白馬

白馬 

     長野県に白馬という場所がある。 きっと関東の人には、あまり知られていないのかもしれない・・・・シロウマと読んだり、ハクバと読んだり地方からゆくと本当にわからなくなる・・・ここは、長野の松本から見ると遥か遠くに雪の塊が見える山々がそれなのである。 いや、現代では、あの長野オリンピックで使われたコースといえばああ、あれかと思いだしてくれるであろう・・・然し今日ここに紹介するのは、白馬後に静かに眠る素晴らしい農村地帯である。 以前んNHKでも放映されたことがあったが、割合この地の素晴らしさは、あまり紹介されてきていない。 面白いことにこの地は写真家より画家に愛されているといえよう・・・・この地域の美しさは白馬山を遠望することで山麓から見るといった感じでなく自分も白馬中腹から自然を見るといった何か心地良い風景が漂っている地域なのである。 冬スキーヤーがゆくような地域では、もちろんない。 然しこの力白馬山の素晴らしい迫力を見た時、初めてこんなに美しい場所があるのかと驚嘆するに違いない場所であることは、誰にも否めないであろう! それ程の境地をやや古い写真であるが紹介してみようと思うのである。・・・・このへんは最近になって観光化が始まり多くのTVで放映されている場所なのです。 山あり、スキー場あり、温泉あり、塩の道ありで、観光として訪れると、何処に行ってもうばらしい場所といえるでしょう・・・とにかく一番白馬を見るのには適している場所なのですから・・・

 

白馬の春

     この夢の様な写真を見ていただこう・・・・こんなに素晴らしい場所が白馬地域にあったということを知っているだろうか! 民家の春、つかの間の春である・・・・花が庭先に咲いておりチュウリップであろうか、その自然の静けさが伝わってくる。 軒先にはわらとかはしごが立てかけられており、何か舞台装置でも作ったような風景であるが、これは正真正銘のそのままの自然風景なのである。 私もここを訪れた時ほんとうにこんな場所があったのかと驚いたくらいなのである・・・・

 

白馬を望む 野広にて

     こちらは、最も一般的な白馬を見る場所からの写真であるが、この時には山の天候が芳しくなく雲がほとんど山を覆ってしまっていた・・・・

 

     これも最初に紹介した場所からの写真である。 ここに来ると白馬があまりにも大きくそびえ立って見えてくるのでその風景迫力は、ダントツである。 本当にこんな素晴らしい場所があるなんて考えられないのである・・・・では、この場所を紹介してみよう・・・・ますオリンピックが行われたのは、白馬の麓である。 そしてここからはそれを見上げているわけであるから、反対側、即ち東側に位置している山であることわわかるだあろう。 下には川が流れておりそこには、建設現場の砂利か何かを作っている工場がありその蕎麦を対岸に渡る古めかしい橋が一品あるのだ! もちろんこれは建設のための橋ではなく、この地域の農家の方々の生活する橋なのである。 品の森上駅の東側に野広という場所がある。 水神宮橋をわたりそこ得向かうが少し上り道になる。 その上に広がる大地がこのような素晴らしい景観を与えてくれる場所である・・・・

 

白馬を望む 野広にて

     ちょっと写真が古くなり今のデジタルカメラのカラーのような訳にはいかないが、それはそれは貴重な写真なのである。 こんな場所が関東にあるならば観光客でいっぱいになるであろうが・・・・

 

白馬を望む 野広にて

     これも野広の坂を登ってゆく途中からの風景である。 今のデジタルカメラで取れればもっと素晴らしいのであるが、なかなか場所が遠いのでそうは行かないのであるが・・・・素晴らしい場所であることには、違いない!

