益子陶芸の町と風景美

益子の春の風景美

  益子は、 栃木県で有名な陶芸の町です。 その益子の美しさを、今日は別の角度から、紹介して見たいと思います・・・・それは、「益子陶芸の町の早春風景」です。 ’陶芸の町’としてあまりにも、有名なので、この様な風景美は、知らない方もあると思いますが、今日、ここに紹介する場所は、いわば’益子陶芸の町の裏風景’なのです。 では、どういうところかというと下の写真を見てください・・・・これが、早春の約一週間くらいの間にしか見ることの出来ない早春の風景なのです。 山も木々の芽が何時出てもおかしくない丁度その時期、実に微妙な時期に、この写真は撮られています。 そして、このように周辺の山の色は又格別なのです。 山々が茶色、いや紫かも知れません・・・・とにかくいくら見ていてもその美しい彩りは、心を和ませてくれるのです。 益子紹介のパンフレットを見ると、この界隈の紹介がされているのです。 美しい否か田園風景なのです・・・ 益子アジサイ祭り

 

 益子町は、例えば、山と言えば高舘山です・・・・そうですあの、有名な、西明寺があるところです。 このお寺は素晴らしい古刹です。 絶対一度は訪ねる価値があるところです。 そして、その山から、南を見るとき、雨巻山という533Mの、山があるのにお気づきでしょう。 その周辺は、特に257号線が通過しており、ここから東側に見る山がこの写真のように春に萌え盛るのです。 一度ここを訪ねてみてください・・・・特に最近は、高速道路が、開通し、この周辺も、大変訪れやすくなっているのです。

 ここは、田園風景が広がるところです。 そして甍の町です。 沢山の民家がしっかりした造りで、建っています。 豪邸も多いのです。 美しい民家と山の春が呼応して本当に美しい風情を感じさせたくれるのです。 しかし今では、わら屋根の住居は、一軒だけになってしまったようです・・・・時代の流れには逆らえないのでしょう!

 

 では、春を感じて頂くためにその美しい写真をここでもう一度別の角度から見てみましょう。 多分これから農作業が始まるのでしょう・・・・今が一番「のどかな」ときなのでしょう。 鳥のさえずり声が聞こえてきます・・・そしてウグイスの囀りも・・・静かな佇まい、そして遠くから聞こえる鳥のいななき、どれ一つを採ってみても、早春の美しいその時の、一枚の絵はがきなのです!

 さて、では、ここから少し益子の町に戻ってみましょう・・・・下の写真が、その場所になります・・・春の霞が出てしまいました・・・・春はその時、その時間が勝負なのでしょう。 余り見とれていると、このように天気が変化してしまい、春霞が出てしまいます 257から297号線に入った所にある峠道です。 地図上では少しくねくねとした当たりなのでしょうか・・・・ここから振り返ってみると、このように関東平野が展開して遠くには日光連山が見て取れます。 写真では、はっきりしませんが(実は、望遠がなかったのですが・・・)、実際にはもっと素晴らしい展望が待ち受けています。 そしてあの有名な、西明寺へと続くのです。

 

遠く男体山など見える近くの山々

 長野県とか、その他、山深い所に行けば、こういう峠が沢山あり俯瞰する景色が見られますが、この地域としては、珍しく、、ちょっと坂を上がっただけで、このように、かなり眺望が効いていて、しかも、静かな田園の春の陽光を十分に感じられる場所なのです。 私の思うところ、栃木の大平山以上に、風景は、よく見えてワイドで綺麗かもしれません。 そういう点では、一つのあまり知られていない、穴場なのかも知れません。

遠く栃木方面を望む春のかすんだ山々が見える

 ここは、確かに、広く展望が効いて、美しい魅力的な処から、最近では、この山の北側裾野に、道を造成して、木を植えて、花を生けて、町興しを始めているようです。 すでに展望ドライブコースも出来ていました・・・・

 

益子部落を見る春の鳥瞰図

 多分、これからは、そこを訪ねて皆が来るようになるのでしょう・・・・色々な植木や展望施設、そして、眺望も綺麗な所なのですから・・・ 今後の発展が十分期待されるところでしょう。

 

栃木県みちくさ情報へ戻る    益子焼窯元共販センター      益子駅舎  益子の藍染・日下田工房                次の益子風景へ