山梨市 三富村

三富村

 関東方面から雁坂トンネルを通過すると、もうそこは、あの西沢渓谷のある、山梨市であり、三富村に出る。 ここは、さすがに西沢渓谷がある場所なので、谷間は深いがその道路から遙か下を望むと、あの笛吹き川の源流である三富村である。 ここは、甲府の桃の花が咲期終わる頃、同様に桃の栽培が多いだけに、沢山の花々が同時に咲き出して、素晴らしい場所なのである。 多分、ここをその適宜な時期に通過したならば、一瞬たりとも足を止めて、周辺を見ることであろう! ましてや、ここは、山間である故、起伏が多いので、その環境たるや、素晴らしいしい場所なのである。 色々なハイクのための地図なども揃っており、確かに、来てみると、ここは自然の宝庫なのである。 それにしても、なにか、秩父からここに入ると、山々はその険しさが、ややソフトになってきて、どうして、あんなに秩父地域は、厳しい自然状況があるのかと、驚かされるのである。 故に、ここは、私の見るところ、穏和な、ゆったりとした、農村風景を、表現しているのであった。 それ故何度来ても、素晴らしい境地なのである・・・・・温泉あり、花あり、果物あり・・・・至れり尽くせりの、総てが、自然に恵まれたすてきな、場所なのである。 わたしは、そうゆう境地が、大好きなのである。☆関連情報 「長野のあんずの里も美しい!」 <20120402山梨 見富村と桃の花畑 日本の原風景

 この場所は、私の偶然出会った小さな村の公園であり、牧丘の外れにある場所なのだ・・・・ここの周辺は、桃の花、レンギョウなしの花、ハハコグサ等々総てが一斉に咲き出して美しい様相をしているベスト地域である。

では、ここで秩父側から、ここへ来る、雁坂トンネル周辺を紹介して、ここのテーマへとつなげて見よう。

 

 この三富村周辺に来るには、秩父路の、かの有名な栃本部落を通過する必要があった・・・・と言うのもほんの数十年前は、トンネルが出来たとはいえ、この部落を経由してから、この地に来たのである。そして、この三峯山の周辺を通過しなくても、今はループ状のトンネルを通って、山梨県へ入れるようになったのである。 この栃本部落の見た目の美しさは、格別であるが、どうして、ここで暮らす人には、かなりの労力が加わり、負担となり、この様な傾斜地を避けて若者は、皆、都会へと出て行ってしまったのである。 それは、ここに関所があったことからも、うかがい知ることが出来るのである。

 

 この場所を、秩父側と、比べると三富村は、それ程生活には、厳しさが感じられない・・・・やはり、これは地形的なところから来ており、この山塊が覆っており、温暖な土地形勢から来ている風情なのであろう。

 

 三富村を下に下りてゆくと、そこにはこうしたしっかりとした家屋が沢山建ちならんでいる・・・・栃木県等から来た人には、最初は、変わった建築物だと目を見張るのである。 

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