「那須の殺生石」は、誰が那須を訪れても必ず通過する場所の一つであり、一寸休憩をしたくなる場所の一つです。
殺生石は、特にここだけの物ではなく、草津温泉の殺生河原、等同じ硫化水素が吹き出している所の一般名称ですが、ここでは九尾の狐と組み合わせた歴史的言い伝えが残っています。 一般的に那須の春は短く直ぐ初夏がやってきますが、この初夏の時期に彩りを添えるのが、この殺生石から一寸上に登った場所にある 「八幡のツツジ群落」 なのです。 そして、この時期、(5月下旬)「那須の八幡」のつつじは、毎年満開をむかえるのです! この殺生石を訪れたときには、この八幡埼を是非とも訪れてみてください! そして、今説明したように、その手前にある 「殺生石」 は、探索するには、非常に手頃な軽いハイキングの観光地となっているのです! ここは、那須神社と組み合わせて一周しても、ほぼ30分程度の散策ルートですから、今でも、歴史的な探索道路として有名な所なのです。 加えてこの近くには、あの有名な「鹿の湯」が有って、いで湯のほのぼのとした温泉地として有名な事はご承知のことでしょう・・・・。
この鹿の湯温線では、皆が裸でつきあえる公衆の風呂ですが、男女別になっているので、その点では全く心配ないのです。また部屋を借りたければ、比較的安く借りることも出来るのです。 ・・・・そして何よりも凄いのが各風呂毎に温度が調節してあって好きな温度の所にはいることが出来るのも、東北の温泉地を除外すれば、関東ではここだけでしょう・・・・
何処の温泉地を訪れても、このような「殺生河原」というようなものが有りますが、草津などは、ガスが多いため、探索は禁じられています。 ここは多少臭いにしても、それほど硫化水素の量も、昔から比べて、少なくなっており、沢山の人が安全に周辺観光を楽しんでいるのです。 ただ、今紹介している時期は、つつじの花が満開なので、それら駐車場がいっぱいになるので、ここの探索は、つつじを見てからがお奨めなのです! ここには、温泉神社も有るので併せて探索することが出来ます。 八幡のつつじに疲れを感じたらば、「鹿の湯」で、古い湯治場のムードを味わっては如何でしょうか?
では、前置きはこの辺にして、殺生石を見て参りましょう・・・・この場所は、誰が車で来たとしても通過しなければならない場所であり、必ずあれは、何だろうと思う場所にああるのです・・・・下から登ってきて、那須の温泉街に入ったなと思うと、かんり急な坂道が現れます・・・・ここは、冬はチェーンがないと滑ってしまい登れないところです・・・・そして、その坂の登りがほぼ終わる頃、なうの「温泉神社」が前方に見えてきて、またその右には、大きな駐車場が見えてきます。 その先に進むと直ぐに道路が急に山道に入り、右に急に曲がり(廻りながら)出すのですが、その丁度左側にこの「那須の殺生石」はあるのです・・・・最も人が沢山いるので分かるでしょう・・・・。 ここは、やはり駐車場が用意されていますが、少し小さいのでもし混雑するときには、先ほどの駐車場に車を停めて行くのもお勧めです・・・・
この周辺は、この殺生石を見るだけでなく、上にある温泉神社と組み合わせてコースを回ると良いでしょう・・・・それほどきついコースではないので、簡単に上まで行くことが出来るのです。 上から見てみると人がこの木道を使い登ってきます。 そして右のような温泉神社にたどり着くのです。 この殺生石は、下から見ても良いのですが上から見るとまたまた迫力が感じられるからです・・・・そして、この神社を下りると先ほどの登り口から見えた駐車場前に出るので、ここには観光協会もあるのでパンフレットなどを見るのも良いでしょう・・・この駐車場から下を見ると、冒頭紹介している有名な那須温泉鹿の湯が見えます・・・・勿論、ここから下りて行くこともできます!
