那須塩原市千本松近辺紹介

今日紹介するところは、塩原に向かうときに、通過する途中にある、昔風に言う千本松公園です。現在は名前が変わってしまい、何か違うところのような気もしますが、全く同じ処です。

ご参考

 

今は、ホウライ牧場と言うらしいです。
まあ、呼び名はどうでも良いのですが、ここは、東北高速道路の那須塩原をおりれば直ぐのところで立地条件は最高の処にあります。今の牧場は、子供ずれは勿論のこと、老若男女誰でも一日を楽しむことが出来ます。またありがたいことに、入場料金は、入るだけならば無料で駐車場も十分スペースが有ることから、多くの人が来ております。最近は、乗馬から観覧まで、何でもそろっており、那須高原まで行かなくても動物たちと、ふれあうことが出来る場所となっております。では、写真紹介と行きましょう。★その他参考になる那須のエリア地図: Nasu Harvest Club で紹介している「那須全体の地図」も使いよいです。

ここは、この様に、秋がもう到来しています。美しい那須連山を背にしながら、動物たちとふれあうことの出来る場所です。空気はおいしく、また乳牛製品も新鮮です。

ここでは、お年寄りたちも、乗馬などして、時を忘れている様子がうかがわれます。馬車は、皆さんが来るのを待っているのでしょう・・・。

那須千本松牧場

では、ここでこの地区の歴史を見てみましょう。千本松の紹介では、次のことが言われています。

この地域は、古くは「那須野」、江戸時代には「那須野原」、明治初期より「那須野が原」と呼ばれていました。那珂川・蛇尾川・箒川などが那須連山から運んだ土砂が堆積した扇状地で、水に乏しく原っぱや雑木林ばかりだったようです。人も住まないことから「九尾の狐」の伝説も生まれたといいます。
 鎌倉時代初期の建久4(1193)年には、ときの将軍 源頼朝が1万人を使い巻狩を行ったと「吾妻鏡」に記されています。

 明治13年、伊藤博文や松方正義の薦めにより開拓が始められました。開拓に不可欠な水を確保するため、印南丈作や矢板武らの努力により、那珂川上流より水をひくことに成功しました。「那須疏水」の開通です。
 那須疏水は、福島県の「安積疏水」と京都「琵琶湖疏水」と並び、日本三大疏水と称されて、今も那須千本松牧場の南端を東西に流れています。と・・確かに、ここから数分と下らないところに美しい水の流れが認められます。ここが有名な那須疎水ですが、ここは、危険のため、両岸が高い網で覆われており、網を通して見るしか有りません。深い水流ですので十分注意が必要です。

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