アルプスの見える村

アルプス展望地

 長野県に行くと中央アルプス展望地という場所が、随所に見られる・・・・特に、ここ大岡村は、その’アルプス展望’の地と言うことで観光売り出しを行っている所でもあるのだ。 私もこういうところを旅することが好きなのである。 しかし、遠くから、せっかく行っても天候の具合とか、季節によっては、全然山を見ても感動を覚えないときもあるのだ! どちらかというと私は、個人的ではあるが、雪のある12月頃から2月頃までが、なんと言っても、一番雪が多く、好きなのでである。 後は、また春の花咲く4月終わり頃が、何とも言えない好みのシーズンなのである。 今日は、このアルプスの山々を見ゆったりと見て、鑑賞したいと、思うのである。 雪のあるアルプス! 関東に住んでいる限り、この地を訪れる事は、何とも胸躍る感覚に浸れる場所なのである。  アルプスを見る上高地
  特別素晴らしい「大王わさび園」                ・雪山で素晴らしい秘境 「戸隠山の雪山風景

 

雪のアルプスの見える村

 山登りの好きな人は、山頂から相手側の山並みを見て、驚嘆しそれを写真に納めるであろう・・・・私は、山の裾のからの写真を撮りながら、その美しい山の形に喜びを感じるのである。 しかし上の写真を見て頂きたい・・・ このように雪が、沢山降っている時期は、タイミング的に少ないものなのである。 そして天気はどうか、と言えば、山が見える時期、時間は、本当に限られてしまうのである。 従ってこれは、大きな’賭け’である事には違いないのである。 長き時間ををかけ乍ら、やっとここに到着して安堵感をえるためには相手の山が見えなくてはならないのである。 ここは長野県でも、有数のアルプス展望地である’大岡村’からの眺めである。 この大岡村の役場近くに行くに、従い雪は深くなって、山も見づらくなってしまい、この周辺とは打って皮って、それはゝ、寒い雰囲気となる場所なのである。 これは、この辺がどちらかというと南に面しており、役場はどちらかというと、鬼無里側に近い、山側になるからなのであろう・・。

 

爺ヶ岳と雪の民家

 先ずは、この風景を見て頂きたい! 遙か彼方にある右側の中央が大町市から真ん前に見える爺ヶ岳である。 独特の槍が2本見えるごつごつした山容は、何とも美しくもあり、誰もが一度見ると忘れることが出来ない山なのである。 ここから、日本海側の富山側に抜けられるのである。 手前の山並みが、村の屋根の残雪とうまくマッチして、原風景は、それは々綺麗なのである・・・・写真では、そのワイドさが、表現できないので各自、それを補って見て頂きたいのである。

 

アルプス展望長野の雪道

 この辺は、雪が降ると直ぐに除雪が行われて、このように道はすっかり雪が、溶けてしまうのである。 しかし、いったん、日陰にでも入ろうものなら、その雪は根雪となって残ってしまうのである。 故にドライブには細心の注意が必要となるのである。

 

常念岳と積雪の冬情景

 やや陽が、西に傾いてしまったが、まだまだここから、目で見る限り鑑賞は十分に出来る状態(時間的に)である。 この山は、あまりにも有名な、常念岳である。 この山は豊科地域から見ると、素晴らしく民家とマッチして見える美しい山である。 あの裏に、今、少し雲が見えてきているのだ!・・・・これは今日は夕方までは、山は見られないであろう・・・と言うのもガスが、かゝりだしたからである

 

大岡村からのアルプス展望

 いくら見ていても飽きることのない美しいアルプス風景、朝方が、いや、午前中が総ての勝負時なのである。 手前の田畑には、何か有刺鉄線が、張り巡らされており、電気を通電しているようだった・・・・この辺も動物たちの荒らしが始まっているのであろう。

 

美しい冬の山並み曇り来る山並み

ご覧のように見ている中に、山間からガスが吹き上げてきて、明日の天気は、余り良くないことを、知らせてくれているのだった!

アルプスと手前の山の対比

手前が、何か獲物用の、有線電機ショック設備であるようだ。 雪の中には獣の足跡など一切無く綺麗に、雪の面を見ることが出来た。

山と雪の造形美

木々の芽はよく見ると大きくふくらみ来る年の、春に対しての芽吹きが、既に感じられた・・・・・何より証拠には、木の芽が陽光を受けて美しく紫黄色、赤色などに輝いているのだ!

既に緑が多い山肌と雪

山は、木々の緑が美しく映え、山間に根付く雪の帯は、綺麗に整頓されており、波打って心地よいリズムを刻んでいるのである! 春はもう近いのかも知れなかった! 山間郷愁、待春の村風景!

今なお寒い大岡村の周辺

では、最後に、今まで美しい風景ばかりを見て頂いたので、最後に雪国の厳しさを紹介して終わりとしましょう。 これが大岡村の役場のある近辺である。 既に、陽が傾いたように見えるが、決してそうでは無く、雪国独特の雲が、かかると、このような風景が、日々現れ、それが生活の一端なのである。

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