そして、これも有名なので先に紹介しておきますが、この場所から来るまで10分程度行くと、那須の有料道路にいたり、上のような美しい躑躅群落があります・・・・その名は、「那須八幡崎」と呼ばれている一帯であり、見晴らしが良く、それ故日本の名勝の一つになっていますが、確かに躑躅と言えば、平らな場所に咲いていたりして余り見晴らしが良くない場所もありますが、ここからの見晴らしは、天下一品の価値があります・・・・本当に、素晴らしい眺めが堪能できるところなのです・・・この美しいツツジ群落は、この殺生石から、車で道路を上に登り10分で到着出来るところにあるのです! では、殺生石に戻りましょう・・・・
この殺生石には、こんなに沢山の石仏群が河原に点在しているのです・・・・ここは、那須神社への登り道からの俯瞰した光景です。 まるで、何か赤いボールが散乱しているようですが、これらは皆地蔵尊の頭の赤い帽子です・・・・殺生石から歩き始めて、5分ぐらいの場所にこれらはあって、そこから左の山を目指せば、那須の温泉神社に至る小道に出ます・・・・そこから下を見るとこのような俯瞰風景が現れるのです・・・結構楽しめる場所なのです。 また、本格的なハイクをやる方々にとっては、ここから那須の茶臼に登る正式なルートもありますが、一般の方々には、余り興味はないようです・・・・
一寸見づらいかも知れませんが、車道から殺生石、そして周辺探索というような概要図が、看板で掲げられています。 これを見てもそれ程広い場所ではないので時間があれば楽しむのも良いのかも知れません・・・・ほぼ一時間もあれば、ゆったりと楽しめるところなのです。 それにしても、ここでは、右側(東側)には、鹿の湯温泉、が有るのですが、この神社の西側には、見えないのですが、沢山の温泉宿が有るのです・・・・もし時間がある方は、こちらも見ては如何でしょうか・・・・驚くくらい大小の温泉旅館が、有るのです・・・・また、鹿の湯に言ったときは、その川の縁を通って、下に下るとこれまた沢山の温泉街があるのできっと湯治場としては、素晴らしい場所であることをお分かりいただけると思います! こんなに温泉街が有るとは、きっと夢にも思わないでしょう・・・・
溢れんばかりの石仏、千体地蔵が、ここにはあって、少し離れてみると色とりどりの衣装と帽子をつけており、各個人の崇拝の歴史を感じないではいられないでしょう・・・・正式には千体地蔵と称されているようです・・・・
さて、これは、那須連山を美しく見渡せる「那須フラワーワールド」の絶景です・・・この5月は、花いっぱいの時期なのです。 そして、八幡のつつじを見終えてから、東側の有料道路出口(先ほどの八幡埼の駐車場から有料道路を出て行くと約30分ぐらいで行くことが出来るのです)から、福島県境に近づくと、このような場所があるのです・・・・ここからは、白河インターに近いので、帰るときには、混雑を避けて、ここから東北道へのルートへというのも便利なコース選びとなるでしょう・・・・
歴史的名勝だけあって、殺生石と松尾芭蕉の歴史の説明なども掲載されています・・・・右の写真は、この一から東方向を眺めてみた風景で下にある手前の建物が鹿の湯で、それから沢つたえに那須の湯治場温泉街が連なっているのです・・・・ここには、独特の外湯が2つほどあるのですが、残念ながらこの地の温泉に宿泊した方々のみ利用できる場所であり、一般の方々の利用は固く禁じられているのが、何とも残念なのですが・・・・
冒頭説明した八幡のツツジ群落の様子も見てください・・・・時期さえ合えば素晴らしい花の群落であり、一寸これだけの大きく育ったつつじは、そうある物ではないのです・・・・ズミの花もこの時期に満開を迎えているのです。
もしこの地域を散策するには最低で30分、ゆったりとして一時間が目安となります・・・温泉を選ぶか、花を選ぶか、それとも山の茶臼岳方面へロープウエイで行くか、沢山選択肢があるので、選ぶのには一寸、勇気がいりそうですね! また、東北道でお帰りの時には、黒磯インターから、「那須アウトレット」 行きという手もあるので、覚えておきましょう・・・・
以上、八幡のつつじも追加しておきました。 ごゆっくり鑑賞ください!
★ 耳寄り情報を参照下さい!・・・・・・以下は、訪れたときの感動などを紹介している内容です・・・・参考になるかも知れません・・・ご利用下さい!
2008年5月27日現在の八幡ツツジの開花状況は、こちら! 那須ガーデンアウトレット
** 花関連情報 2007年の花総集編: 2008年の花総集編: 2009年の花総集編1: 2009年花総集編2: ・・・・「花と旅は、みちくさ情報へ!」