佐野市出流ヶ原 と磯山弁財天

出流原弁天池 と赤見温泉

★20180115: 全国でも宝くじ一億円が当たるという神社があるという・・・TVで放映されました。

ここ出流ヶ原には、あの有名な出流山満願寺があるが、ここからそう遠くないやや、西よりの地域に「出流ヶ原」と言うところがあって、ここはどちらかというと閑静なところである。 田沼の街道筋から足利に抜けるとき、右側に注意してみると赤いお堂が見えてくる。 これが、磯山弁財天であり、その下に、出流原弁天池がある。 ここは、パワースポットそしても評判が高いので、ご利益は大きいはずです。 また、あまり知られていない、銭洗の場所もあるので、銭を洗い清めて、祈願してみてはいかがだろうか・・・★栃木県の銭洗などの祈願の神社など 「久下田の白蛇弁財天」 「真岡の大前神社」 「那珂川町の栃木県と茨城県佐賀にあるフクロウ神社である鷲子山上神社」・・・・この3箇所のパワースポットをめぐり、宝くじを購入すると、効果抜群とか・・・

意外と奥まった場所にあるため、こうした場所があることを知らないで通過してしまう人も多い場所なのです。 現在では、北関東自動車道路の佐野田沼ICの次の、出流原PAの下が、ほぼこの弁天沼のある場所となります。 しかし残念ながらパーキングからは降りてゆくことはできません・・・「神社一覧」 「花の神社仏閣」 「笠間稲荷」 「金運神社栃木

磯山弁財天

田沼から足利に行く街道筋から見ると、上のような赤いお堂が見えてきます。 よく見ないとわからないかもしれませんが、道路標識では、赤見温泉経ゆく道路標識があるだけです。 この一体は、出流ケ原と呼ばれている地域です。 そういうところから、出流が原弁天様という名称で呼ばれています。 この磯山弁財天と出流原弁天池は、実は開設から1000年以上も続く名所であり、平安時代の武将藤原秀郷が開いたともいわれているれ歴史的な場所なのです。

この出流原弁天池の隣にある磯山弁財天は、日本の神社建築でも大変珍しい懸造りといわれる独特の神社建築で作られており、岩山の上に境内があります。 佐野平野を一望できることや、釘を使わないその独自の工法から京都の清水寺の作り友いわれており、、出流原弁天池とともに佐野の隠れた名所として有名な場所なのです。

奥ゆかしい建物の全景

出流ヶ原弁天「の周辺参考地図


☆参考: 東京TVで、20150815日、昨日この出流が原の名水が紹介されました・・・栃木県のU字工事 が出演して、関東の名水をめぐる旅でした! このページではこの名水と赤見温泉を紹介しています・・・「関東甲信をぐるり 日本の名水百選&涼スポットを探す旅」と題するもので、番組厳選の「関東&甲信エリアの名水百選」を探し出し、名水に因んだ涼しい体験をする旅。それぞれの名水百選には、名水を求めて連日人々がポリタンクやペットボトルを手・・・

【関東&甲信エリアの名水百選】候補


▼東京・国分寺:市民の憩いの場となっている湧水の遊歩道
▼東京・青梅市:御岳渓流
▼埼玉:日本の原風景の思わせる水風景
▼栃木&群馬:まるでアニメの世界のような苔むす神秘的空間
▼山梨:世界遺産 富士山を望む人気の忍野八海や南アルプスを源流とするエメラルドグリーンの水を眺めながらの滝巡り。
▼長野:安曇野わさび田湧水群?

