奥只見

只見線  

     奥只見の旅は素晴らしく、また秋も短い・・・春の旅も素晴らしいがやはり秋の紅葉の時の奥只見を見てみたい! 只見線で、会津をすぎて、只見線で奥に行くに従い山の雪がある素晴らしい絶景が見られます。 只見駅は、奥只見に位置しており殆ど田子倉湖の近くです!  只見駅の近くには、三石屋というお菓子屋さんが有名という。 街中に店をかまえて60年・・プリンが有名とか¥180-、売り切れ御免の商品という。 やはり只見駅の近くと言うことで口コミが効いているらしい・・・

只見線の美しい鉄橋


田子倉湖をすぎるとこうした風景が・・・


     温泉は石で囲まれている湯で透明、風呂の床面は、四角なタイルでまとめられている外湯。 ナトリウム塩化物硫酸塩温泉、神経痛、筋肉痛、関節痛に効くという。


     お湯の出口を見ると石が赤茶色になっているので、きっと鉄分も含まれているのだろうと予想できる地方色豊かな温泉。

只見線は、この辺では道路と平行に走る

   ここ奥只見では、祝いのときの料理で大平椀(おひら)というものが出る。 山菜で出来ているあっさりとした椀、里の者、海のものなどすべてが混ざっている料理なのだそうです。


 

奥只見風景


     

さて、只見駅から徒歩15分の場所にある「ブナセンター」というのがある。 奥只見はこうしたブナの原生林が多いのでここでそうした自然の内容を学ぶことが出来る施設なのだそうです。 (付属施設としてのブナと川のミュージアムも併設) 主に、ブナ林と川の織り成す生態系を  紹介するジオラマや剥製の展示。自然と結び付く人々の暮らしの 歴史  を紹介する民具の展示。入館料は、高校生以上300円(250円)、小中学生200円(150円)です。 ロケーション地図: 只見駅までの詳細アクセス

奥只見の民家

    ここでは、まもなくユネスコのエコパークとして認定されるのだそうです。 きれいな木がが植えられており、大木あり、まるで博物館と自然園の合体したような場所・・・そのままの庭園の要素もあり、楽しめる公園の施設にもなっています。

 

柳津の只見川の鉄橋

     

圓蔵寺入り口にて

    炭酸水の井戸からは、自由にカップでその水をのむことができる炭酸水です。 井戸の中を除くとしたから泡がぶくぶくと上がってきて異様な光景・・・丁度、サイダーの多大きな泡が出てくるのと同じ・・・さすがに有名炭酸水の場所・これは焼酎とかウイスキーなどに入れて飲むと抜群に美味しいのだそうです。   市販の炭酸水は高いのでここではそれが無料で飲めるのですから・・・

圓蔵寺、本堂

     この炭酸水は、製品としても「アクアイズ」としてボトルに入れて販売している。 ¥ 162-、炭酸の強い味はなく、柔らかい味のする天然水なのです。


    会津川口駅から会津柳津駅にゆく。 只見線で50分かかる。
この途中には、第一只見川橋梁があって誰もがここから只見線と川の上を通過する電車の撮影場所として有名なのです。 電車が大きな川の上を走っている鉄道の宣伝は、この場所からの撮影なのです・・・人が沢山集まって撮っているのです。

     東北の駅百選に選ばれているのが柳津駅なのです。
この駅には、東北の駅百選選定駅と金色に黒の文字で認められているのです。 赤べこの発祥地でもある柳津町は、福萬虚空蔵尊円蔵寺として名高い・・・・下から見ると岩場の上に建っている寺といった感じ。 この寺からは、只見川の流れがよく見える。 車でここから15分程度の西山温泉。 昔風の湯宿で「滝の湯旅館」などは有名である。  最もこの辺には川縁に多くの風呂があるが・・・

    ここ滝の湯は秘湯であり、明治22年からやっている旅館滝の湯旅館というからその歴史はふるさがひしひしと感じられる。

     川の脇から出てくる湯で源泉掛け流しの湯船・・・泉質は、含硫黄、ナトリウム、塩化物泉、切り傷、火傷、慢性皮膚炎、湯治客も多いのですが¥500-で日帰り入浴。

     会津柳津,つきみが丘町民センター、ポークカツ丼名物料理だそうです。 かつの上に卵が入っているタイプで、柳津のB級グルメなのだそうです・これで¥810-とは安い!


     圓蔵寺から見ると只見川はここで大きく迂回しており対する道は沼田街道と称されており、その西側の道筋にこうした銘店とか温泉が並んでいる。 この圓蔵寺の下の道を散策すると、昔の名店が並ぶ・・粟まんじゅう、小池菓子舗という店も見えてくる。 これは会津柳津の名物となっている。

    ここでは、まんじゅう屋がよく地方の温泉でやっている蒸気の煙が立っている。 こうした情緒には日本人は弱いのが常なのです・・・温泉とまんじゅうといった感じがするからでしょう・・・一般的な温泉では、こうした雰囲気に誘われて、温泉気分とまんじゅうを食べるのが何か昔からの情緒を誘うから不思議です。


    もち米と粟を使うのが特徴であり粟の真黄色の粉を利用して黄色い色のまんじゅうが次から次えと作られてゆくのですが、これは皆機械でなく手作りの世界なのです。

    粟を使っているので災難に合わ(あわ)ないといった縁起物ということだそうです。 笹の葉に包んだ粟まんじゅう¥97-、一日経つともっとモッチリ感が出て美味しいそうです。 ここで購入して、帰った頃がとてもおいしくなるといった工夫なのでしょうか・・・

歴史的な、柳津までの旅が、素晴らしく心に響きますが、これから先が只見川には続くのです・・・奥深い幽玄の世界とでもいえるでしょう。