北竜湖と聞いて、多分長野県外の人には分からないかもしれない！ しかし、ここを一度でも知ると,多分写真家とか画家はやみつきになる所であろう。 とにかく、全国各地からのカメラマンでひしめきあい、’場所取り合戦’を呈しているのだ。 何よりも、その春の時期（期間は短いが）は、美しく湖面に菜の花などの反映があり静かで幻想的であり、何とも例えようのない美しい境地を提供してくれているのだ。 その上ここには、あの名高い野沢温泉があり、そこから目と鼻の先に位置しており温泉好きには本当に至れり尽くせりの所なのである。
私なども、野沢温泉は知っていたが、ここを知ったのは、本当に、ここ１０年ぐらいのことだ ・・・・・もっと、早くから知っていれば、毎回、この地を訪れたいところであった！！ この写真からも、分かると思うが、この湖水の奥に白馬を仕立てれば、直ぐに、かの有名な画家の描く幽玄な世界えと誘われることになるのである。 信州の良さは、こういうところにあるのかもしれない・・・・ここには、県外からの林間学校の生徒が、ここで勉強などするために、大きな施設があり、夏休等には、大変な混み様になると聞いた。 そして加筆しなければならないことは、菜の花と古風の民家が沢山散在して、未だ、残っていることである。 ここは、小高い山の上なので、少し、村の集結しているところに行けば、そこからは、千曲川が眼下に、見え隠れして眺望できるところなのである。 当然、ここは映画の撮影も行われたベストスポットでであって、その場所が、いまだの、保存されていることも、何か、色々と嘗ての思いが、忍ばれる場所なのである。
ここの湖水の直ぐ脇を通過する道であるが、ちゃんと舗装された上、色々な木々が植えられており、特に、春には、その美しい色と湖水の反映が、人々の心を、清らかに、誘ってくれるのである。 本当に、何とも言えないところである。 それにしても、何でこんなに、綺麗な水があるのかは、分からないが、多分ここには、あちらの山からの伏流水が出ているのかもしれない。
反対側の、湖面に目を転ずれば、このように美しいところばかりだ！ 遊覧船までは、ないにしても、ボートが有って、この湖上を楽しむことが出来るのである。 本当の静寂とはこういうところなのかもしれない！
ここには、、売店があって、その前に、比較的広い、駐車場が完備しており、また、この湖の周囲は、歩道が整備されており、周囲を散歩することも、出来るようになっているのだ。
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