秩父路早春の旅 

小鹿野町 長若の花街道 

奥秩父の春は、遅くやってくる・・・それは定説なのかも知れない! そして、春は一度にやってくるのだ!

 

 ★ここの花桃は、地元では、「小鹿野町長若の花街道」と呼ばれる紹介されている場所です・・・偶然通過したときにしだれ桃が多区、街道筋が美しいので脅かされました!参考:「小鹿野町長若の花街道−1」「小鹿野町長若の花街道−2」「小鹿野町長若の花街道−3」「大滝村・栃本部落の春」「秩父路 温泉 旅

参考:この小鹿野よりも少し北東に、皆野町がある。 そこには、若者が集う、「秩父星の里」というのがある・・・埼玉県秩父郡皆野町 三沢にある、 登谷 (とや) 高原牧場の一角を借りて建てられた天体観測所の集まった 場所のことを、 アマチュア天文家の通称で“ ちちぶ星の里” と呼んでいるそうです・・・細かい紹介ブログ

あの独特の山あり谷ありの風景の中に、何とも言えない萌葱の時期が、到来するのである。 今回もそうした、情景の中にひたすらドライブを進め、今回は、特に素晴らしい情景を発見できたのである。 単に今回の目的は、山梨県を訪れて、一宮周辺の桃の花を観賞することであった。 この時には、既に、雁坂トンネルが完成しており、それ程秩父経由の甲府の旅も、距離的には、非常に短縮できていたのだ。  天候が、春には、3日間続く事は難しく、いつも日程設定には、困惑するものである。 前日までの雨模様の天候も、急に晴れ渡るという予報が出たので出かけたが、やはり、春モヤが多く、それ程期した天候にはならなかった。 しかし見て頂きたいのである! 目を見張るような春るの花桃街道が遭遇できたのである。  どうしてこんなに、美しいしだれ桃などの花が多いのかは、分からないのだが、素晴らしい街道筋を発見できたことは、今回の旅を元気付けてくれることとなったのだった ★20150410:最新の「花桃の郷」を追加しました!「寄居花桃の郷

秩父の春は、何も花だけではない・・・温泉もいろいろな場所で見ることができるので楽しい・・・しかしやはり少しはその他の目的があったほうが良いのかもしれない!

☆関連情報 「長野のあんずの里も美しい!

奥秩父春

 写真でも分かるように、山々は早春の装いであり若葉が咲き出す何とも言えない時期に出会ったのである。 山桜の花は既に満開の時期を過ぎて、葉が出だした時であった。 多分この時は時期的には、花桃が満開の時で合ったのだろう・・・・行けども行けども此村は花が咲き乱れていたのである。 山間遅春、来たれば花多き土地がら!

以上、紹介している場所を地図で詳しく見てみましょう・・・下の地図で右中央部に両神温泉とありますが、この街道筋は、その一本手前の右側にある、43号線にあるのです。 上でも紹介していますが、「小鹿野町長若の花街道」と呼ばれているそうです・・・そして、花桃街道としてそれよりも有名なのが、観音院、地蔵寺、観音茶屋と紹介している地域が、素晴らしい「桃の花の街道」ということです・・・これは、「小鹿野町・岩殿沢の花桃街道」と称されている場所です!  なお、寄居地域にも「花桃の郷」と呼ばれる場所もあります。 その後、時期的には少し遅れますが、「秩父の芝桜」が咲きだします。 本当に花好きには目の離せない時期が近ずくのです・・・

秩父小鹿野周辺図

そして、この周辺は、両神エリアにはもちろん沢山の温泉がありますが、一番下の大滝村に入る問い、道際に大滝温泉道の駅があります。  細い道なので矢張り温泉となると楽しみたくなるものです・・・日帰り入浴施設で比較的大きな温泉の施設です・・・

イオンの含有が多いと評判の温泉です。・・・大滝温泉(遊湯館)は、ナトリウム・塩素・炭酸水素・メタホウ酸の各イオン成分が日本の温泉の平均含有以上に含まれる。その合計含有量は、1kg中に 5,892mgもあり成分的に優秀とみとめらた関東でも1、2位を誇る高濃度の名湯です。塩素イオンを1kg中に3,000mg以上含む塩のきいた温泉 で、体温の保持にすぐれ、よく温まる「熱の湯」ともいわれます。また源泉温度が約33.1度の大滝温泉は、皆様に快適な入浴温度まで毎分80リットルの源 泉を加熱して使用しております。・・・・

この温泉施設が現れるといよいよ秩父路の山の登りコースも間近です! 「奥秩父・栃本部落」にいたる山岳道路に入るからです・・・

秩父の桜奥秩父の花桃

 秩父市内の、街道筋は、いつも混み合うところだが、有料道路(皆野寄居バイパス)が、完成してからは、混雑が少なくなっている。 この時期は、丁度、秩父の長瀞付近は、桜の満開の時期であり、そこから先は、大混雑が、常であった ・・・・ そして、秩父道の駅近くにやってきたのである。一休みして、花を鑑賞することにした! そして、道の駅に着く。ここは、また混雑していて、ガードマンが、始終、駐車場案内をやっているところだ。 本当に、昔は見られなかった風景だ! さて、秩父市内を抜けて行く途中、いつも同じ道で行っても、つまらないとの思いから、今日は、中心街を、右に曲がり(北に進み)川を渡り山側に行くこととした。 山裾の道だ! 説明が写真とは前後しているので、お許し願いたい。

 

独特の秩父風景春

 今回私のこれらの道の発見は、以下のコースなのである。 これは、秩父のミューズパーク経由で、小鹿野両神紫原温泉へのコースとなるのである。 以前から私は、両神山へ、行ってみたいと思っていたので、当然ながら、これは最高のチャンスと心うれしくその方向に辿って行くこととなった・・・・このミューズパーク付近は、非常に道もそして、広場、会場も整備されており、見晴らしがよく、秩父市内が、全貌出きるところだ。 また、あの有名な、武甲山が、絵に描いてあるのとはだいぶ異なる山容でのしかかって見えた! この山は、来るたびに削られて、後、本当に何年保つか、本当に寂しい気持ちとなる場所である! 春の空気は、心地よく、桜は、やや散り気味だが、鑑賞には、まだまだ十分に堪えられ、しかも、なんと言っても、人が少ないのが最高であった!

 

道端の地蔵尊

何時行っても、この周辺は、道脇には石の地蔵尊がたくさんあって、秩父の往年の歴史を感じたのだ! 若い頃には、この周辺のお寺詣りなどで、金昌寺などの有名処は、訪れたが、こうした、奥秩父は、訪れるチャンスが無かったのである。 それにしても花が満開で綺麗であった

 

春爛漫の秩父路


 ミューズ・パークを過ぎてからは、山岳道路となるのだが、思ったよりも、つづら折り状の街道ではなかったのがさいわいだった 農村風景が広がってくる。 そして、この近くで見つけた、’花桃の里’と言うところか! 赤やピンクの花桃、特にしだれが満開であった!! こういう風景に出会えるのが、旅をするときには、一番うれしいものなのである。 この日は、旅行日という事で、あわてることはなかったので、ここから直ぐ行ける、両神温泉も訪れてみたが、それほど特徴はなく、ただ山の中に温泉があると言った風景であった。 最も温泉目当ての人には、とても山間の素晴らしいところであった。

 

村の花々咲き乱れて

 こういう風景は、主道を通過していては、絶対会えない風景である。 これが好きでわざわざ山道入りしたのだが・・・秩父、独特の春風景であったのだろう・・・・! そして、今回は、素晴らしい秘湯と出会えるのであった!

 


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