葛生化石館

葛生化石館 

   ★      参考: 「葛生原人まつり」は、2018年8月25,26日に行われる。 今年で31回目。 会場では、木と木を擦った摩 擦熱で火を起こす「古代火起こ し」を体験できる。また26日は、 2~3人組で弓矢、丸太切り、 火起こしの3種類1セツ卜の早 さを競う「原人チャレンジ」・・・・・・

石灰岩物語を11月26日まで開催している・・ 石灰岩の基礎知識から、芸 術や工業への利用までを展 示•解説している。入館無 料。  月曜休館

 いつも葛生街道を通るときには、葛生は、セメント、プラスター等の製造基地で、一般の人には、あまり縁の無い場所と思っていた!・・・ ・あるとき、道際に、’葛生化石館’の小さな案内標識を見たのである。 それまでは、私もこのようなものがあることすら知らなかったのである。 [化石館]というからには、当然この周辺から出る化石が主体で、例えば、塩原温泉にある、’木の葉石’などと同類であると思っていたのである。

    ところが、ここ葛生化石館を訪れて驚いたことには、なんと’ナンマン象’などの、化石も出品されており、この化石館は、博物館に匹敵する場所であることが分かったのである。 ここは、葛生市役所の裏にある図書館などの建物と一緒にある併合施設であり、あまり目立たないのであるが、見に行ってみるとかなり充実している施設で、もし皆様の中で、近くにある’宇津野洞窟’などに、興味がある方は、絶対ここも訪れることをお勧めしたい場所なのである。 また宇都宮博物館などで、このような化石、生物標本などに興味を抱かれる方は、この場所は、多分、必見の場所となるのであろう 関東一の鍾乳洞 「不二洞」

 

葛生化石館

 ここ葛生化石館に展示してある素晴らしい鍾乳石は、本当に素晴らしく、発掘当時の色合いまで残しており、見ていて本当に素晴らしいものであることが分かる(この写真でも、その色合いと艶が分かるであろう)・・・・素人の私が見てもその美しさがわかるのであるから、多分専門家の方が見れば、その素晴らしさは、もっと価値があるのであろう・・・ここ葛生化石館のいいところは、これら化石ばかりでなく、生物の化石資料が素晴らしく揃っていることである。 多分これは、長年にわたる周辺の発掘(といっても、毎日の会社の掘り出し仕事中に、発掘されているもの)作業の賜物といえるのである。 そして何よりうれしいことは、これだけの葛生化石館の施設、資料が、無料で入館できることが何よりうれしいのである。

 

化石

 ペルム期の世界’と名うっての紹介であるが、残念ながら私には、その関連はわからないが、とにかくこれほどしっかりとした化石は見たことが無い! 良く大きな化石を紹介している展示館を見るが、何かどこかが割れていたりして、なかなか完全なものは無いような気がするが、ここのものは、素晴らしいものが沢山あるのには、驚かされるのである。 ここ葛生化石館は、絶対お勧めの展示博物館のひとつなのである・・・多分、穴場的存在なのであろう! 子供の動物(大きなものばかりでなく小さな見たことのないような)の標本などもたくさん揃えてあって、他では見9られないコレクションであることがよく分かる・・・

 

 ここが、ナンマンゾウなどの化石を保存展示してあり、ここでそれらが見ることができるとは思わなかったのである・・・というのは、この周辺は石、岩の産出地域(学術的資料はあまり無い)と思っていたのであるが、この予想は大きく覆されたのである・・・

 

 実は私が、葛生化石館に来るまで、予想していたのは、’このような展示物’が多くある’展示館’といった推測であったのだ! 化石館というから、この地に因んだ、’石の化石’が多くあると予想していたのであったが、これが、いかに学術的に優れている場所であることを、この時に知り得たのである・・・・まことに素晴らしい場所、葛生化石館の発見であったのだ!

 

 これらの展示物から感じることは、ここには、かなり小柄な動物の化石標本が多いということだった! 私は、これほどのものは、これまでに見たことが無かった! とにかく皆様もここを一度訪れてみるがよい! 必ず驚嘆するに違いないのである・・・ ある物は、貸し出し中とあったが、多分、ここから全国の博物館に貸し出しているのである。

 

ナンマンゾウの化石

 これが、もっとも興味を引く、ナンマンゾウの化石である・・・ 何か、これも小柄に見えて、素晴らしいものが展示してあるように思われる・・・とにかくここには、思ったよりも素晴らしい展示品が沢山あるということである。

 

 化石による頭骨の種類ということである・・・これほど興味深く展示してあるのは、珍しい!

