出流山満願寺のシュウカイドウ

出流山満願寺とシュウカイドウ

★20200802: 秋海棠の様子・・・自宅の秋海棠が見頃に近づきました。 少し例年よりも早いようですが・・・ということは、お盆の頃の秋海棠の見頃はすばらしいものとなることでしょう・・・今年もこの出流さんの秋海棠の美しさを楽しみにしています。

 

寺山観音の秋海棠見頃に

例年は、どちらかと言うと、開花が県内でも遅いほうです。 下にあるように昨年は見頃が9月6日となっています。 今年はと言うとすでに12日。 見頃が遅いわけではないのですが、今年の天候異変と暑さで花を忘れていました! 秋の訪れを告げる花と言われているようで、これが咲くと秋・・・長井の寺山観音というのは、地元では有名なのです。

2019年09月12日

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☆20200124:出流万願寺は、本堂の裏から奥の院という場所にゆくことができます。 しかし昨年の台風の影響で、この裏道が土砂崩れで道がふさがってしまったということです。 色々手を尽くしているそうですが、あまりにもひどく重機が入らないので、修復が難しいと言うことです。 県の土木科でどのような修復方法があるのか検討中ということです。 夏の秋海棠で素晴らしい景観のある場所ですが、本当に残念なことです!

 出流には、万願寺というお寺があります。 この寺の境内周辺に沢山の秋海棠が咲いています。 そして、忘れてはならないのが、この万願寺の裏山には、秋海棠の群落地が広がります。 万願寺の右側から入ります。 入場料を取られますが、秋海棠の咲いている量は、ものすごい量です。 一度入って見てください。 秋海棠の咲いている量に圧倒されるでしょう・・・・まだ知らない方が多いようです・・・・「万願寺の秋海棠」「万願寺裏山の秋海棠」 

★20190830: 出流山で秋海棠の花が見頃となりました。 自宅でもすでに咲いており、今年のお盆以来急に花が広がりました。 ここは出流山でも出触れ合いの村という場所です。 今日は、地元紙でも見頃と紹介されました・・・これから写真家が空きを求めて多く行くことでしょう・・・ここは、幅2mくらいの出流川の源流で、300mに渡り両岸に秋海棠がびっちりと咲きます。 好きな人は、長靴で川に入り込み撮影する人もいます。 今年は、鹿とイノシシが出没しており、この秋海棠を食い荒らしているという・・・こういう点では、「都幾川の秋海棠」と同じである・・・・あちらでは数年前からの食害で、ワイヤーに電気を流して食害を抑えています・・・・

 注 ★2017年8月13日には、出流山ふれあいの森でシュウカイドウが咲きだしています。 あと一週間くらいで見頃を迎えるでしょう・・・ほぼ9月いっぱい楽しめるので、少し涼しくなってから鑑賞に行くと良いでしょう・・・「20170813日現在の出流ふれあいの森シュウカイドウの開花情報」  「出流山満願寺の境内のシュウカイドウ満開時の様子


このページでは以下のような内容を紹介しています・・・

1)満願寺とシュウカイドウ

2)奥の院入り口案内

3)出流山満願寺の行き方と地図紹介

4)出流山奥の院への道の紹介写真集


1)満願寺とシュウカイドウ

出流山は、栃木市の北にある鍋山地域の山中にある風光明媚な場所にある寺です。 護摩祈祷霊山、坂東大17番札所としても有名です。ここには、奥の院、滝行、座禅等色々な行事が行われる古刹です。 寺としても有名ですが、この境内にもシュウカイドウが咲いています。 しかしここで紹介するのは、この万願寺の裏山にあるシュウカイドウの群落です。 まだ知らない方々も多いようですが、裏山全体がシュウカイドウで埋め尽くされており、その一番奥に鍾乳洞があるのです。その場所が奥の院です。 若人からお年寄りまでこの道筋を登ると、いたるところに修行の言葉が刻まれており、いかにも登ったあとの気分は、爽快です・・・

 

この奥の院への参道は、本殿の右側もお守りを販売している場所で、¥300.ーを支払って入るのです。 あとは200mくらいのなだらかな上りとなりますが、その周辺がシュウカイドウで埋め尽くされているのです・・・ほんとうに自然の壮大さを味わえる場所としておすすめです・・・9日イカ状態は、「出流ふれあいの森」の秋海棠の開花状態とほぼ同じ条件で咲きます。

