本土寺 紫陽花

あじさい寺 本土寺

   ☆20180530日:今日現在で、鎌倉とは異なり1-2分咲きということです。 来月6月に入ってから、咲き出しそうです。もう少しの辛抱ですね・・・ 「本土寺-1」 


 

:もうすぐ満開を迎える本土寺・・・今日は、この本土寺を紹介してみたいと思いいます。

本土寺とあじさいの紹介をしています。

1)本土寺紹介

2)本土寺に至る道のりと周辺の紹介

3)本土寺のあじさいの紹介

4)平日の午前10時頃の本土寺入り口の様子

5)☆Archives:


 

1)本土寺紹介

  ★20220622: しばらく忘れていましたが、ここ本土寺の花特にあじさいは素晴らしいです。 梅雨に入り、一層美しい色に輝いています。 今年から、コロナでできなかったことも、戻って、正常に行うそうです・・・ぜひこの本土寺を見に行って下さい・・・とても素晴らしい庭園と花の数々です・・・「本土寺紹介

本土寺の正式名称は、長谷山本土寺とよばれている。 ここは、名高い’あじさい寺’であって、松戸市にあります。 と言っても北千住の駅から各駅停車でも20分程度の場所にある古刹なのだ。 梅雨の晴れ間に訪れて見たが、流石に、その名声ある素晴らしい寺’本土寺’は、何とも言えない雰囲気の中で、ひっそりと佇み、あじさいの花々に囲まれて存在していたのです。 

   松戸市のHPでは、「長谷山(ちょうこくさん)本土寺は、建治(けんじ)3年(1277年)豪族平賀忠晴(ひらがただはる)の屋敷内に、日蓮上人(にちれんじょうにん)の高弟日朗(にちろう)を導師として招き、開堂したのが起こりとされています。下総国における日蓮宗の中心寺院の一つで、同じく日朗の開創した鎌倉長興山妙本寺(ちょうこうさんみょうほんじ)、池上長英山本門寺(いけがみちょうえいざんほんもんじ)と共に「郎門(ろうもん)の三長三本(さんちょうさんぼん)」と称された屈指の名刹です。この寺には、日蓮直筆の書状類をはじめとして、松戸市にとって貴重な中世史料が数多く所蔵されています。

 

また、近年は境内の整備が進み、現在では5万本のあじさい、5千本の花菖蒲でも有名で「あじさい寺」「紅葉の寺」としても市民に親しまれています。」と紹介されています。 とにかく大きな古刹で、いろいろな花が満開です。 意外とビルの谷間にこんな場所があるのかと驚かされる場所です・・・

 

本土寺とあじさい

3)本土寺のあじさいの紹介

 はっきり言ってこういう寺は、この辺(栃木)からでは、鎌倉まで行かないと、見ることが、出来ないと思い込んでいた私の考えが、今回、間違っていたことに気づいたのです。 

  とにかく’あじさいの花の多い’こと、おどろきでした・・・・参拝者は、まるで’あじさい’の花の間に埋め尽くされていたのです! そして、人も滞ることなく、参拝に訪れているのです。 こうした古刹が、この地にあること自体、夢のような感じでした。 そして、この時期は、菖蒲が、満開は過ぎたにしても、一緒に楽しめるという素晴らしい環境であり、時期でもあるのです! (比較的あじさいの早い時期にゆくと、両方花を楽しめます・・・・

 平日の午前10時頃の本土寺入り口の様子・・・・・

入場券を購入するのに、この人の波なのです。 確か、駅からここまで、人の絶えることはなかったのでした! 首都圏では知られた存在なのでしょう! この日は、裏の住宅街回り道して、この場に着いたのですが、周辺は大きなマンションが、建ち並び全然こうした空間が、あること自体感じさせない面持ちに、驚きさえ感じるのでした。 都内に、こうした場所が、あることを見て、驚くのが、本音なのでした。

 

本土寺仁王門

  本土寺周辺は、畑、そしてマンション、個人の邸宅など数々乱立していますが、この門の周辺から、環境が、急に変貌して、古木が沢山残っており、鬱蒼とした中に、この山門が突如として現れるのでした・・・・

  何かこの地は、そういう意識を持った施工が施されているように思えてならないのです。 

  この日は、やや梅雨空であって悪い天候でしたが、そう言う日こそ、あじさいの花が、綺麗に周辺に映るのであろうと、予想していたのです。

  先ず古風な、大きな、出で立ちある山門をくぐり抜けると、そこから下に降りる石段が続くのです・・・さんもんが少し高い位置にあるということです。 そして、自然と入り口、境内へと誘われて行くのです。 楓などの木立が、光を遮り、多分、夏になっても涼しい環境を与えてくれると、思うのです。

