箱根 旅行

 

箱根 旅

今年も春がやってくる・・・それにしてもさすがに箱根は春が遅い! 伊豆では、すでに河津桜が満開を過ぎているというのに未だ箱根路では、寒さが答える。  そして行く手の有料道路とか、宮ノ下あたりでも、それら道路の脇に雪が残っているから驚かされるのです。 今年の冬が大雪だったこともその一つなのかもしれない。 

ところで箱根の旅は、なかなか素晴らしいのですが、箱根の概念を頭に入れないと、なかなかこの広大な場所を観光するのも難しいのかもしれません。 そこで一番わかり易いのが毎年新年に見ている箱根駅伝のコースを頭に入れて旅をすると良いことが盛ります。 今回も箱根の旅路で出会った数々の名所、旧跡は、この箱根駅伝のコースにまつわる多くの場所が発見できたからなのです。

さて、今年もゴールデンウィークが近づき先日この場所のかんれんじょうほうもほうふです・・少しその辺の内容を追加して紹介してみましょう・・・
    1)干物店では、小田原名産の山安の干物が有名、ここ山安では、道の脇で日が多いてあって紐の試食コーナーを開いている、試食の魚が用意してあって(鯵、エボダイ、カマス、)、を自由に焼いて味を確かめてくださいと書いてある、・・・裏に入る場所なので道から見ているだけでは分からないが、きっと歩くと味が臭ってくるのでわかるかも。。。特上鯵・・320-、キンメダイ3809-、この紐の試食コーナーは、午前10-から、午後3:30までとのこと・・・
    2)その先を急ぐと、今度は、藤屋の梅干の看板が見えてくる、ここも老舗のようで、梅干しの古い歴史的なものも販売しているという。外に道際には昔良くあった内側が真っ赤な朱色の桶で色々詰めて販売している店・・・ちょっと見ただけで老舗の販売店とよく分かるはずである。こうした店はよく京都で見かけるが、最近は、少なくなってきた! 中を見ると棚がいろいろな梅でいっぱい飾ってある・・・本当に梅だけの商売をしている店先である。 ここは、かなり駅からは上の方にあるって行くのにちょっと駅前だけ見たのでは、わからないのかもしれない・・・
     自分で行った時には、あいにく雨の日であったので駅周辺しか見られなかったので、このような場所迄は、全く知らなかったのである。 梅干しは一番おいしのは3年位と店主が言う。 ここでは、5年もの¥3350-、10年もの、¥900-、15年ものなどなどその種類は多い、この店は創業60年の店であり有名、飾った奥の壁は、一般の漆喰でなく竹を編んだような構成でその古さが忍ばれる・・・。 又、塩加減も色々別れており、うすしお、梅干し¥2700-、塩分15%等と表記されている。 店主は、瓶に入った年代物の梅も販売さらえているので、奥から持ってきてくれる・・・年代物で60年ものの梅干し・・・乾燥状態でちょっと硬くて食べられないようなもの・・・味と感じは、ちょっとコンペー糖のようなチョコレート色をしているので驚かされる・・・やや白色した結晶の中に梅の味がするとのこと。 歴史的な味といえるだろう・・・なんで、ここ箱根は、こんなに梅干しがあるのだろう・・・ここのおばさん店主の話では、昔、小田原郡は貧乏で山を超えるときに歩くしかなく塩分補給として梅が食されていたからと解く・・・・なるほどいろいろな歴史があるものである!

 

箱根で有名な干物屋さん日本的な土産のある店

既に伊豆の河津桜の旅は紹介してあるので、強は箱根の旅を中心に見てゆきましょう・・・箱根駅伝のコースですが、やはり小田原近辺から見てゆくのが常なのでしょう。 では、この辺で細かく箱根を見てゆきましょう・・・下に箱根地域全体の概要図を用意してみました! この中の名称を頭にいれると、ほぼ箱根は理解できるようになります。

箱根概要図

いかがですか、意外と簡単な構成であることがわかるでしょう・・・では、皆様は箱根にどちらの方からアクセスしますか? 意外と若い方々は、御殿場OUTLETに立ち寄ってからという方が多いのかもしれませんね! 乙女峠からの富士の眺めは、抜群ですから・・・

外で実演中のこんぶ屋さん箱根名物の温泉まんじゅう

 小田原から箱根湯本に向かい、そして塔ノ沢、大平台、宮ノ下、小涌谷、そして、元箱根に向かうか、又は、強羅、早雲山、大涌谷、姥子、桃源台港ということになるのでしょう・・・・最も御殿場OUTLET に立ち寄って来る方々は、乙女峠の富士山を楽しんでから、仙石原に至るコースも決して悪いコースではありません。 美しい富士の美しい姿をその下に何もない形で眺められますから素晴らしいコースです。

