曾原湖 紅葉の特集

曾原湖 紅葉 

 ☆ いつだったか、曽原湖と呼ばれる秋の風景写真を見たことがあった・・・よく調べるとなんのことはない、裏磐梯の一角にある小さな湖畔である。 ★★★ 裏磐梯紅葉特集・・「裏磐梯紅葉1」「裏磐梯紅葉2」「裏磐梯から紅葉3」「裏磐梯から紅葉4」「裏磐梯紅葉5」「裏磐梯紅葉6」「裏磐梯紅葉7」等など 「いいたび日本・・日光紅葉

 

 ちょっと車で走るとあっという間に過ぎてしまうような沼、しかしこの周辺の晩秋の紅葉は、素晴らしく一度は訪れることを推奨したいのです! 曽原湖と言えば、比較的小さな湖なのです。  五色沼からは、その北方面へ暫く登り行くと、その美しい錦秋の湖畔が突如として現れるのです・・・・そして今では沢山のペンション村がその小さな湖畔にあることでも有名なのです。 裏磐梯地域で最も小さい檜原湖の脇にひっそりと佇んでいる本当に小さな静かな沼なのです。  一方、ここから見る磐梯山はと言えば、丁度昼間は逆光になってしまい、その山姿は、くっきりとした稜線で見ることは出来ないのです・・・・これは、雪でも降った日でもないとよく見えないことが多いのです! ・・・・故に多くの観光客は広い檜原湖周辺を通過してしまい、この美しい曾原湖を見逃すことも多い場所なのです。  実は私もその一人であって幾度かこの地、裏磐梯を訪ねたのですが、その主たる目的は、五色沼を見るために訪れていたのです。 

 

そして、冒頭紹介しているように、曽原湖にはどういう訳か意味はないのですが、あまり近寄らなかったのです・・・・・・・・国道2号線(ここはスカイバレーと言って山形の米沢に抜ける素晴らしい道・・・数年前まで有料道路だった場所です街間は無料で通行できる山形米沢へのショートカットです)の県道から比較的細い道を東に入るので、最初何処に行くのか分からなかったせいでもあるのです・・・・しかし一度でもここに立ち寄ると、特に秋なのですが・・・・秋に一度でも訪れることがあれば、その周辺紅葉の美しさは、並言葉では言い表せない美しさと情緒があるのです。 自然の形態が未だ沢山残こされており、その自然の木々の紅葉の色の美しさ、そしてその変化は、千差万別だったのです!・・・・どちらかと言えば、五色沼は沼と紅葉の探索として最高の場所ですが、静かに美しい紅葉を堪能するといった方々には、この場所はきっとうってつけの場所なのでしょう。 しかしそれは、多分一度訪ねてみなければ分からないことなのでしょうが・・・・・「美しい観音沼」 「美しい五色沼」 関東の大鍾乳洞 「不二洞」

 

曾原湖錦秋

     曾原湖は、磐梯山の火山爆発によって出来た美しい沼なのですが、一番大きな沼の周辺には、小さな沼があちこちに散在しているのです。 そして有り難いことに、殆どの沼の周りを周遊できる細い道が完備されているのです。 良く車を止めて周辺を探索したり写真を撮ったりしている人を見かけますが、皆同じ同士という感情で見ているので、混雑はほとんど無いと言っていいでしょう・・・・(しかし場所のいいところは写真家で混雑しますが、相手の気持ちが良く理解できるのです・・・・)

 

 

曾原湖と紅葉

 

     曾原湖をいろいろな角度から見るのも面白いかも知れません。 このように多くのペンションが散らばっていて、こういう時期の紅葉絶頂期になると夏に活躍したボート類も陸に引き上げられて静かな時の訪れの前触れとでも言える雰囲気でいっぱいになります・・・・何もこうした雰囲気は、音楽家とか小説家でなくとも誰でもここに来れば感じ取ることが出来るのが不思議なくらいです・・・・夏を過ごした、あの日、あの時が、記憶に強く思い起こされる時期でもあるのです。 静かな水辺を堪能できるのもこの時期の特権かも知れません・・・・この奥に入り込むと現在でも農家の方々が住んでおり農作物を作っている姿が、あちこち見ることが出来るのです。 こんなに近代的に整備されるとは、昔は多分思っていなかったことでしょう・・・・しかしその殆どがペンション村を営んでいるようです。 地産地消なのでしょう・・・

曾原湖錦秋

      曾原湖を県道2号線から東方面へ曲がって見ることに致しましょう・・・・あっという間に周辺の雰囲気は、がらっと変わり唐松とススキの多い見通しのない道に入りますが、いつの間にか曾原湖方面と言うことでペンション村周辺に誘われていくのです。 この時期は、もう周辺の空気感は、冬の佇まいをしているのです。 陽光が沢山の民家に当たり光り輝いています・・・そして、ペンション村の白い壁色は、一層目立ち寒ささえ感じさせる時期になっているのです・・・・犬のいななき、犬を連れて散歩をしている人・・・
       白樺の木が美しくいろ好き枯れ葉が舞い落ちています・・・・。 そしてその合間には、小さな沼が点々とあってその中の一つに人だかりがしているではありませんか・・・・・・・時は多分夕暮れに近い時刻でした・・・・ 日は、ややかげり気味でその沼周辺には、西日が強く当たっている対岸の紅葉・・・・まるで燃えているオレンジ色の固まりのようにも見えたのです・・・こうした美しい風景に人は皆、惹かれその一刻、一刻を心に刻み写真などに焼き付かせて残していたのでした・・・

紅葉の曾原湖

       曾原湖は、写真絵画などではおあつらいい向きの構成で出来ています。 誰が行ったとしても、こうした雰囲気の絵に描いたような場所を見つけることが出来るでしょう。 そういう観点で見てみると、五色沼とは、かなり異なっている構成であり雰囲気があるのです。 人の雑踏を避けて静かに自然を観賞すると行った楽しみ方が、ここでこそ出来ること受け合いの、局場のお奨めコースなのです・・・・

 

曾原湖

     曾原湖は、今でも珍しく湖面にジュンサイを見ることが出来るのです・・・と言うことは如何に綺麗な水と自然が残こされていると言うことになるのでしょう。 場所にも寄りますが、こうしたジュンサイを食する宿なども見つけるとここにはあるのです。 あまり都会では見ることの出来ないこうした自然食も旅の楽しい一時の語りぐさとなる事でしょう・・・・以上、曾原湖のほんの一部ですが紹介してみましたが、まだまだ紹介したい美しいところが目白押しの場所といえるでしょう・・・・ 是非皆様も、良き時期を選んで一度訪れてみては、いかがでしょうか・・・・

栃木県みちくさ情報へ戻る

Copy Right Copyright(C) 2006-2010 monoda. All Rights Reserved.

 

▲ページの先頭へ