等でした!★参考ページ「佐野市周辺」「栃木県」「湯治場一覧


過去の記述・参考:高速道路ができる前: 

 よく気をつけないと見えないかもしれないが、此の地は、最近では、北関東自動車道路のパーキングができていると目と鼻の先なのである。 一時は、此の「赤見温泉」の場所から砂利トラが多く移動していたがその姿ももう見ることはできない・・・・そして、国道を通過するときに、注意してみていると、山麓に赤い小さな建物が見えると思う。 私も、もう30年以前にもなるが、ここを訪れた事があったのだ・・・・ そのころと、現在の周辺の状況を比べると、本当に様変わりしていることに気づき、驚きの目を見張ったのである・・・・

奉納旗・・・七福神として祀られている

と言うのも、磯山弁財天が綺麗になったことと、周辺の温泉地が優雅になったことである。 昔からある出流ヶ原弁天池は、今も、なお、なみなみと沢山の清い透明な地下水を湧出ており、いわば冨士山の周辺の水源と同じような環境を思いおこさせるのである。

本当に綺麗なところである。 ここは、これからが、紅葉の絶好の場所であり、多分、多くの観光客が来ることと思われる。 ★近くの観光、神社仏閣: 「佐野厄よけ大師


宇都宮方面から都賀、葛生を通り足利方面に行くと、もうそこは、前方に足利が目前となる場所である。 前方にゴルフ場がある、大きな山並みがあらわれる・・・・その手前に赤見温泉、出流ヶ原の標識があるのは、誰もが一度は見ているものと思う!

その交差点を山側(北に)はいると、直ぐ民家の間から、このような弁財天の美しい建物が見とれるのである。 往年は、ここは、かなり荒らされており、ここで子供達が、かくれんぼなどして興じていたことがあった。 しかし、今は違う!! 建物の色なども朱色に変えられて、素晴らしい観光資源に育っていたのである。 素晴らしい佐野の名勝地である。

ここに到着すると、下にはこの磯山弁財天の地蔵尊が美しいたたずまい、そして、出迎えてくれるのである。 私の訪れた時には、イチョウが素晴らしく、美しくその裏に、この山腹に、赤い建物が見えるという、本当に美しい構成であった。 この紅葉は、10日ぐらい後が丁度いいのではないかと推察された。

 ここは、場所の名称が示すように赤見温泉と呼ばれる地域・・・

佐野市街地から北西約6kmの位置にあり、古生層石灰岩の割れ目から清水が湧きだし、浅く澄んだ水中を鯉が悠々と泳いでいます。とても厚い土の層をフィルターとして濾過された水は、水温は年間を通し約16℃をほぼ保ち、豊かな水量を誇っています。

このように静かなたたずまいの中に、温泉街があって、そこを通る人たちが何ともいえない風情を残していたのである。 何でこんなにいい雰囲気がここに宿るのか、分からないが、それは多分この地から、湧き出す素晴らしい、地下水とこ、また、こにおられる弁財天への厚い信仰があってのことと思われた・・・・・ 本当にいい雰囲気が醸成されているのだ!

 この弁財天は結構山の中腹にあるため、老年者のための配慮として、この赤い門をくぐった直ぐ側に、案内がありその上まで行けない人のためのお参りには、ここですませることが出来る旨、説明が記してあった。 それにしても、この弁財天の御門は、素晴らしく良くできているのには驚かされた。

 こんなにおみくじが引かれており、願結びと書かれていた!本当に多くの信者が、ここを訪れている、隠れた名所となっていたのである。
 また、この右側の写真は、上まで登って、外側に出たところの写真であるが、ここから見た関東平野の眺望は、結構素晴らしいものであった。

そして、ここの造りは、清水の舞台のような柱が建っていた・・・・ 栃木のあじさい寺からの眺めに匹敵するような、美しい眺望がきくところであった。 それにしても街道筋から見た時には、それほどの高さは、感じられなかったが、いざ此の弁財天に登って下界を見てみるとかなり高い場所にあることが伺われるのである・・・

ここにはこの他、白蛇が祭ってありいたるところに笹の陰から首を出しているのがわかる!守り神とのことである・・・・それにしても多くのみくじが惹かれているのを見てもその新人の厚さがよく分かる・・・・やはり名水の地という土地柄がこの弁天様にも反映されているのであろう・・・

この日は、少しガスが多くはっきり見えなかったのが残念であったが、右の写真にあるように、そこここの、地元の皆に愛されている弁財天で、その生活も、それに結びついていることを十分に、くみ取れるに足るものであった。 紅葉と赤い橋そして老夫婦の語らいなど、何を見ても相応の似合いの風景、そのものであった!

