曾原湖

曾原湖・福島

  曽原湖と言えば、比較的小さな湖なのです。  五色沼からは、その北方面へ暫く登り行くと、その美しい錦秋の湖畔が突如、現れるのです・・・・そして、現在では沢山のペンション村があることでも有名なのです。 裏磐梯地域で最も小さく檜原湖の脇にひっそりと佇んでいる沼なのです。 参考: 「この時期の観音沼の美しい紅葉

 

 ここから見る磐梯山は、丁度昼間は逆光になっており、はっきりした姿は、多分雪でも降った日でもないとよく見えないことが多いのです! ・・・・故に多くの観光客は広い檜原湖周辺を通過してしまい、この美しい曾原湖を見逃すことも多い場所なのです。  実は、私もその一人であって、幾度かこの裏磐梯はまるで、あの有名な五色沼を見るために訪れはしていたのです。 しかしこの曽原湖にはどういう訳か、あまり近寄らなかったのです。 多分それは先ほど書いたような理由からでしょう・・・・国道2号線(ここはスカイバレーと言って山形の米沢に抜ける素晴らしい道)数年前まで有料道路だった場所です)の県道から比較的細い道を東に入るので、最初何処に行くのか分からなかったせいでもあるのです・・・・しかし、人が、秋に一度でも訪れることがあれば、その周辺紅葉の美しさは、並大抵の物では無い・・・と言える場所なのです。 自然の形態が未だ沢山残こされており、その自然の木々の紅葉の色の美しさ、そしてその変化は、千差万別だったのです!・・・・どちらかと言えば、五色沼は沼と紅葉の探索として最高の場所ですが、静かに美しい紅葉を堪能するといった方々には、この場所は、うってつけの場所なのです。 しかしそれは、多分一度訪ねてみなければ分からないことなのでしょうが・・・・・「美しい観音沼」 「美しい五色沼」 関東の大鍾乳洞 「不二洞」

曾原湖錦秋

 曾原湖は、磐梯山の火山爆発によって出来た美しい沼なのですが、一番大きな沼の周辺には、小さな沼があちこちに散在しているのです。 そして有り難いことに、殆どの沼の周りを周遊できる細い道が完備されているのです。 良く車を止めて周辺を探索したり写真を撮ったりしている人を見かけますが、皆同じ同士という感情で見ているので、混雑はほとんど無いと言っていいでしょう・・・・(しかし場所のいいところは写真家で混雑しますが・・・)

 

曾原湖と紅葉

  曾原湖をいろいろな角度から見るのも面白いかも知れません。 このように多くのペンションがちらばっていて、この時期の紅葉の最後の頃になるとボートも陸に引き上がって静かな時の訪れの前触れとでも言える雰囲気でいっぱいになります・・・・夏を過ごした、あの時が思い起こされる時期でもあるのです。 静かな水辺を堪能できるのも、この時期の特権かも知れないのです・・・・この奥に入り込むと現在でも農家の方々が住んでおり農作物を作っている姿が、あちこち見ることが出来るのです。 こんなに近代的に整備されるとは、昔は、多分思っていなかったことでしょう・・・・

 

曾原湖錦秋

  曾原湖を県道2号線から東方面へ曲がってみることに致しましょう・・・・あっという間に周辺の雰囲気は、がらっと変わり、唐松とススキの多い見通しのない道に入りますが、いつの間にか曾原湖方面と言うことでペンション村周辺に誘われていくのです。 この時期は、もう周辺の空気感は冬の佇まいをしているのです。 陽光が沢山の民家に当たり、光り輝いています・・・そして、ペンション村の白い壁色は、一層目立ち寒ささえ感じさせる時期になっているのです・・・・。 そして、その合間に小さな沼が点々とあって、その中の一つに人だかりがしているではありませんか・・・・・・・時は、多分夕暮れに近い時刻でした。 日は、ややかげり気味で、西日が強く当たっている対岸の紅葉は、まるで燃えているオレンジの固まりのようにも見えたのです・・・こうした美しい風景に人は皆惹かれ、その一刻、一刻を写真などに焼き付かせていたのでした・・・

紅葉の曾原湖

  曾原湖は、写真絵画などではおあつらいい向きの構成で出来ています。 誰が行ったとしても、こうした雰囲気の絵に描いたような場所を見つけることが出来るでしょう。 そういう観点で見てみると、五色沼とは、かなり異なっている構成であり、雰囲気なのです。 人の雑踏を避けて静かに自然を観賞すると行った楽しみ方が、ここでこそ出来ること受け合いな場所なのです・・・・

曾原湖

  曾原湖は、今でも珍しく湖面にジュンサイを見ることが出来るのです・・・と言うことは如何に綺麗な水と自然が残こされていると言うことになるのでしょう。 場所にも寄りますが、こうしたジュンサイを食する宿なども見つけるとあるのです。 あまり都会では見ることの出来ないこうした自然食も楽しい一時の語りぐさとなる事でしょう・・・・以上曾原湖のほんの一部ですが紹介してみましたが、まだまだ見せたい美しいところが目白押しの場所なのです。 是非皆様も、良き時期を選んで訪れてみては、いかがでしょうか・・・・

 

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