古賀志山
古賀志山は、宇都宮市内では一番大きな山である。
この周辺は、大谷観音などと一緒に広範な観光地域で有るのだ。 ここは、比較的容易に宇都宮市内から訪れることも出来て、なんと言っても、あの’ジャパンカップのレース’がここで執り行われて、有名になったのである。 そして、春ともなれば、朝早くから、この山の頂上を目指し多くの人達が、ハイクを楽しむのである。非常に手頃な山故に、近郊の人に、親しまれているのである。 今日は、そうした山の周辺の春の花等を追って見ていこうと思う。☆☆ 「ロマンチック村」 「錦鯉センターと蝋梅」「鹿沼上永野の蝋梅の里」 「群馬蝋梅の郷」
★２０１５年８月３０日：新聞紙上でも紹介がありました 「家族で楽しめるスポッ卜ということで：毎年恒例の自転車の「ジャパンカップ」の舞台になる「宇都宮森林公園」・・赤川ダムを中心として、キャンプやバーベキュー、サイクリングなどが楽しめるスポッ卜です・・・確かにその通りで、これから秋にかけてすばらしい景観が漂います。
標高582.8ｍの古賀志山は、初心者にお勧めのハイキングコース・・・なるほどその通りかもしれません。ジャパンかｋっぷが行われないときは比較的静かな山のハイキングコースとなっていますが、毎朝多くの老若男女がりっくを背負って登って行く姿は驚くほど多いのです。 森林公園からスタ一卜するコースには案内板もあり、比較的登りやすいので、ぜひ、チャレンジしてください・・・と紹介されていました！
☆ 古賀志山１、古賀志山２、古賀志山３、古賀志山４、古賀志山５、古賀志山６、古賀志山７、古賀志山８
古賀志山周辺は、どちらかというと、嘗ては農村風景であった。 しかし今は違う・・・・兼業農家の方々が多く、殆ど市内の生活と異なるところはないのである。 違いと言えば、山が迫っている土地柄くらいのものである。 そして、昔から有る独特の蔵が、周辺に沢山点在しているのである。 それは、大谷石で作られている蔵である。これが独特の風景を表現してくれているのだ！ 本当に他県では、殆ど見て取れない風景である。
上の写真のように石蔵を大事に今も守って生活している農家は、多いのである。 そこに梅などが咲き春が、来たことを身をもって感じとることが出来る。 そしてこの農村風景は、この古賀志大谷地区には今でも、至る所で散見出来るのである。 右の写真は、やや遠方から古賀志山を見ている写真である。 春の暖かみのある、やや霞んだ空気は、何時花を咲かせても、おかしくない、ムードを漂わせているのである。
早春というものは、何とも言えないムードに囲まれる・・・・日々毎に、陽光が強まり、空の色もだんだんと透明度を失い、ある時は、遠く霞すみ、そして萌えるのである！ この美しい時期を、何でそのまま見ずにいられるでしょうか！ 美しく咲き乱れる、梅の花の数々・・・・古賀志山周辺は、今でも、適切な場所さえ見つければ、沢山の自然が残っており、十分に皆様のの目を楽しませてくれるところなのである。 さあ、一緒に春の旅、’みちくさ’に出かけましょうか！
ところで、古賀志山を見るポイント’、ビューポイント’が有るのをご存じであろうか？ 多分、古賀志山は、道路脇からいくらでも見ようと思えば見れるので、その必要は無いのかも知れない。 しかし、このように’建て看板’が有って、そこから眺める古賀志山が一番良いようなのである。 右の写真が、その所からの眺めなのである。 確かに非常に安定した山形が出来ており、そう言う意味では、絶景ポイントなのかも知れない。 ただ、ここに県道から入る（案内する）看板が、見あたらないので多分知らない人も多いのではないかと思う！
地図：古賀志山地図へリンク
古賀志山が見える他のポイント、これはゴルフ場の池からの風景である。 ここはジャパンカップで通過する場所であり、グリーンは未だ無いが、周辺の春色は、十分に、現れて来ていた。 右写真は、赤川ダムからの風景である。 ここは、人気のスポットであり、今日も沢山の古賀志山登山、トレッキングの方々が来訪していた。 こんなに、人が列を作って来ているとは、夢にも思わなかったのである・・・・これは、今の登山ブームが作り出した、別風景なのであろうと思った。 尚、今回の小さな旅のコースタイムは、ほぼ車で見ても、半日程度で十分鑑賞できる距離なので、是非、皆様も春満喫に、出かけては、いかがと思うのである。