 ここの標本は、本当に興味深いものが数多くあった。 多分小学生、中学生等に、見ていただければ、素晴らしい課外活動の一環となることであろう。 栃木県内にこんな素晴らしい’化石展示館’があるということは、素晴らしいことであると思った次第である。

    宇津野鍾乳洞出流山万願寺出流そばみかも山赤見温泉(磯山弁財天)   茨城県自然博物館

葛生の歴史・民俗 (これは最近見つけたページです・・・・良く紹介してあるので、興味深いです!)| 石灰について (知らないことが良く紹介されています!)

その他美術館探索:

田中正造・・・民衆のために立ち上がり、生涯を通じて共に閫った、稀有の政治家「田中正造」の生家。現在は建物がそのまま資料館になっています。
公開日時/火•木•土•日曜曰
午前10時〜午後4時佐野市小中町975 TEL 0283-24-5130

たぬまふるさと館・・・・市内の歴史•産業•芸術•文化•生涯学習の拠点施設です。1暗には、覲光施設の紹介や伝統産業、特産物
などを展示。2陏は、市内外の皆様が利用できるギヤラリーで企画展、発表の埸としてご利用いただけます。休館曰Z年末年始佐野市栃本町2237-1 TEL 0283-62-8080入場無料

佐野東石美術館・・・館内では写真の北大路魯山人「銀彩色絵竹に雀花入」他、近現代の曰本美術が四季に合わせて展示されています。
休館曰/木曜曰•年末年始
その他臨時休館曰あり佐野市本町2892 TEL 0283-23-8111

安藤勇寿「少年の日」美術館・・・ 何でもない日常の大切さに気づいてほしい… 「少年の曰」をテーマに色鉛筆で描き統けている児童画家•安藤勇寿氏の個人美術館です。
休館曰/月曜曰•毎月第1火曜曰•年末年始
その他臨時休館曰あり佐野市御神楽町623-1TEL 0283-67-1080

郷土博物館・・・佐野市出身の偉人「田中正造」の遣品や関係資料を始め、「佐野の歴史一原始から近現代へ一」をテーマとして地域の考古•歴史•民俗等に関する資料が多数展示されています。
休館曰/月曜曰、祝日の翌日、毎月末日、年末年始佐野市大播町2047 TEL 0283-22-5111

人間国宝田村耕一陶芸館・・・佐野市出身の陶芸家、田村耕一氏の作品を代表作から未発表作まで数多く展示。観光 .|t案内コーナーもございます。
休館曰/年末年始、その他臨時休館曰あり佐野市高砂町2794-1 まちなか活性化ピル「佐野未来館」1F TEL 0283-22-0311入場無料


葛生化石館・・・ほほ完全な形で発見された「ニッボンサイJ の復元骨格を始めとする第四紀更新世の哺轧動物化石や、佐野市葛生地域特産の石灰岩、その石灰岩を造った古生代べルム紀のフズリナ、ウミユリなどたくさんの化石が展示されています。
休館日Z月曜日•祝曰の翌日•年末年始、その他臨時休館日あり佐野市葛生東1-11-15 TEL 0283-86-3332入場無料

 

吉沢記念美術館・・・江戸時代〜現代日本の絵画•近現代の陶芸を、親しみやすい視点でご紹介しています。【主な作品】伊藤若冲《菜蟲譜>、川合玉堂《孟母断機》、東山魁夷《山湖>、板谷波山《彩磁呉州絵香炉》ほか。
※いずれも展示期間が限られていますので、事前にお問い合わせください。
休館曰/月曜曰•祝日の翌日•年末年始、その他瞄時休館曰あり佐野市葛生東1-14-30 TEL 0283 86-2008

葛生伝承館・・・栃木県指定文化財である「牧歌舞伎」や「吉澤人形首」など文化、芸能に関する貴重な資料が展示されています。

休館曰/月曜日•祝日の翌日年末年始、その他臨時休館曰あり佐野市葛生東1-11-26 TEL 0283-84-3311入場無料

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