ビューポイント 小来川周辺

小来川 日光の隠れた名勝

今回は、栃木県の西方部の、美しい川・渓谷の風景を満喫する、ご案内です。

 

    ★★ 20151101: 小来川地域の今の状態は、素晴らしい紅葉に包まれ始めました。 古峰ヶ原の古峯神社は晩秋の訪れです。金剛山は、今正に紅葉の見頃、そして、小来川地域は、今正に見頃となり始めています。

 

 はっきり申し上げて、栃木県内に住む人ならば、一度や2度は、この「小来川」という地名を聞いているはずなのです。 というのは、あの神社「古峯神社」の近くの源流で有名な、大芦川を遡った最終地点にある古峰ヶ原神社に辿るときに、この方面へ抜ける道が大きく道標で「日光方面」と示されるからなのです。この小来川という名称は、「おころがわ」と読んだり「おくろがわ」と呼ばれており、現地の人は、前者の呼び名が馴染んでいるようです!  

     山もそれほど高いものではなく日光連山の流れをくむ山であり、裏道では、日光に直接通ずる道もあります。 しかしほとんど現地の人達が利用する道であり、一般の人が利用する道筋ではないのです・・・川の流れが素晴らしく清流ですから、太公望が多く来て釣りを楽しんでいる姿が見られます・・・夏にはこの清流で子どもたちが水泳を楽しんでいる姿がよく見られます。 本当の隠れた避暑地であり、静かな山岳の辺鄙な村と紹介して良いのでしょう・・・

 

     一般の方々には、ちょっと道が細い街道筋のようで、そこを曲がり先に行くのをためらうことが多いのだと思います。 しかし実際はそれほどひどい道でもなく少し坂があるもののひとつ峠を越えればもう小来川流域に至るのです。 この地域は、自然が手を加えられていないことから自然探索にはもってこいの場所であり、これら渓流の周辺で子供ずれで遊ぶのには、最適の場所なのです。 勿論、太公望達には大変好かれている山奥の渓流なのです。 温泉宿も1つだけ静かに佇んでいます。

   ☆☆☆☆ 最新情報: 日光例幣使そば街道>第一回 あるってみんべ!小来川!!・・・来る20121118日に行われる「秋の紅葉を見ながら名所をのんびり散策、お昼は小来川の新蕎麦をどうぞお楽しみください」の行事です。 皆さんお誘いの上お出掛けください!

 


参考:渓流のほとりで秋そばを食す  山帰来 
11月を迎え、段々と秋が深まる日光。赤や黄色に色づく山あいを車で駆け抜け、迪り着いたのはログハウスのおしゃれな蒿麦処「小来川山帰来」。店内は力強い梁が目立つ開放的な造りになっていて、目の前の大きな窓からは、すぐ側を流れる黒)Ihと一面に處がる養麦畑が望めます。 こちらで食べられる藺麦は、地元小来川名産の蒿麦の実を自家栽培、製粉し、手打ちした、こだわりの一品。張りがあって喉ごしがよく、さっぱりとしたつゆとの相性もばっちりです。中でもとりわけおすすめするメニューは、日光産のゆばを刺身と天ぶらにして乗せた「湯波そば(冷)」〔V11500〕。上に添えられたわさびの爽やかな辛さを、ゆばがまろやかにしてくれます。  さらに使用する器はすべて陶芸家の佐伯守美氏が手掛けた特注品。皿や湯のみなど、それぞれに同店にまつわる植物や自然をモチーフとしたデザインが施されていて、料理の特別感をより一層高めています。    (2015年11月新聞広告欄にでた内容を紹介しています・・・)


小来川 古峰ヶ原周辺  金剛不動尊 大芦川春はこちら 

   

小来川周辺

 宇都宮市の西に、鹿沼市があります。ここから古峰神社の方え行くと、川沿いのきれいな農村道路が広がります。 今回は、晩夏から秋の風景を紹介していますが、春も同じくきれいな風情を、与えてくれます。 鹿沼から、古峰ヶ原街道へ入ればどなたでも、間違いなく行き着ける所です。 しかし、反対側の今市方面から行くコースもありますので、それは都合次第と言うことでしょう。


 

閑話休題: このへんでこの小来川(地元では、おくろがわ、又は、おころかわ)、と呼ばれていますが・・・この周辺の名所旧跡、観光場所を見てみましょう!

   ★★★ 注: 下の写真にはリンクが貼ってありますので、写真をクリックするとその場所の詳細な紹介に行きますのでご利用ください!

古峰ヶ原神社周辺紹介地図

      ☆☆ 上の紹介図にはリンクがあるので写真をクリックしてみてください。 きっと良い場所、旅の観光に行けるでしょう・・・・

小来川と渓流

 この、小来川地区は、以前は、今市の裏というイメージでしたが、現在は日光の地域に定着しており、実は日光にも抜けられるようになっているのですが、少し道が狭く険しいので、ちょっと、その方面へは、未だお奨めできません・・・・しかし今市そして大芦川、また鹿沼市からならば本当に簡単に行けるので、是非挑戦してみましょう。 また、JRの文挟駅からも簡単にこの地域に抜ける道があるのです・・・・比較的、この地は色々なところから抜けられる素晴らしい境地なのです。

     この写真は、一番紅葉の美しい時期にこのお来川地域を訪れた時の記録写真です。 この時以外こんなに美しい紅葉は見たことがありませんが、例年コノ手の紅葉がこの地では比較的遅くみられるのです。 春は新緑がうつくしく、秋はこのように本当に光が美しい場所です。 最近この周辺は道が改良されており車走行は、以前より簡単になりました。 こういう山の道を、楽しむのも良いのかも知れません・・・鹿沼地域から来るときには、この途中は、さつきの名産地となります。 山間の広い場所ですから、探索するにはもってこいの場所なのでしょう!

 

小来川

   小来川を途中まで上り詰めると急に渓流が音を立てて流れ始めます・・・その周辺は、水際まで自由に入ることの出来る岩場の多い場所が沢山あるのです。 夏はこの場所に降りて、対岸まで行ける場所もあるので、お楽しみの場所なのです・・・・と言うより避暑地域となることでしょう! では、少し詳しく見てみましょう・・・・

 


 まずは、鹿沼からのコースですが、古峰ヶ原への道を西方向に大芦川沿いに上ります。 登りといっても坂は殆ど感じられませんが!  しばらく行くと、西大芦小が出てきますから、その手前を右折します。 後は道なりに行くこととなりますが、この道は、少し山道となります。 しかし殆ど交通は有りません。 そしてまた、小来川に着くまでは、眺望は有りません。 しばらく行くと交差点が有りますので、そこを今市文挟方面へ曲がって行けば、その後は、道なりに行くだけです。 ここは、黒川の上流に当たり、かの有名な中村錦之介が滞在した、という秘湯が有るところです。 現在は、その他にも観光施設が出来ており楽しんで観光等、楽しく静かに遊べるところとなっているのです。 最近はそば屋なども出来ており、農産物の販売地区も出来ているのでそのような場所と出くわせたときの楽しみも十分感じられることでしょう!

 

     この地域は、自然いっぱいです・・・・下に概要図を示したおきましたので参考にしてください・・・・58号の大芦川沿いの道からは、14号を曲がり小来川方面へ行きます・・・・これは日光方面ということになります。 山間地ということになりますが、ここから鹿沼方面へは板荷という場所から抜けてゆくこともできます。 上のような川縁があるのでどなたでも安心して川の水と戯れることができるでしょう・・・・車は殆ど地元車以外は通過しないと思ってよいでしょう・・・・

小黒川と古峰ヶ原神社周辺案内図

 

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