 ここの神は白蛇がまつられており、至る所に、このような蛇が祀られていた、素晴らしい景観である。 また、右は、老舗旅館の脇から入る、池と釣り堀、そして美しい庭園風景である・・・・私も時を忘れて朝の一時を、ここで十分に過ごさせて頂いた。

 

紅葉は楓から始まり、ほかの木々にも移りゆくのも、もう間近であった・・・この名水のお持ち帰りができます。 この時期は秋の時期で素晴らしい紅葉が楽しめたときです・・・

【水のお持ち帰り】
水の持ち帰りについては、ホテル一乃館、または福寿荘売店にてお尋ね下さい。 ホテル一乃館の玄関前には、この名水がコンコンと湧き出しているので誰でも飲むことができます。 
ホテル一乃館
佐野市出流原町1262
0283-25-0228

福寿荘売店
佐野市出流原町1264
0283-25-0410

 ツワブキの花が、ほぼ満開で美しく咲き乱れ、陽光を遮る早朝の霧は、遠くの民家と美しい水辺の風景を、包み込み、何か恍惚としたムードに、皆を誘う雰囲気が感じられた!

 ここは隠れた、美しい風景のある素晴らしいところでした! 皆様にお奨めします!

赤見温泉と水の町紹介は、こちらから! 粟野そば街道 仙波そば紹介 出流山満願寺とそば処

「県内立寄り温泉一覧」   「湯治場一覧」 |「大王わさび園

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参考:周辺の案内

     ここで、周辺の探索の参考にめぼしいところを紹介しておきましょう! 実は、この地域には、201003月には、岩舟インターチェーンジからこの地に至る北関のインターが出来るのです。 そのため、今後は佐野まで行かなくともこの地域に直接アクセスできるようになるので、この 「どっまんなかたぬま」 へは勿論のこと、足利へのアクセスが素晴らしく良くなるのです! 

では、周辺の探索ですが、何を見るかによっても異なりますが、主に観光を目的として見てみましょう・・・・

1) いちごかり・・・・・・これは説明する必要もないでしょうが、直ぐ隣がイチゴ狩りの出来る農家の施設が駐車場の場所にあるのです。

2) 佐野プレミアムアウトレット・・・・・ここは、この場所から大通りを南下して行けば直接20分程度で行ける広大なアウトレットです。 これも特別説明の必要はないでしょう・・・・

3) 宇津野洞窟・・・・これは、無料で見ることの出来る鍾乳洞の施設です。 葛生にある施設であり、本当に無料で見れる場所はそうないでしょう・・・・そして、もう一つ見忘れてはならないのが、学術的にも素晴らしい、葛生化石館です。 これも無料で見ることが出来る石の「博物館」です。 石といってもなんまん象まで展示しているので、おどろかされます・・・・因みに有名な博物館へ展示品を貸し出しているようです・・・・それほど展示品には、自身があるわけです。

4) ソバ好きの方々が通う「出流満願寺周辺」と仙波ソバ・・・・これまた、超有名でどちらを紹介して良いやら分かりませんが、社寺とソバと言うならば勿論、出流満願寺でしょう。 そして片田舎のソバと言えば、それは「仙波ソバ」と言うことになるでしょう・・・・

5) 一方、湧水の里、赤見温泉周辺も素晴らしい風光明媚なところです。 綺麗な名水がわき出ていて、日本名水百選に選定されている場所がこの近くにあるのです。 弁財天もあります。

6) 花が好きという方々には、東にそびえる「みかも山」がお勧めでしょう! また、歴史を感じるならば、「佐野の唐沢城址」と言う手もあります。

7) もっと、古風な田舎田園風景で花を楽しむコースもあります・・・それが「星野の里」です。

8) また、せっかくこの地まで来たのだから「厄をはらって帰りたいという方」には、「佐野の厄除け太師」 が有ります。

     以上、色々紹介しておきましたが、あまりにも沢山の施設があるので、お楽しみは各人各様にと言うことになるのでしょう! 足利もここからならば30分程度で行けるので歴史探索も楽しめることでしょう・・・・ 

佐野周辺地図

 

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