このコースから蓼科に出てこの白樺湖を過ぎてから、左に降りて蓼科に出て、そして八ヶ岳に出る・・・ここは、八千穂高原である。 そこから、八ヶ岳を仰ぎながら、141ごうにでて、野辺山に向かい、ここを東に曲がり、106号に出るわけである。 そして信州峠から八ヶ岳を望むコースは、最も親しまれた観光コースでありその美しい山々を堪能出来る場所なのである。 最も、このコースを知っている人は少なくきっと、飯盛山近くからの眺めで満足する人が多いようである。

 

     春の時期の軽井沢の風景であるがこのように空気がきれいで素晴らしいい・・・・これは新幹線の軽井沢駅の前の軽井沢アウトレットの様子である。 ここも佐久市であることを知らされた・・・

     そして軽井沢からだんだんと佐久市に至ると秋は、このような田園風景が望まれる・・・・実に静かな片田舎風景で現代では、ほとんどの農家は藁屋根といった建物は見当たらず、何か佐久市はかなり進んでいるように思う・・・本当にこうした近代的な家々が多数見つかるから不思議である。 かえって東北方面へ行ったほうが旧家の姿は、多く認められるのであるが・・・・

     途中のコースで、浅間山は右側に見えるがその裾野の美しさは格別である・・・・特に冬の浅間山はその全貌が見れ荒れてほんとうに美しい裾野を提示してくれるのである。先ほど紹介したように、若しこれが、141号でゆく限りこうした風景は見ることができないのである・・・やはり少し遠回りしてもこのコースを選びたいものである。

     浅間山もだいぶ遠くに下がり、立科周辺に至るとますますその周辺の美しさは、自然が倍加されるから不思議である! ここで長野県では、面白いことに似通った名称多いことに気がつく・・・・例えば、上に紹介した立科は蓼科でないことである。 地図をちょっと紐解いていただくとよくわかるが、こうした非常に似通った、トチ名称で、ちょっと言葉が、にごり音だけで異なる地名が多いことに気がつくのである・・・・

     遠く霞む浅間山を見ながらの旅風景は心が踊るひとときとなる・・・・この周辺の空気にしたり車を進めよう・・・・軽井沢、佐久市、そして立科に入り、望月を過ぎてから左折して、白樺湖方面へ行くのである。(152号線) ここは長門町周辺であり、長門牧場も有名であり、最近はこの牧場のアイスを長野道のパーキングで食べられるようになった・・・

    先ほどの142号から152号に入ると、今度はやや登りコースとなるが、この道こそが多くの美しい風景を見ることのできるコースなのである。 標識は比較的、分かりやすいので誰が訪れても問題はないだろう・・・・そして白樺湖の手前で、かの有名な女神湖へと到達するのである。 続き1続き2続き3 も参照ください。