万願寺自体も素晴らしいお寺ですが、その上に裏山のハイキングと、奥の院のお参りというようなコースを選んで楽しむことができるのが特徴です・・・

出流山満願寺入口の門

 

2)奥の院入り口案内

出流山満願寺は、阿吽の仁王像が山門に立っています。 これを通過すれば、境内です。 手前には多くの蕎麦屋が乱立することでも有名です・・・・どの店に入るか選ぶのさえ大変な場所です・・・それほどこの場所は歴史的にそばが有名なのです。 ちょっと数えても10軒程度の店が乱立しており、各店の特徴があるのです・・・・「出流そば紹介」

奥の院案内図入山料納ところ

 

境内を通過して、本堂を思い利してから右に行くと裏道に入る入り口があります。そこで¥300.ーを支払うと、あとはもう探索コースに入るだけです。 そこから20m程度のゆったりとした上り坂が続くのです。 その間渓流あり、花あり、シュウカイドウ開花ありの道が、奥の院まで続いています・・・・あとはみなさんがどのようにお参りして楽しむかを決めるだけです・奥の院に到達すると、右の断崖の上にかなり高い木造の建物が現れます。 

美しい清水寺のような奥の院の構成美すぐ下は呼応したシュウカイドウの花がたくさん咲いています

その建物を登ると、やや薄暗い場所の中に鍾乳洞があり、これが、有名な鍾乳石でできた石仏です・・・・冷ややかな感じがする薄暗い建物の奥にこの石像は隠されています。 目をこらえてみないと見られないかもしれませんが・・・・

 

一番上の鍾乳洞のあるお参りどころ

ここに至るまでの道は細いのですが、シュウカイドウが波を打って咲いています。 山間の場所が皆、シュウカイドウです・・・何十万株の秋海棠の群落地です・・・本当に驚くことでしょう・・・

途中の散策道路とシュウカイドウ滝行ができる大きな滝と池之端

登る道は、きつくはありません・・・しかし途中途中で見るものが多いので休み休み行くのが良いでしょう・・・最後が清水寺の建物を模した建物がありそれが、奥の院です。 その中に鍾乳洞が隠されており、やや暗い中で見られます・・・・幽玄な世界が出現しています・・・滝あり、花あり、坂あり、といった登り道です・・・・

 

集荷お動画うなるほど咲いている道端から見るシュウカイドウの群落

3)出流山満願寺の行き方と地図紹介

出流山は、栃木市の北の方向で、有名な星野遺跡の反対側の山奥にあります。 最寄りのICは、栃木ICが都合がよくそこで降りてから左折してほぼ30分程度の場所です。 出流山の万願寺をめがけてゆくと標識も出ています。 山間の道といえども周辺は石灰工場が多く、人影のない静かな場所ではありません・・・

楽しめる場所としては、蕎麦屋が驚くほど多く地元の人達もこれを楽しみに来ている人も多い場所です。 万願寺のお参りも素晴らしいですが、ここで紹介するシュウカイドウの群落と奥の院のお参りが何と言っても秋の時期のおすすめの旅と言えるでしょう・・・

万願寺周辺案内図

ここを登るには崖などはないので通常のハイキング程度の靴で十分です・・・濡れるような場所はありません・・・車椅子ではちょっと登れないでしょう・・・・

4)出流山奥の院への道の紹介写真集

最初の登り口の構成道路

当然古刹ですからそうしたムードの漂うシュウカイドウの細道です・・・歴代の住職の墓などもあり、永遠に続く永代の歴史が刻まれていることが、よくわかります・・・・

どこを向いてもシュウカイドウの山

上に向かう道はこうした道があり、静かで涼しく暑さを忘れさせてくれます・・・以前は、この更に上に鍾乳洞の大きなものがあったのですが、現在は危険ということで入れてくれなくなっていました・・・・注意看板で立ち入りが制限されていました・・・・

小瀧とシュウカイドウ

小さな滝があってシュウカイドウの花を引き立ててくれます・・・水の音が心地よく響き周辺の自然のセミの音を増長してくれます・・・魅力満載の境地と言えるでしょう・・・・

水流とシュウカイドウ

以上、シュウカイドウの探索時は、本当に素晴らしいものです。 シュウカイドウと苔むした感じの石が散財しており、写真素材としては最高の場所でしょう・・・こんな自然が出流山満願寺にはあるのです・・・

 

以上

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