   本土寺の境内に自然に誘導されると、その左側には、先ず見えてくる、綺麗な朱色の五重塔が、高台に建っており、より高い位置に聳え立っていると言った、印象を先ず受けるのです。

  そして、周辺が、総てあじさいで埋め尽くされているのには驚きです。 一般には、こうした風景だけで十分なのでしょうが、この寺は周辺全部があじさい、そして、もみじで埋め尽くされているのです。 本当にこんな素晴らしいあじさい寺は、見たことがなかったのでした! その上、この寺は、春の桜、そして、秋の紅葉と総て素晴らしい名所だったのです。 今度来るときには、その季節の変わった時期に訪れてみたいと思います・・・

  さて境内から奥に進むと本堂があるが、この手前には、右に京都の山寺を思わせるような素晴らしい ’もみじ’ と ’こけ’ むした場所がある。 旧来の建物と楓、そしてこの、こけむす環境は、如何に、この寺の歴史が、古いことかを物語っているようにも見えたのでした。

  さて、この本堂から右に曲がり、暫く行くともみじの木々の合間から再度、あじさいの花の園に達するのです。 

  つづら折りに道が漂いその中を歩けば、色々な人生模様が展開されているのでした。 いずれにしても、花、あじさいの美、素晴らしい道なのです! そして、その、やや狭苦しい、あじさい道を通過すると、やや坂になっているのですが、、その坂を下りて行く先に、竹林の群落が、見えてくるのです。 

  そして、その間から、垣間見られる、大きな菖蒲園が、否応なしに目に入ってくるのです。・・・・素晴らしい誘導が人工的にしかも絵画風に、行われているのです。    この眺めは、ただ、圧巻と言わざるを得ないのでした!

  なお、菖蒲園の後ろに見える回廊は、僧侶とその他、本土寺ミニツアーを申し込まないと、入る事は出来ない場所なのだそうです(しかし現在はどうしたことか、しばらくこの行事は取りやめになっています。)

  そして、この寺の素晴らしいところは、総てのコースがバリアーフリーに、なっていることででした・・・・

今回は、このあじさいが、テーマであったのですが、菖蒲は、もう少し時期が、前ならば満開とのことでありました!・・・・しかし、やはり時期を遅めても、このあじさいの時期が、最高なのではないかと、思ったのです!

あじさい

    寺曰く「、華の寺として親しまれているこの寺の名は、本土即ち、我此土、即ちお釈迦様の本当の佛、本佛となって住む国土、これ本土に由来す!」 と説かれているでは、ありませんか・・・・また花は、本佛に捧げる花であり、宝樹であると! 合掌・・・そのあじさいを鑑賞させていただいていると言った心境・・・・

あじさい咲く頃

本土寺

  以上、美しいあじさい寺’本土寺’、素晴らしさに感動した次第である!・・・・・・・・梅雨の晴れ間を利用しての近県の旅を楽しんで見ては如何だろうか? 寺の素晴らしさとあじさいの美、どちらを取っても、その美しさに、各人、洗脳されることであろうと思います。

 場所:地図はこちら  栃木県からのコース例・・・東武宇都宮ー北千住ー各駅停車常磐線北小金駅下車(電車20分程度)ー徒歩15分で、山門へ(駐車場は狭いので、車では無理でしょう)

☆Archives:

★2017年は、アジサイが中旬以降と紹介されています。 少し早めに行くと、花菖蒲開花もあり、両方見られます。

本土寺は、都内から近いアジサイの名寺です。 素晴らしい歴史的な寺で、こんな場所にあるのかと驚くほどです・・・・

本土時アジサイ、花菖蒲開花状態:【アジサイ・花菖蒲開花状況】 アジサイは現時点で全体の7分ほど開花しており、6月中旬過ぎがピークです 花菖蒲は現時点で8分ほど開花しおり、6月10日前後がピークです ★20160615:能護寺  あじさい 写真と紹介

 関東地方で’あじさいの綺麗な場所’は、栃木の大平神社のあじさい坂、そしてやや北では、黒羽城址公園、また茨城の雨引観音と言うところだろうか? 勿論千葉の房総地域にも素晴らしいあじさいの地があると聞き及んではいる。 ・・・・・しかし、その他は、あまり名所として、近隣地としては、知られていないようなのだ! しかし世の中には本当に、まだ知られていない素晴らしい名所が、多々あることを今回、思い知らされたのである。 

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