残雪の安達太良山

福島の名峰安達太良山

福島方面へ高速道路で行くと本宮と言うインターがある。 何か私の雰囲気では、一宮の花の里とか、羊羹をイメージしてしまうのであるが、決してそのような場所でなく、この辺から見る安達太良山の姿は素晴らしい物なのである。 この名峰安達太良山は、春夏秋冬登山家には親しまれており、この山に行くのに、この本宮より先に行くことはなく、ここで高速を降りてから、この山裾を行けば、岳温泉などの温泉街へ自然に入っていける非常に便利なインターなのである。 

安達太良山残雪

私も従来から、このインターを利用して行っているが、実は、あの智恵子抄などの歴史描写を見るためには、二本松から降りた方がその歴史に親しむ公園などが見て取れるからである。 今回は私の旅はこの名峰安達太良山をミルの画趣対なので文学的な部分は割愛するが、この本宮を降りてしばらく4号線を北上すれば、直ぐに田舎道に出るための標識が出てくるのである。ここを左折してしまえば、この安達太良山の裾野を十分に鑑賞しながら旅が出来るのである。 道幅は十分あり信号もそれほどなく、非常に走りやすい道であるからだ。

二本松市より安達太良山方面を望む

安達太良山のこうした情景を見るためには、どの辺が一番良いのか見てみると、この山は、午前中に見ないと逆光になってしまい思ったような光線で見ることが出来ないのである。 確かに、南から見る安達太良山はあまり見かけない・・・・頂上に点々と突起があって面白い形状の山の形は、この辺が一番秀麗な形といえるのである。 この辺の形から現地の人たちは、乳首山としょうして、愛着を感じているのである。

二本松市内

さて、この二本松市、決して大きくはないが、一般的には、初めて訪れると好み地下祝いにはいることが出来ないのである・・・と言うのは、この道は祭り屋台の通過する道で素晴らしいのであるが、道路標識とうり通過すると迂回させられてしまい、本来の二本松市の伝統有る家並み中心地は、見ることが出来ないようになっているからである。 ここには旧来の蔵造りの家並みそして旧家、等が綺麗に整然とその歴史を刻んで残っているのである。

 

この二本松市内から直ぐにこうした農道へ至るが、この小さな峠を越えたところから、あの秀麗な安達太良山の山並みが、しばらく見ることが出来る。 智恵子抄を謳う高台公園、二本松の公園からは、その山と言うよりも市内の風景が眺望できる場所なのであるが、山の展望は、こちら方面からの方が,断然素晴らしく見え隠れしているのである。

 

安達太良山

このような場所を辿って、岳温泉あるいは、福島に市インターからの野地温泉などは、この道で行く方が短距離でしかも風景が綺麗という素晴らしい山岳の麓旅を楽しむことが出来るところなのである。 尚、このシリーズは、こちらにあります。 「福島の旅」  「福島写真集」

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