 

白馬を望む 野広にて

     これも同じ白馬を見ている風景であり手前の藁屋根の感じがますますこの山肌と合致して感情を誘ってくれている・・・・今はこのような光景を目にするのはきっとおとぎ話の世界なのかもしれない・・・・この早春の時期は、まだ野良仕事が早く地上の雪が消えたばかりであり、静かな田園風景と山の残雪だけが見て取れる素晴らしいひと時の季節なのである! ここから少し北に登れば、栂池高原がありそして、白池高原、そして姫川沿いを行けば小谷村に至るわけである・・・・このJR大糸線を挟んでの姫川が、対岸の山々と対峙しているわけであるが、そこにこうしたむらがあることこそ、首都圏に住む我々には、想像することすらできないのである・・・・

     では、ちょっと話を戻すが、JR白馬という駅からこの場所は北に上るわけであるが、途中、白馬町から長野に向かう406号線がある。 もちろん舗装されており心配する道ではないが、ここに蕎麦粒山1072メートルがあって、ここに少し小さなトンネルがあるがこのトンネル手前から見る白馬の山々は、本当に素晴らしい境地である。 まるで外国に行ったような感じを持たれることであろう・・・・そして、この街道筋を長野までたどると、途中、鬼無里を通過して、善光寺の脇に出るのである。 昔この界隈に善光寺温泉というのがあったが今は営業をしていないようである・・・・

鬼無里への旅

先日の続きということで今日は、長野方面へ鬼無里村、戸隠をめがけての旅をしようと思う・・・・前回の紹介のように、406号線を通る旅である。 この街道筋は、どちらかと言うと長野市へのショートカットと言える道であり、ダムがあったり谷があったりと起伏があって美しいのであるが、ダムがある周辺は裾花川と呼ばれる名勝地があったのであるが、今はその殆どがダムの下に消え失せてしまいほとんど見ることはできない・・・・冬訪れるとこのダムの狭い場所に氷がはってその割れる音が遠くにこだまして異様な音が聞こえるから、不思議である。 そしてこの街道筋から、戸隠に昇りゆくこともできる。 

では、先ず白馬からこの道に入ると白馬と田園風景、そして民家の美しい対象日を見ることのできる名勝地、大出村の美しい風景を見ることができる。 そして川の流れの土手側に白馬を望む名勝地としてその白馬を見るための場所もある。 それほどこの場所は写真家そして画家にはこよなく愛されている場所なのである・・・・

 

大出村の一番美しい場所に佇むとこのように美しい白馬の風景を見ることができる。 この時は、やや雨が大量に降った後だったせいか川砂利をブルが、静置した跡であった! それにしても美しい風景である。 

     ところで、白馬を見るには、いろいろな場所があるが、このへんの見所を最後に紹介しておきたい・・・それは上の写真である。 新潟に向かう途中の小谷村にほど近い白馬大池駅から降りて田園地ツァイを歩くとこうした風景に出会えるのである! その白馬の山々の重なりあった素晴らしさはここに来てこその迫力が伺われる・・・・まだたんぽぽ等もそれほど開ききっていない頃の風景である・・・・

さて話が長くなるのでこの辺で鬼無里方面の山を見るポイントに迫ってみよう・・・・

     ここに紹介しているのが、「蕎麦粒山1072メートルがあって、ここに少し小さなトンネルがあるがこのトンネル手前から見る白馬の山々は、本当に素晴らしい境地である」と紹介している場所である。 初めての人が個々に来ると異国を観ずるとのことであったが、それほど本当に雄大な白馬連峰の山の美しさに浸ることができるのである。 これだけ雄大な姿は、こんなに簡単に見ることはできないと思うのである・・・・ここは最優秀ポイントと言って良いだろう・・・・

     車を停める場所が少ないので気をつけて駐車しないと山から落ちると断崖なので気を付けなければならない・・・・そして少し周辺を歩きまわると写真にするのに良い場所が選べるはずである・・・・特に長野県がわからくると、途中の風景が山がちなので少し秋留が、トンネルを抜けるとこのような雄大な光景に浸れるのであっと驚くばかりである! 最も、これら風景は、長野のこの周辺では、他にもある。 私の紹介しているアルプスの見える村もそのひとつである・・・・また、戸隠風景もそのひとつなのかもしれない! ここで注意をしておくが、いつ言ってもこうした風景があるということは、残念ながらない! というのは、たとえ晴天でも山がよく見えなかったり、朝方だけ見えて午後は見えなくなったりと、まあ、はっきり言うと午前中10時までがほぼ勝負時間といえるのである・・・・

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