福島県・花見山から春・残雪の吾妻連邦を望む

早春花見山と周辺連山の眺望

       嘗て、私は「福島県の花見山」を、初めて訪れた時にその時点では、あの有名な写真家である秋山正太郎が、この場所をこよなく愛していて毎年訪れていたことは、実のところ全く知らなかったのである。 唯、美しい花の山が有り、その山の周辺が春になると一斉に桜とかレンギョウとかが一斉にに咲き出し、それはそれは綺麗なところと言うことだけ聞いていたのだった・・・・。 しかし、それが多分最初であり、一度訪れた以来、それこそその美しさに病みつきになり、それからというもの数年に亘り、毎年、この地を訪れるようになったのである。 むろんあの頃は、車で自由に散策が出来て、今、麓にある住宅地も、土地の売り出しを宣伝している頃の話であったのだ。 しかし、それが今では、駐車場さえかなり遠くなり、ここを訪れるのも、昔と比べて本当に大変になってしまったのである! 
      そして、一度に押し寄せる群れをなす観光客が、ドットその開花時期に合わせて訪れてくるようになり、全く当時の静かな面影は無くなってしまったのである。 それでもそういう事実以外、周辺の自然は、道が広くなった程度であり、まだまだ昔の面影のまま残されていることは、私にとってはとても、うれしいことなのである。   「春の花見山の情景は、ここから!」  ここでは、花見山を最盛期に観るのでなく、それよりも数週間早い時期に訪れるとこういう風景が見られるのだよというような素晴らしい自然の風景を紹介していきたいと思っているのです・・・というのも花の時期になると最近では暖冬のせいなのでしょう・・・・遠くに見える山々の残雪が少くなっており、また春の霞が強く出てしまい最初だけ診るのには素晴らしいのですが、風景としてはシャリットした写真は撮れないいのです・・・・

残雪の吾妻連邦を花見山から望む


ここは、早春の花見山から、吾妻連峰を望んでいるところである。 花見山を登った時、このような山々は、見ることは出来ないが、これは花見山の反対側の山裾から見た写真である。 私はこの場所が好きで、花が咲くよりも数週間先に、ここを訪れることが多いのである。 しかもこれだけ、残雪が残る山々は、花見時には、残念ながら、溶けてしまい、このような迫力は、残念ながら、無いのである。 故に、私はこの時期がなんと言っても好きであり、また、来てみると同じような同好方が、来ているのである。 とにかく、この頃の、早春風景は、格別なのである!

花見山の早春風景と連山残雪

      年々変わりゆく風景でも、ここから見てとれる、吾妻連邦の姿は、あの美しい、花が咲き出す頃を含めて、本当に美しいものなのだ。 ここには、数年前迄は、梅の木があって、枝を生やしていたが、若木にかえる為なのか、全部幹が切り落とされており、貴株が残っているのみで、今では、その昔の面影は無くなってしまっていたのだ。
      対する山の左が、これから、皆が訪れるであろう、花見山である。 しかし、現在は、ひっそりと、木々は、芽出しの時期をうかがっているのである。
 山は、晴天の日には、独特の紫色に萌えて、何と表現して良いか分からない雰囲気に浸る事が、出来るのである。

花見山桜咲く頃

     では、ここでどんなふうにこの花見山光景が変わるのだろうか・・・・実は上の写真のように夢のように変化してしまうのだ! しかしここで残念に思うのは山肌の雪がこの花の時期にはすっかり少なくなってしまうのが、ほんとうに残念なことなのだが・・・・

 

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