 3)芦ノ湖では今年箱根海賊船50周辺をやっており、昨年3月に就航したばかりの新たな海賊船に乗ることができる。 これはロワイヤル2と称して新型の海賊船です。 白と真っ赤な色の中にゴールドで仕上げた飾り、そしてマストは素晴らしく外洋航海を思わせる作りになっている・・・外人観光客の多いのには驚かされる。桃源台港から箱根までの旅・・・天気が良いと春は、富士の残雪が綺麗に輝く・・・船中は、予想していたよりもかなり広くいろいろなものが販売されている。 外の景色を楽しんだり中でいろいろなものを食べたりして十分楽しめる様になっている。 又中は窓際に大きな椅子が対面であって片側に3人程座れるほどの広さがあるのには驚かされる。 外を見たとき富士の山が白く見えれば素晴らしい。 元箱根に到着後、 7月にオープンしたBAKERY&TABLE箱根では、パンはもちろんのこと足湯までが整備されており、箱根の芦ノ湖を見ながら、足を温泉につけて、パンをいただけるのである・・・満足満足!!!・・・これは元箱根の直ぐ近くです。 この湯は単純泉で、いまは期間限定のパンもあるそうです。 又、ここでは、2階も開放されており、そこから見る芦ノ湖の美しい風景は抜群の美しさがあるのです。 大きな窓ガラスで中の採光は最高であり、外の富士山の光景も素晴らしい絶景ということなのでしょう・・・ひまわりパン¥240-、さらばん風赤ワインパン¥240-、紅茶フラワーデニッシュ¥180-等いろいろ限定製品があるのです・・・・

駅前のピッザやさんで食す・・・美味しいイタリヤンみやげ品は数限りなく・・・

以上場所名が出ましたが、やはりこの小田原から、箱根湯元、そして元箱根コースが最も駅伝のコースなので有名でしょう! ここで意外とわかりづらいのが、元箱根と箱根湯本です。 何か温泉の名がついた箱根湯本は、名称から、山奥の感じがします。 しかし実際は、元箱根が駅伝到着地の芦ノ湖の縁になるわけです。 

とにかく海の幸の多いのには驚かされる・・・登山電車の終わりの強羅駅近く・・・

こういう点を頭に入れると、芦ノ湖に対して箱根湯本から強羅、そして仙石原が下の方に並行に走っていることがよく分かります。 そして、芦ノ湖からそれらの下に至る基本コースが、ふたつあって、一つが、駅伝のコースの元箱根から、小涌谷を通り宮の下に行く路です。

富士屋の名ホテルが見えてくる空中ケーブルが

 もう一つが、桃源台港から強羅に抜ける道路と、もう一つが、ケーブルで連なるコースの、桃源台、姥子、大涌谷、早雲山、そして最後の強羅温泉というコースです。 大分これだけで箱根の感じが良くつかめてきます。

大涌谷のケーブル乗り場を遠望大涌谷黒たまごを買う

では、先ず小田原から、箱根湯本ということで最も有名な箱根湯本を展望してみましょう・・・ここは、新宿からの電車で簡単に来ることができます。そして、この駅から箱根登山電車も出ています・・・それに乗り換えて強羅までゆくか、バスなどゆくかということになります。

大涌谷を上り歩く大涌谷の一番上のたまご販売の店

 興味深いことは、この電車は、一般の登る道路と一箇所程度交差しているだけで、その他は余り目立ちません。そういう点では、車で行く道の名所とは異なる駅があってそこからの探索はかなり別物となるのです! バスで行けば、一般のドライブコースと同じということになります。

大涌谷のガスに驚く

湖の湯元の街は、やはり一番箱根ではにぎわいを見せる別天地です。 多くの老若男女が集まって街を埋め尽くしています・・・きっと一番楽しいお買い物のコースとなっているのでしょう! 歩きながら商店街を見て歩くのもこのコースが最もお薦めということになるでしょう・・・この街の裏側には大きな川が流れており、その間にホテルがたくさんあります。 比較的わかりやすい構成の地域といえるでしょう。 意外と知られていないのが、この一号線の裏手に旧街道があってこれでも元箱根迄行ける道があって、これを通過しても色々な温泉地にたどり着くことが出来るのです・・・

大涌谷のバスストップ

もう一つの街道筋といえば、芦ノ湖の東から、箱根旧街道と、箱根新道そしてその外側に、箱根ターンパイクという有料の道路が有ることを知っておくとよいでしょう・・・この道は、本線が混雑している時の迂回路として利用することが出来ます。 しかしこれらは有料道路などで車を走らせるだけの道であまり楽しみは、ない街道といえるでしょう・・・

3)箱根湯本pに戻り、近くの温泉というと、箱根湯寮 ここは箱根の山裾の温泉、ここの大浴場はおすすめ・・・・、大人で¥1400-、岩が周りを固めてある野性的な湯を楽しめる,貸切り個室露天風呂、一の巻、¥3900-60分一室2名様利用時、同じく二之巻、¥4900-、60分最大4名利用、ここの泉質は単純アルカリ温泉、筋肉痛、関節痛、五十肩など。箱根では、限定シャボン、1700-というのがある。 これは蒟蒻くが利用されている、この箱根湯寮は箱根湯本の裏側に位置している湯宿である!

4)さて、最後にこの箱根湯本で夜間になり店が閉まってしまった時に助かるのが、駅の構内にある、店!・・・・ほとんど箱根湯本の店がシャッターで閉まっているのに駅の構内での土産物店箱根の市、ここでは夜9時頃まで営業しているので心配ない・・・・ここでは箱根、小田原の名産品が1000点の商品が揃っているというから驚き、一流ホテルの品々も揃っているのだそうです・・・・因みに売れ筋3位は、特選小鯵押し寿司¥1030-、2位、黒チョコ14粒¥500-、箱根大涌谷名物、一位は、ガトー-ショコラ6個入り、¥1296-、・・いちごショコラ、一個入り、¥216-というから驚きである!!