安曇野わさび

安曇野わさび 

     安曇野と言えば、日本アルプスの見える素晴らしい山々、そして、何時の季節訪れて見ても素晴らしい、すがすがしい雰囲気を与えてくれる場所でもある。 私もここは大好きで、山の周辺風景が上高地の雰囲気とは行かないまでも、その美しい山の数々をみて、いつも感動、感服するのである。参考:「安曇野の旅

 

     しかし、ここ安曇野わさびは、広大な地域であり、山の数も多く、総てを一語で語ることは出来ないであろう・・・・ 今回、再度この地域を訪れるチャンスがあったので、その時の「大王わさび園」、一般的には「安曇野わさび」 の春の姿を、安曇野周辺の美しさを捉えながら紹介いしていきたいのである。 

     何時安曇野わさびを訪れても綺麗で清涼な空気は、本当はここに行かなければ決して得ることの出来ない独特の雰囲気であることには間違いないのである!      ここ安曇野わさびの地形を紹介すると、上高地から流れてくる梓川と遠く白馬の方向から流れてくる高瀬川が合流して長野市内の犀川となって最終的には、千曲川に流れ着くのであるが、この辺の川の名称が、良く変わるので良く地図を調べないと分からないことが多い。  そして、ここ安曇野わさび園から、周辺の美しいアルプスを見ながら松本市からはいると、直ぐに目に付くのがこの安曇野の「安曇野わさび」なのである・・・・一般にわさびだけ購入して帰ってしまう方々が多いのであるが、これは少々もったいないことで、ここ安曇野わさびでこれだけの清流と環境を楽しんでから、次の地へと向かって頂きたいのである・・・・こんな素晴らしい環境は、多分何処にもないのかも知れないからに他ならないのである。 この安曇野わさび田では、ゆっくり見て回るのに一時間、早めに回れば、30分程度といろいろ組み合わせることが出来る。 レストランから土産売り場、そして人気のコロッケ、ソフトなどをほうばりながらの旅が楽しめる絶好の場所「安曇野わさび」園」なのです・・・

 

大王わさび園 春の美しさ

大王わさび園から大町方面を見る

 

   この安曇野わさび・・正式には、「大王わさび園」は、場所的には分かり易く現在の高速の豊科インターを降りて、安曇野方面へ進めば、途中右折して間もないところにあるのだ。 しかし、この様なわさび園が、こんな所にあると言うことがちょっと予想出来ないのである・・・・

    その理由は、田畑があって、犀川が流れる脇は、あまり目立たない場所だからである。 本当に街道筋からはこの安曇野わさびは、その実態を見ることが出来ないのである。 綺麗な清流が必要なわさび田は、当然この様な美しい場所にあるはずであるが、山際でなくこうした広い地域にあること自体不思議なことでもあるのだった・・・・ここは地図上で良く見ると、犀川と穂高川の合流する地点なのである。 そしてこの安曇野わさびは、大きさが日本一と言うことなのである! わさびの花は、3月下旬から4月上旬にかけて可憐な白い花が咲くのである。 又時期的には、この周辺ニセアカシアの樹林帯があって、六月の初旬頃には、白い花一色となってとても美しい夏の風物詩を展開するのである。

     安曇野の行き方: 新宿からあずさで松本駅まで約3時間ー松本から穂高駅前約30分出山の美しい安曇野に到着する。 ここに来たら先ず、観光センターに立ち寄り情報をゲット! 案内地図は、とても参考になる。 安曇野は、山が残雪でとても綺麗であり周辺の名水地にその陰を落とす・・・・とても美しい風景です。 名水七景などと呼ばれてとても自然が綺麗です! 水鏡(大和残雪が田畑に反映する美しさ)、安曇野山葵田(このページで紹介中)、延命水(苔むした山肌からかれることなく名水があふれる)、おたねの水(昔からの言い伝えで目に良いとされる名水)、万願寺の水(水のい出る音がボコボコ言う命水と呼ばれている・・・・)

 

わさび園と清流 湖の水は北アルプスの恵みである

   今の時代にここ安曇野わさび町中にこんな綺麗な清流があるだろうか! 不思議でならないのである・・・・ 昔は、この様な清流等は、ちょっと農村田園地帯を行けば、発見することも出来たのだが、今は違う!  この地は、本当に驚かされる場所なのである。 ある人は、わさびのお土産だけ買って帰る人もいるようであるが、それではもったいないことなのである。 是非とも「安曇野わさび」周辺をじっくり探索して、こうした美しい場所の雰囲気を存分に自分の足で歩るき乍ら堪能していただきたいのである。

 

 

安曇野より望む北アルプスの勇壮な風景

   ここ穂高(大町に近い場所)は、素晴らしい場所である・・・多分初めての方は、日本にもこんなに素晴らしい山が見える場所があるとはよそうもできないであろう! とにかく山の大きさが絶大であり、衝撃的である。 特に春は、色々な花々がこの安曇野わさび周辺で、一度に咲き出すので関東のそれとは比べものにはならないのである!

