日下田藍染工房 (あいそめ )

益子の藍染工房

  ★20230430: いよいよ連休ですが、天候が悪いですね! ところで栃木県の益子では陶器市が開催されまし9た。丁度、29にちからかいしして、5・7にcj費まで行われます。 春と夏行われますが、今が春の部です。 50種類の陶器の店が出て、600にも登るテント村が出来上がります。 品定めするのも大変ですね! 初日は5万3000人の来場者があったとか・・・驚くばかりですね!

藍染は、日本古来の文化であり、沢山の衣類をこれで造り、毎日の生活に利用され、現在に至っているのだ。 藍染めと聞けば、現代では何か遠い昔の片田舎でそれらの作業が行われているようにも思われる・・・・・最近のラーメン店でもその藍染めの衣類で統一して商売をやっているのも見かけるが、この作業を実際にやっているような場所は、ちょっと見あたらないのが事実なのである。 しかし、身近にこれを見ることの出来る場所が、あったのである。 益子アジサイ祭り

 それは、何と’益子の里’の大通りの一番繁華街に、佇んでいるのである。 要は、皆、知らなかっただけなのである。☆☆☆参考:「益子陶芸の町を歩くmap」 「益子駅周辺紹介西明寺益子関連情報総覧集」 「花散歩」  「梅の名所一覧」  ☆☆☆ 「花とドライブ情報一覧」  ☆☆☆「栃木観光情報」 「2013年秋の陶器市のパンフレット」

益子・日下田藍染工房

 ここは、栃木県の無形文化財に指定されており、いつでも見学することが出来る。 入り口には、この藍染の歴史などが書いてある説明書が、置いてあって、古代エジプトの時代と日本古代の染色技術であることが詳細に記述されており、その歴史に遡ることが、詳しく紹介されている。 それにしても、最近この大通りは、広くなり素晴らしく成ったが、西明寺に行くときには、当然この場を見ながら通過していたのである。 しかし気付かなかったのは、その工房の造りがあまりにも美しい茅葺き屋根作りであり多分豪農の、民家と言うイメージが先に立ち、まさかあの場所で藍染めが行われていることを、推察する事すら、出来なかったためと思慮するのである。

日下田藍染工房

 この歴史的な入り口の表札を見ていただきたい!・・・・古代永遠の歴史を感ずる美しい書で、書かれて居るではないか・・・・全く恐れを感ずるくらいの歴史的遺産、文化財であることが思い知らされたのである。 ここは、益子駅から、徒歩で10分程度の場所であるが、この場所からあの有名な城内坂に入る丁度、入り口に位置しているのだ! ここを訪ねるのには、車の場合は、この西に大きな町営パーキングがあるので、ここに、車を置くことをお奨めする・・・・むろん無料で置くことが出来るので安心できる。 

日下田藍染工房

 通りから、石の門をみて、入り口の様子である。 素晴らしい茅葺きの建物であって、全くここで藍染めが行われているとは想像し憎いであろう。 旧家の研究などしている人には、きっと垂涎の場所なのかも知れないのだ! 入り口に見えるイーゼルには、休日などの案内が、されているのである。 ちょっと洒落た感じのする’藍染め工房’である。 私の訪れた、この時期は、未だ、梅雨の時期であり紫陽花が、満開の時期であったのだ・・・・ 城内坂は、この様に広く造られており、昔のイメージからは、遠く離れてしまったが、一度沢山押し寄せる、観光客をさばくのには、この様でなければならなかったのであろう・・・・ 新しい店構えのお店が沢山建ち並んで、皆をまっているのである。そして、今でもこの様な歴史を秘めた藍染め工房はこの地の一角に佇んで居るのである。

城内坂・益子

 この工房は、この日は、あいにくここをでの作業はやっていなかったが、通常ならばこの’木製蓋’が取れた現場を自由に見ることが出来ると言うことであった! 残念!

日下田藍染工房

この藍染めの工房を裏に抜けると、そこは、こじんまりした広場に出るが、ここには、これら藍染めの製品の乾燥場所となっているのであった。 古風な建物が、そのまま今も現存しており、しかも現用されているのが非常に嬉しくなるのだ・・・・と言うのも、この様な建物は、この地域でも、もうなかなか見ることが出来なくなってしまったからである。

今回は、この建物の二階を見ることが出来たのだ! 手作業で、機織り作業をやっていたのには、驚きであった・・・・この染め工房でも糸を紡いでいたのである・・・・ 梅雨の晴れ間を待って、手早に乾燥作業を行う手には、何か歴史と自信が大きく感じられたのであった。

藍色の糸にも色々な濃淡があることを思い知らされた! 素晴らしい場所である。 心地よい風が、周辺をそよいでいた!

藍染めの完成品をそろえて、これから乾燥する工程だと言うことであった・・・・・皆、手作業で行われているのである。

藍染め工房にて

まさかの工房で、この様な機織りなどが営まれていることは全く知らなかったのである。 色々な製品も展示されており、好みの製品を購入することが出来るので、興味が有る方は陶芸だけでなくこの工房が有ることを覚えておき、周辺の探訪時に、是非、訪問しては如何と思うのである。 素晴らしい文化財であることを再度認識させられたのであった・・・・

二階の手作業場で糸を紡む反物の機織り

周辺探索: 益子西明寺、 益子周辺の田園地帯探索、 雨引き観音、 益子駅、 益子窯元共販センター

お帰り時、「周辺温泉探索」「おみやげ品、名産品」

▲ページの先頭へ