福島 吾妻

福島から見る吾妻山

 福島市は早春の一時素晴らしい風景を提供してくれる。 私は勿論この福島の全シーズンが好きであるが、なんと言ってもその早春の風景が好きなのである。 春爛漫と人は言うが、梅の花が咲いてから桃の花が咲き出すまで、天候はと言うと決して安定はしていない。 雨風が多く山肌の鑑賞には適していないからだ。 しかし早春の梅の花が咲き出す前までは、本当に素晴らしい天候に恵まれるからに他ならない。 これらの吾妻山系を見たときその美しさのしばし佇むのである。 私がここから記すたび日記は、当時、このフルーツ街道を初めて訪れた時、目にした美しい雪山の形態なのである。 遠くなくそして近くもなくその吾妻小藤を眺めるとき、あの上に登って見たときの感動が心の中で鼓動するのである。 なんと美しい山の雪とやまの姿であろうかと! そして、これから、来たに向かい、宮城県境まで行ったときの感動を紹介しているものなのである。

 

吾妻連峰と残雪

 この写真は、多分皆様には珍しい場所からかもしれませんが、実は、花見山の近くから撮った残雪の山の写真なのです。 花見山はあまりにも美しくそして人混みも多く、現在では車の乗り入れも出来なくなってしまいましたが、この時期ならば自由に入り撮影してくることが出来るのです。 最も花咲く時期になると最近は暖冬の成果あまり残雪がなく、「花と雪」と言ったたぐいの写真は撮れなくなってきているのです。 ゆえに、この時期に旅をして、この周辺の山々とその情緒を追い求めれば、素晴らしい旅が待っていることは、請け合いなのです。

 

福島フルーツ街道より見る山々

この山の輝きは素晴らしいでしょう・・・・それほど多くない雪の残雪ですが、空の色と対比して素晴らしい情感が表現されているのです。 多分それは写真では言い表せない世界なのかもしれません。 こういった世界が私は昔から好きなのです。実はこのエリアは、桃の花が咲き乱れる境地なのである・・・・ところが、ここは、山梨県の花の後に咲くと言っても、総てが一度に咲き出してしまい、本当に何処の花を見てやろうかと考える内に、そのシーズンが過ぎ去ってしまうのが常なのである。

 

これは花見山と反対側の山裾から見る吾妻連峰です。 最近は近代的な家があちこちに出来ており、往時の面影は、薄くなりつつありますが、山の美しさは健在で、今でもこのように見ることが出来るのです。

多分、皆様が見る山と異なり、雪があるときの福島の山は、くっきりと美しく見えます。 左は誰が見ても吾妻小富士と分かりますが、右側の写真は多分わかりにくいかもしれません。 しかし、早春に訪れるとこのように見て取れるのです・・・・そうですこれはあの、土湯峠の大きなトンネルのある箕輪山の素晴らしい容貌なのです。あの昼間部にトンネルが掘られており、反対側の裏磐梯の方に抜けていけるのです。 この時期のみ見ることの出来る素晴らしい山々と残雪です。

 

ところで、この写真は「私の旅の記録の一部」であり、その時の描写が、以前からあるのでここから、削除市内で紹介しておきましょう・・・・

「陽も、かなり陰ってきたので、帰る用意をする。帰りには、二本松市内を少し見て、帰ることとした。「この関連の写真集は、ここから」二本松市内は、昨年も来たところだが、外側だけ見て帰ったので、今回は細かく見たかった。考えもなく交差点を曲がったところ、今回初めてお目にかかる、新しい道だ。急な坂道だ。後で分かったことだが、この道は、 祭り囃しをやる坂道だったのである。当然周辺の建造物は、現代のものとは、異なり何か荘厳な感じさえ漂っていた。昔の美しい民家が、出迎えてくれた。白壁で民家調の風格のある家作りが多かったことが印象に残る。

なるほどここが祭り道りかと知らされた。結構、歴史がある町で旧家からの酒屋さんなど、本当に旧来の面影が忍ばれた  そうこうしている間に、夕日が陰ってきたので、宿に向かう。 温泉(土湯)が待っているという思いが、心を弾ませる

昔泊まったことのある、土湯の岩城屋である。現在は競争が激しいためか、安いビジネス料金で扱っているので助かるお湯出口には、白濁した結晶が沢山付着しているが、白濁した良い温泉に入ってしまうと、ここの透明な温泉は、いまひとつ、何か迫力が足りない気持ちに駆られるものだ! しかし風呂の感じはとても良かった。 初日は、これで一服と言うところか!」

後の写真紹介と福島周辺探索の旅は、この後に続きます。

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