 

アルプスの見える丘

   ここ安曇野わさびにも春が急にやってくる! この時期には、桜が咲いている場所もあるが、ここ大王わさび園周辺に向かうとこうしたタンポポが至るところで咲き乱れているのである。

 

   安曇野わさびに行く途中、大町方面の美しい春の山々である。 爺ヶ岳が、こちらを向いて、挨拶をしているようである。 その一瞬一瞬が、素晴らしい風景をきざみながら、あくことのない「美しい風景の連続」ショウである。 その一つ一つが目に強く焼き付いて忘れられない風景ととなってしまう・・・こんな心地が、訪れる度に胸に強く感ずるのがこの地、「安曇野風景」なのである。 最ももう少し季節が進めば、「上高地」が素晴らしい春の装いを展開してくれるが、この時期はやはりこうした平地からの展望が素晴らしいのである!

 

大王わさび園内 黒澤監督の残した水車小屋

   春の安曇野わさび園内は、新緑が目にしみる美しい時期でもある。 それにしても、この水の清涼さが、脳裏から離れないのは、私だけであろうか? 往時の映画監督が、この地でロケを行ったわら屋根の水車小屋なども残っているが、そのムードは、本当に素晴らしいのである・・・・上の写真が、黒澤明監督が残したと言われる水車である・・・映画の「夢」と呼ばれる撮影に使用したと言われている水車小屋の名残、旧跡なのである!

   現在は,この水の流れを利用したボートを楽しむことが出来る・・・・30分アルプスコース¥1800.ー等 安曇野汽船クリアボート この時期水の中の梅花藻の花などが見られる!

わさび田広がる大王山わさび田

   これが、安曇野わさび園の中の「わさび田」である。 よく山の渓流などで、わさび田を見ることがあるが、それに比して、ここは水量が多く広いので、一寸その感じが異なるのである・・・・丁度、清流の川の中にわさび田が張り巡らされているというような感じの場所であり、その迫力が何とも言えないところなのである・・・・ こんな場所は、今までに見たことは一度もない無いのだ。 それにしても、このポプラの大木は素晴らしく、正に、今大鷹が生育しており、沢山の親鳥がえづけをしている自然の生活が手に取るように見ることが出来るのである・・・・・この辺の自然は、関東のそれとはかなり異なっていることが誰でも分かるのである。

☆ おろし生わさび(チューブ入り)¥1000.ーが有名

八重桜咲くわさび田の美しさ

   折りしもおり、この時期は八重桜が満開であって、周辺風景にその彩りを添えてくれていたのである!・・・・多分この時期が一番美しい風景表現の季節だったのであろう・・・・

花々

   この安曇野わさびは、早足で30分程度で一巡出来るだろうが、その行くあちらこちらには、こうした美しい場所の数々、そして花々が咲き乱れているので、ゆったりと鑑賞したいものである。 私のお薦めはなんと言っても残雪の残る春の五月頃までが最高のシーズンと思っている・・・

アルプスを望む 常念岳が見える

  安曇野わさびを見たり、花を見たり、アルプスを見たり、枚挙にいとまがないのである!・・・対岸には、石仏なども散見され美しい春の一日であったのだ。(20080429現在)

場所:地図はこちら    この時期の花情報:花桃の里余里の一里花桃の里すみよしやの花桃大王わさび農場(大王わさび園) 

その他の関連湧水名所: 「磯山弁財天と赤見温泉の湧水地」 「尚仁沢の湧水

☆☆☆その他近くの食事所:蕎麦屋 山の花・・・・ここでは白樺の受益で作った側が一日限定良食することが出来る・・・・白樺の木の受益はやや甘い汁でありそれを側で堪能できる! ここだけの味

レイヨンヴェール:とろりチーズとそば粉のパンケーキ、そしてスコーン、ソバ、プレーンなどなどによる・・・

その他の田んぼうち:安曇野全貌を見るには、長峰山のパノラマパークがお薦め!

宿泊:ホリデー湯 四季の郷、しゃくなげ荘など・・・・この他、大町にゆくと大きな温泉旅館、ホテルが多い!

 

      最新情報: 私の勧める国内の桃の花の名所集!(文字をクリックするとその写真に行けます)

この時期の花の名所紹介

以上私の選んだ桃の花ベストです・・・・あんずの里は桃の花とほぼ同時に咲いていますので追加しています!

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