大雄寺 牡丹

ぼたんの花  大雄寺

  ★20190403: 今朝は地元紙で紹介があった、大雄寺を紹介します。 いるぐちに大きな石碑があって、大雄寺渡海てあるが最初は、どのように読むのかちょっと考えさせられる・・・(だいおうじ)と読む。 桜前線もこれから登ってゆくので、是非訪れたい場所の一つ・・・

杉並木に囲まれた石段を一 歩一歩上っていくと、凜とし た静寂が辺りを包む。
大田原市の黒羽山大雄寺 は、1404 (応永11)'年の 創建とされる曹洞宗の名刹。  室町期の様式を伝える総かやぶき屋根の禅寺だ。 本堂や禅
堂、廻廊など9棟の伽藍は2017年7月、国重要文化財 に指定された。
本尊は釈迦如謹像  御朱 印にある「大雄寶殿」は、大雄本尊(お釈迦様)をまつる 妻(宝殿)を意味する。「大雄とは、大いなる、偉大なという意味があるのです」

と第 37代の倉把良裕住職(68)。
寺名の由来でもある釈尊への 畏敬が文字に込められてい る。

黒羽藩主大関家の菩提寺。
由緒ある寺でありながら、夏 休みの子どもの宿泊学習やコ ンサー卜、ヨガ体験なども行 う「開かれた寺」でもある。
auの人気テレビCM「三太 郎シリーズ」のロケ地にもな つた。ボタン、シヤガ、アジ サイ、ハス。趣ある境内は季
節の花々や紅葉も美しい
倉沢住職は御朱印を求める人と、筆を執りながら必ず会 話をする。「ここは本来持っ て生まれた自己、仏心に気づ
く場所。ゆっくり、のんびり していってほしい」。心を和 ませる住職の穏やかなたたず まいも、この寺の魅力のIつ
だ。
国指定重要文化財の大雄寺
大田原市黒羽田町450。毎
月第2、第4日曜日の午前7時半から
「坐禅会」がある。参加無料。TEL 0287ー 54ー 0332   下野新聞 より


 

20180503:牡丹の花が例年よりも早く先出し5日に色々な行事が行われる。 ここは素晴らしい古刹で、屋根が茅葺きでできている珍しい古刹。 秋の美しさも素晴らしいのですが、初夏の花を見ることも出来ます。 花々 に囲まれた中で音楽や座 禅体験などのイベン卜 「花と禅I初夏の風に遊 ぶ・・・」も開かれるというのでこれに合わせてでかけてみてはいかがでしょうか・・・尚、参考「塩原の臨済宗の古刹・妙雲寺のボタンも「20180508-31日日まで開催されます。

    2017年0505:大雄寺でボタンが咲き始め、20日頃まで見られるそうです・・「開花状態」   那珂川町近くにはボタンなどの花が咲く寺が多い。 近くの朱色の塔が出迎えてくれる、長泉寺でもボタンの花が咲き出し多くの人が立ち寄っているという・・・この周辺には、大雄寺を含めてボタンの寺も多いのが特徴・・・

 一方、こちらも有名な雲厳寺は、これより未だ遠く山の奥と言う感じであるが、こちらは那珂川さえ越えれば直ぐの場所にあって、観光的なお参りのしやすい立地条件の良い場所に昔からあるのだ! この周辺は、本当に歴史遺産が多く一日で見て回るのは多分大変なのであろう。 しかし重点を絞って見て歩けば、好みの場所を選択して観覧できることとなるのだ。 そして、ここは絶対のお奨めの場所なのである。 特に「春の牡丹咲く頃」と、秋の紅葉時期は絶対に見逃せない有数の場所となっているのである。 多分知らない方々が多いと思われるがこの寺は、屋根が茅葺きで今もできており、往時をしのぶ素晴らしい建物なのであり、嘗て、映画の撮影で監督が絶賛したと言われる素晴らしい名寺なのである・・・「彼岸花簑沢」「彼岸花粟野」「巾着田曼珠沙華

大雄寺と牡丹
       私が、この地を訪れたのは、かなり昔となるがこのお寺は天台宗に属しており、その建物形は、この宗派によって決められているようで、本家の天台宗本山と同じ形態をしているとのことであった。 そして何より嬉しいことは、今でもコンクリートは一切使用せずしかも屋根が、わら屋根で構成されていると言うことなのである。 当然文化財と言うことになるが、回廊も土間であり本当に素晴らしい場所であり多分この様な寺の建造物は、日本中探しても、無いのかも知れないのだ。 昔から、厳然として佇むこの大雄寺の品格は素晴らしくこの先にある黒羽城址(アジサイで有名)と共にす晴らし花の寺として知られる名勝地に該当しているのである。

 

牡丹

      ここのお寺は、歴史があるだけに、牡丹などの花々がしっくりと周囲とマッチしてそれを目的に鑑賞に来る人が絶えないのである。 そして、鐘楼もあり、何とも言えない雰囲気が立ちこめる一角なのである。 そして座禅堂などもあるのでご希望の方は、所望などしてはいかがだろうか! 後ろにある書道文字の豪華な飾りと牡丹が非常にマッチしていたのである・・・・

 

     入り口の山門というのか、境内から逆に見たところである。 素晴らし作りで出来ているのが分かる。

 

大雄寺

     現在ではこのように素晴らしいかやぶき屋根は、関東の周辺から姿を消しつつあるが、このように綺麗にしてある寺は本当に少ないのである・・・・まるで京都の寺院を彷彿とさせるかのようなこの素晴らしい佇まい・・・・誰がこのところにあると言うことを知るであろうか・・・・

 

     外の周辺風景は、何か往時を偲ばせるのに十分な雰囲気がしてならなかったのだ!・・・・・なにか、ここから眺める風景は、義経の金色堂に訪れたときの周辺の空気感と一致するような気がしてならないのである。 芭蕉が旅をしたと伝えられる古刹と八溝山系が、美しく春の陽光を受けて輝いていたのである・・・・

 

周辺の風景

     先ほど義経の話をしたが、上の風景がその一つ・・・・一寸高台から望む風景に似通ってはいないだろうか・・・・素晴らしい田園風景が展開しているのである。   また一方、入り口付近の荘厳な感じの山門入り口、そして牡丹とこれらのコントラストは素晴らしいものがあった事を付け加えておきたい。

    白壁の宝物館の場所に佇む一本の牡丹、けなげな美しさをたたえていたのである! 本堂の左には、おびんずる様外手、足、腰などが悪い方々がその部位をなでて願を掛けると直ると言われる、長野の善光寺にもあるような仏像が、今ではつるつるの色をして祀られておりこれも歴史と信者の信仰を物語っているようであった!

     大雄寺は、春もうつくしいが秋は格別である。 もみじが多くあって、これらが一斉に色づくのである。 今、現在でも色よい楓の葉は、美しい春の紅葉かと思われるような色合いを呈しており、客人を迎えてくれるのである。

   ここ、大雄寺は、何時訪れたとしてもその美しさが、感じられる古刹、名所であろう・・・・これからの時期には、那珂川の幸であるところの鮎などを食しながら那珂川沿いを辿る旅、ハイクなどを楽しむのも良いのかも知れない。 私のこのホームページには、周辺の湯治場なども紹介しているのでそれらの温泉に浸りながらの旅、素晴らしいものになること受け合いなのである。

場所:地図はこちら   その他散策:富士牡丹園鮎料理その他名物雲厳寺那珂川水遊園温泉等々

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